江戸川の河口でカキ殻を回収する中国人たち 2022年7月19日、東京新聞にあるニュースが掲載された。まずは「市川・江戸川河口のカキ殻大量投棄 関東在住の中国人有志が回収に汗」と題された記事の冒頭部を引用しておこう。 「中国人の良くないイメージを吹き払いたい」——。千葉県市川市の江戸川河口部で、食用にカキ採りをする中国人らが河川敷に大量のカキ殻を捨てて問題化していることから、東京都内などに住む中国人が、カキ殻の回収作業を始めた。近く任意団体をつくり、地元の市民団体などと一帯の環境美化につなげたいとしている。 同胞の社会問題に対して、在日中国人自身が自浄作用を発揮してボランティアをおこなった。実に「いい話」である。そこで私はこのニュースをなにげなくツイートした。すると、活動の当事者を名乗るアカウントから「それは違う」とわざわざメッセージが来た。しかも、以前に別の取材(とあるデモ現場)で連絡先を
これはこの研究の著者が、さまざまな高齢国をシミュレーションしてくれたグラフです。灰色のラインが免疫持続期間が3ヶ月の場合です。 赤で囲ってあるのが日本ですが、ここで分析している国々の中で最も多い死亡者数になっています。 日本は超高齢国として知られていますが、極めて厳しい状態です。しかもこの状況がずっと持続する。 エンデミック化した時の介護の現場がどうなるだろうと想像してみて下さい。コンスタントにクラスターが発生するでしょうし、その機会に利用者の人たちにお迎えが来てしまうでしょう。そういうことを繰り返さざるを得ない社会が来ます。 ハイリスクの場とは言え、面会の制限など極端に厳しい感染予防もどこかで諦められると思います。社会としてコロナを皆さんで受け入れることになるので、感染頻度もこれまでよりも高くなります。 命を守りながら進むこともできる——しかし日本では高齢者は予防接種率が非常に高いです。
米国では最近、ハイボールやマティーニ、ネグローニなどに焼酎を使うバーが増えている。そうとは知らずに、それらのカクテルを味わっていた人たちもいるかもしれない。 日本では、焼酎は日本酒より多く飲まれている酒だ。2020年に消費されたアルコール飲料に占める焼酎の割合は、金額ベースで15.4%。一方、日本酒は4%だった。ただ、輸出量となると、日本酒が焼酎を大幅に上回る。 日本酒は世界的に人気の高い酒となっており、2021年の輸出額は約2億9500万ドル(約397億円)。過去最高を記録した。焼酎の輸出額は、およそ1300万ドルだ。焼酎が輸出量で日本酒に大きく差を付けられているのは、なぜだろうか? その大きな理由の一つが、ニューヨークの州法だ。焼酎にとって大きな潜在市場である同州で酒類を販売するには、アルコール飲料管理法(ABC法)で定められる「ソフトリカー」または「ハードリカー」としての販売免許を取
北海道の長万部町にある神社の敷地内の林で水柱が噴き上がってから19日で11日がたちました。水の勢いは衰える様子がなく、騒音や、砂のようなものを含んだ水しぶきなどによる生活への影響が出ています。 水柱が上がっているのは長万部町の飯生神社の敷地にある林で、今月8日の夕方ごろ突然噴き上がりました。 水は周りの木々よりも高い30メートルほどの高さまで、ごう音とともに絶えず噴き上がっていて、近くに住む人からは騒音で眠れないという声が出ているほか、砂のようなものが混じった水が風に乗って流れてくるなど影響が出ています。 近くに住む70代の男性は「車が汚れたり、洗濯物が外に干せなかったり、正直迷惑していて、もう止まってほしいです」と話していました。 このほか、水柱を見ようとする人が連日車で訪れていて住宅街に路上駐車をする人が増えていて、道路の見通しが悪くなっています。 町は町内のファミリースポーツセンター
4年ぶりに来日した米Microsoft創業者のビル・ゲイツ氏は8月19日、日本が主催する「TICAD8」(アフリカ開発会議)に向けたプレイベントの中で、豊田通商やNECなど国内11社から取り組みの紹介を受けた。新興国支援を続けるビル・ゲイツ氏は各企業の取り組みに賛同するとともに、「グローバルヘルス」(健康的な生活の世界的な実現)の重要性を訴えた。 ビル・ゲイツ氏は、新興国を中心に世界の貧困や病気などの解決を目指し、妻のメリンダ氏とともに「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」を2000年に設立。世界最大の慈善基金団体であり、グローバルヘルスは同財団が掲げる目標の一つでもある。SDGsの活動の一環として日本にはたびたび訪れており、今回はコロナ前の2018年以来の来日となる。 ゲイツ氏は「我々のグローバルヘルスが意味するところは、世界中の子どもたちが健康な生活を送るチャンスを得られるよう支援すること。そ
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