奈良県警の嘱託警察犬の審査会に初挑戦していたチワワの桃(メス、7歳)が19日、捜索救助の部で見事合格し、全国でもほとんど例のない「チワワのお巡りさん」が誕生することになった。12月10日に交付式が行われ、来年1年間が任期となる。 審査会に参加した70頭中32頭が足跡追及や臭気選別の部などで合格し、桃は捜索救助の部でシェパードやラブラドルレトリバーなど常連組と肩を並べた。 桃の指導を行っているドッグスクールの島田健司所長は「小さい子だけどしっかり者。今後の活躍を見守りたい」。県警鑑識課は「小型犬の特性を生かした活躍をしてほしい」と期待をかけている。