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ブックマーク / sorainutsushin.blog60.fc2.com (8)

  • 空犬通信 夏葉社の新刊『本屋図鑑』が7月に出ます

    やっと、正式に発表できることになりました。7月に出るの告知です。 『屋図鑑』 著者:得地直美/屋図鑑編集部 発行:夏葉社 判型・頁数:四六判・並製・240ページ・1色刷 予価:1,785円(体1700円) 発売:7月19日 ISBN:978-4-904816-09-7 C0095 ¥1700 昨年の夏に、東京・西荻窪のブックカフェ、beco cafeで開催したトークイベント(公開編集会議)で告知したです。その後、かなり細部が変わり、このようなになります。《「生活のなかにはいつも屋さんがある」というコンセプトで、日全国の、駅前の、商店街の、ショッピングモールの中の、島の、町の書店の魅力を紹介する》、それが『屋図鑑』です。 これまでも雑誌の書店特集では多くの書店が紹介されてきましたが、一部の有名店に偏ってしまうきらいがありました。もちろん、そうした有名店がすばらしい店である

  • 空犬通信 丸の内にできたセレクトショップ「マルノウチリーディングスタイル」を見てきました

    先週の金曜日は半日を(業の用事の)書店回りに費やし、あちこちの書店を回ってきました。丸善丸の内店に用事があったので、丸の内にできた話題の商業施設「KITTE」に寄り、4階に入ったセレクト系書店マルノウチリーディングスタイルをのぞいてきましたよ。 ↑KITTEの外観、建物全体と入り口あたり。平日午後ですが、春休み期間ということもあるんでしょうか、休日かと見紛う人出で、建物の周りではたくさんの人が、東京駅をバックに写真を撮ったり、KITTEの建物自体をパシャパシャやったりしていました。 館内も、大変な混雑ぶり。行列ができているなあ、と思ったら、なんとエスカレータに乗るためのものでした。何十分待ちなどという大げさなものではなく、ふつうに人は流れてはいましたが、館内を自由に行き来できないほどの混雑になっているのはびっくりしました。 ↑吹き抜けになったホールの様子。人の波を入れずに撮ったので、混

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    sugimo2 2013/04/02
    ”カフェと書店と雑貨・文具店が合わさったようなお店で、広さは店舗全体で150坪”
  • 空犬通信 とうに夜半を過ぎて……ありがとう、そして、さよなら、ブラッドベリ

    一時期、ほんとに大好きで、その作品は手当たり次第、片端から読みました。そして、ものすごく影響を受けました。「SF小説の巨匠、レイ・ブラッドベリ氏死去」(6/7 MSN産経ニュース)。 日の新聞の訃報はどれも似たような記事ですが、記事でふれられている業績や代表作、記事に添えられた写真などに微妙な違いもありますので、主要紙のほか、いくつか目に付いたものを、リストアップしておきます。 「SF作家のレイ・ブラッドベリさん死去 「火星年代記」」(6/7 朝日新聞)「作家レイ・ブラッドベリ氏が死去 米報道」(6/7 gooニュース)「「火星年代記」の米作家ブラッドベリさん死去」(6/7 読売新聞)「「SFの巨匠」ブラッドベリさん死去」(6/7 NHKニュース)「グッド・バイ、レイ・ブラッドベリ」(6/7 Tech Crunch) 国では記事の扱いもやはり大きいようですね。 「Ray Bradbur

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    sugimo2 2012/06/08
  • 空犬通信 ジュンク堂書店、CHIグループと経営統合……丸善&ジュンク、サイトリニューアル

    先週の吉っ読新年会@becoとそこで話したブックンロールのこととか、取り上げたい新刊のこととか、しばらく前にやっと観ることができた『キック・アス』(最高!)のこととか、書きたいことはいろいろたまってるんですが、今日はやはり、書店的には、これでしょうね。「丸善&ジュンク堂書店、共同の販売サイトにリニューアル」(2/1 新文化)、「丸善&ジュンク堂書店へのサイトリニューアルのお知らせ」(2/1 丸善&ジュンク堂書店)、「CHIグループ、ジュンク堂、雄松堂の子会社化完了」(2/1 文化通信 ニュース速報)。昨年、大型出店の嵐で業界に話題を提供しまくった書店の動きだけに、注目している方も多いことでしょう。 まずは新文化のほうを見てみます。《2月1日、ジュンク堂書店はCHIグループと経営統合し、丸善とグループ化。これを受けて「ネットストアHON」はジュンク堂と丸善の共同運営とし、同日付でリニューアル

