今日は先週末当直の代休日ですが、色々と事務仕事が残っていて診療所に来ています。また夕方は家庭医療学会出席のため東京に行きます。そんな中、北海道新聞の朝刊を読んでびっくりしました。 知床の羅臼にある町立病院が本年度内に無床診療所にするということです。羅臼というとかなり近隣の町から離れていると思うので、無床にして、救急もすべてやめるということは相当思い切った決断のはずです。地図で見ると隣の標津まで60キロくらい、さらにその先の少し大きな病院のある中標津まで20キロくらいありそう。今までも重症者は釧路に運んでいたのでしょうが、120キロはありそうです。17年度の公営企業年鑑では、不良債務6億8000万円、一時借入金6億7000万円、不良債務比率120%ということで、道内でもかなり厳しい経営をされていた病院であることは間違いなく、ちょっとやそっとでは経営改善は望めません。でもこれはあくまで今までの