日本将棋連盟は7日、都内で通常棋士総会を開催した。 年度に1回、連盟正会員(四段以上の現役・引退棋士全員、女流四段以上かタイトル獲得経験のある女流棋士)が集い、重要事項を決議する通常総会。豊島将之3冠(29)=名人、王位、棋聖=、渡辺明2冠(35)=棋王、王将=、広瀬章人竜王(32)、永瀬拓矢叡王(26)、斎藤慎太郎王座(26)の全タイトルホルダー、さらに羽生善治九段(48)、里見香奈女流名人(27)=女流王座、女流王将、倉敷藤花=ら計180人以上(委任状含む)の会員が出席した。 今回の総会では、4月の予備選で選出された新常務理事を正式に承認。森下卓九段(52)、清水市代女流六段(50)、佐藤康光九段(49)、鈴木大介九段(44)、西尾明七段(39)=以上東京所属=、脇謙二八段(58)、井上慶太九段(55)=以上関西所属=が正式に就任し、新体制が発足した。西尾七段が唯一の新任となる。 理事