「環境(Environment)」「社会(Social)」「(企業)統治(Governance)」の頭文字を取った「ESG」の観点を投資に反映させることが、世界的に流行しているという記事が、日本経済新聞に掲載されていた。では、投資家は資産運用にこのESGを持ち込むべきなのか。筆者の見解をお伝えしよう。(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員 山崎 元) 運用成績は劣る 「ESG重視で選ぶ投信」 書きながら筆者も困ったのだろうと推察される記事を見つけた。1月11日(土)の「日本経済新聞」(19面)に「ESG重視で選ぶ投信」という記事があった。ESGとはそれぞれ「環境(Environment)」「社会(Social)」「(企業)統治(Governance)」の頭文字を取ったもので、記事の趣旨はこれらの観点を投資に反映させることが、世界的に流行しているというものだった。 ところが、日経の記事を

