開業すると周術期と関連することはないのですが、この分野はβ遮断剤が主役のようで、日本ではどうなんでしょうか、米国では高リスクのひとはβ遮断剤をつかうべきとガイドラインで決まってますが、守っていないようです。 “Manganoらの報告で,β1選択性のアテノロールを術前~術後に使うことで、術後720日の生存率改善が得られたと述べている。こうした結果から欧米では,術前の評価で高リスクと判断された例には,β遮断薬を使用することが有用との認識が広まりつつある。近年,高リスク例には手術の約 3 週間前から経口β遮断薬を投与し,術中には血行動態をみて必要に応じてβ遮断薬を静注,術後はまた経口剤を使うという方法で,周術期の心臓合併症を予防できたという報告が多い。”といわれてます。 ただ、Guidelineに記載されているように、RCTは少ないようで、どちらかというとこれはconsensus-basedのよ