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ブックマーク / www.nippon.com (6)

  • 米中の駆け引きが鍵に——2024年台湾総統選の注目ポイント

    台湾では4年に1度、直接選挙で総統選が実施される。総統とは、台湾を統治する中華民国の元首であり、陸海空軍を統率する最高権力者である。選挙は、台湾中国とは異なる存在であることを証明する場で、毎回大きな注目を集める。2024年の台湾総統選の注目ポイントを解説する。 1996年、台湾の民主化の集大成として直接選挙方式が導入された。これまで7回の選挙は、国民党の李登輝、民進党の陳水扁(2回)、国民党の馬英九(2回)、民進党の蔡英文(2回)と2大政党で分け合ってきた。8回目は2024年1月13日に予定されている。 台湾の有権者は選挙に対する関心が高く、過去7回の投票率の平均は75.8%である。選挙集会に参加したり選挙を話題にしたりする人の比率は日よりはるかに高く、盛り上がりのようすは海外でも知られている。 現状維持派は「台湾」の色がついた中間派 他の民主主義国と同じように、候補の立場、政策、魅力

    米中の駆け引きが鍵に——2024年台湾総統選の注目ポイント
    sudo_vi
    sudo_vi 2023/05/20
  • 日経台湾特集の何が問題だったのか?:現地で反発招いた報道の落とし穴

    ことし3月、台湾の総統府、防衛・外交当局までが反発する事態になった日経済新聞のシリーズ記事「台湾、知られざる素顔」。何が問題となったのかを分析する。 「日経済新聞」が2月28日から4日連続で掲載した特集「台湾、知られざる素顔」特集が台湾で大きな反発を引き起こした。特に問題となったのは、台湾の軍について取材した第1回目である。あまりの抗議に、日経済新聞社は3月7日の紙面で「混乱を招いたことは遺憾です。公平性に配慮した報道に努めて参ります」という「お知らせ」を掲載、事実上の謝罪と受け止められた。 日人が陥りやすい落とし穴 長年台湾政治を研究してきた者として、日経の特集には、台湾に関心がある日人が陥りやすい落とし穴にはまった印象がある。それは、①特定の人の意見を聞いて「台湾全体がこうです」と描いてしまう傾向、②台湾が抱える問題を「省人と外省人」という属性で解釈してしまう傾向、③「台湾

    日経台湾特集の何が問題だったのか?:現地で反発招いた報道の落とし穴
    sudo_vi
    sudo_vi 2023/05/20
  • レゲエ界に革命を起こしたリズム「スレンテン」は日本人女性が生み出した:カシオ開発者・奥田広子さん

    80年代半ば、レゲエ音楽にデジタル革命をもたらし、“モンスター・リディム”と称される「スレンテン」。その誕生の裏側には、カシオ計算機(社:東京都渋谷区)の電子キーボードと新卒の女性開発者の存在があった。スレンテンのルーツ・奥田広子さんが、初めてベールを脱ぐ。 スレンテンのルーツはカシオトーンの音源 ジャマイカのシンガー、ウェイン・スミスの『Under Mi Sleng Teng(アンダ・ミ・スレンテン)』は、レゲエの世界に革命をもたらしたと言われる。友人のノエル・デイヴィーと2人で、カシオの電子キーボードを使って作曲したダンスホール・レゲエだ。1985年に大ヒットすると、デジタル音の心地よく、常習性のあるリズムは、またたく間に世界中に広がっていく。 レゲエでは、ドラムとベースのリズム体を「リディム」や「バージョン」、「オケ」などと呼び、これを繰り返すことで曲に鼓動を生む。同じリディムで複

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    sudo_vi 2022/02/02
  • 蓮舫「二重国籍」問題に見る在日台湾人のジレンマ

    2016年8月、民進党(日)の代表選を控えた蓮舫氏が日台湾中華民国)の「二重国籍」状態にあるとの疑惑が浮上し、日のネット空間をにぎわせた。その後、9月に入って、蓮舫氏は「台湾籍が残っていた」ことを明らかにし、「台湾籍」の離脱手続きを進めた上で、日国籍の選択宣言をしたと表明した。しかし、ネット上では蓮舫氏に対する批判が止むことはなかった。今年7月に入り、蓮舫氏は日国籍の選択を宣言したことを証明するため、自身の戸籍謄を公開した。だが、かえって「外国籍の親を持つ人々にとってあしき前例になる」といった声も上がることとなった。 そもそも、日台湾の「二重国籍」はどうして生じてしまうのだろうか。蓮舫氏の「二重国籍」問題からは、台湾人がかつて「日人」であったことや、1972年の日台断交で在日の中華民国国籍保持者が自身の去就に迷ったことなどの歴史的経緯が透けて見えてくる。それにもかかわ

    蓮舫「二重国籍」問題に見る在日台湾人のジレンマ
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    sudo_vi 2017/09/09
  • 日本のウェブメディア「ステルスマーケティング」事情

    普通の記事の体裁をとっているが、実は特定商品の広告という「ステルスマーケティング」がネット上を横行している。情報メディアの主流となりながら、コンテンツの作り手が十分な収益を上げるビジネスモデルが容易に成立しないネット世界の日陰の部分を分析する。 ますますウェブ広告が敬遠される時代ユーザーは広告が嫌いだ。 水道橋博士インタビュー 家庭を持つと芸人は駄目になる? 15年2月。私がCINRA.netというウェブメディアのステルスマーケティングを指摘したら、その会社は自社ブログで「ステマの何が悪い」と一度は開き直ったあと、さすがに問題に気づいたのか、これからはやめます宣言をし、過去のステマについては修正すると話していた。そこから3カ月ほど経って、少しは良くなっているのかなと見物にいったらタレントのインタビューの途中に突然出てくる「サントリー『伊右衛門 特茶』」はいまなお「PR」とも付記されず、今日

    日本のウェブメディア「ステルスマーケティング」事情
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    sudo_vi 2015/10/15
  • 日本にはなぜラブホテルがあるの?

    ラブホテルは日が生んだ文化——。そう語るのは、大学時代からラブホテルをテーマに選び社会学的なアプローチで研究してきた金益見さん。この特異な性愛空間の変遷について話してもらった。 金益見 KIM Ikkyon 神戸学院大学講師。1979年大阪府生まれ、在日コリアン3世。神戸学院大学大学院人間文化学研究科地域文化論専攻博士後期課程修了。著書に『ラブホテル進化論』(文藝春秋、2008年、<第18回橋峰雄賞受賞>)、『サブカルで読むセクシュアリティ――欲望を加速させる装置と流通』(共著、青弓社、2012年)、『性愛空間の文化史――「連れ込み宿」から「ラブホテル」まで』(ミネルヴァ書房、2012年)ほか。 ラブホテルは「日文化」 (提供:金益見) 和製英語が世界に広まった例はあまりないが、その数少ないひとつが「ラブホテル」。海外のメディアが日特有の空間として、繰り返し面白おかしく取り上げて

    日本にはなぜラブホテルがあるの?
    sudo_vi
    sudo_vi 2013/04/02
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