  • 空犬通信 東京駅にできたブックエキスプレスの新店を見てきました

    午後、書店回り。気になっていた新店2軒をのぞいてきましたよ。まずは、BOOK EXPRESS東京駅京葉ストリート店から。これは、東京駅に日オープンしたエキナカ「京葉ストリート」内にできたBOOK EXPRESSの新店。先月閉店した東京南口店のリニューアルと考えていいでしょう。場所も、旧東京南口店の向かいあたりになります。 ↑京葉ストリート、オープンのお知らせポスター。 ↑京葉ストリートのガイド。中を開けて、ブックエキスプレスの部分を拡大したのが、右。 ただ、リニューアルと言っても、場所を移してちょっときれいになった、というレベルではなく、激変、まったくの新規店に生まれ変わったといっていい、変貌ぶりでした。 ↑人の流れが絶えないので、撮影が大変。左の写真で中央に見える、スリットの入ったデザインウォールの左右が入り口で、向こう側に雑誌の棚、手前はフェア棚。その左に見えるボックス状の棚はランキ

  • 空犬通信 『本の雑誌』、西村賢太氏のオールタイムベストテンにびっくり

    3連休の中日を、これ以上ないほどにぐうたらに過ごしている空犬です。金夜&土夜は、たまっていた録画映画やDVDを一気観、そして今日は読みさしや買ったままを傍らに積み上げ読書三昧で過ごしましたよ。 『の雑誌』、8月号の巻頭、「私のオールタイムベストテン」には西村賢太さんが登場。ご存じの通りの作風ですから、当然、そのリストは私小説作家たちの名で埋まるのかと思いきや、私小説はリストの半分。残り5冊は、探偵・推理関連の作品があがっていました。作風からは意外な感じを受けますね。 なにしろ昭和テイスト全開の書き手ですから、当然、今風のミステリーや、翻訳ものはあがっていません。リスト、残りの5作の作者としてあがっているのは、横溝正史、朝山蜻一(!)、大河内常平、大坪砂男(!)、大藪春彦。横溝はともかくとして、朝山蜻一と大坪砂男は意外ですよね。ぼくのような、ミステリーではなくて「探偵」が、それも古いの

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    sugimo2 2011/01/17
  • 空犬通信 MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店、開店初日の様子を見てきましたよ

    今日のニュースは、書店的には、やはりこれにつきます。「東急店に「丸善&ジュンク堂書店」-渋谷に大型書店復活」(シブヤ経済新聞)。「書店:「MARUZEN&ジュンク堂」渋谷店が開店」(9/2毎日新聞) 。 今日の暑さのなか、渋谷の坂をのぼって駆けつけるのはほとんど命がけって感じでしたが、でも、やっぱり初日の様子は見たかったので、行ってきましたよ、MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店に。いろいろな表記がされているようですが、一応これが正式表記のようですね。略称は「丸ジュン」で定着でしょうか。 ↑坂をのぼっていくと、こんなふうに入り口の上に大きな案内が。 お店は、1100坪。ジュンク堂の広大なフロアには慣れてるはずだし、ワンフロアで千坪と言えば難波店などもありますから、初めて見るわけじゃないけど、でも、こうして見るとやっぱり広いなあ。 店内の感じは、什器といい、レイアウトといい、完全にジュンク

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    sugimo2 2010/12/22
    ”フェアの選書リストに、何か1枚はさんである。と思ったら、これ、フェアの選書中に候補にあがりながら、「品切れ・絶版」のために入れられなかったという「絶版本リスト」” これはいい!行ってみたい!
  • 空犬通信 ポプラ社の百年文庫がすばらしい!

    発売前から話題になっていたポプラ社の百年文庫、とうとう発売になりましたね。 ↑朝日新聞に掲載された全5段広告。背で並べてもきれいですね。 ↑内容見(左)、注文書(右) これ、すごいなあ。まずなんといっても、内容がすばらしい。日海外の短篇を、和洋で分けることなく混ぜ混ぜでテーマ別に分けているところがgoodだし、名短篇を集めたといっても、必ずしも著者の代表作ではなくて、隠れた名作、他の版で手に入りにくい作が多く含まれている点も、よくある名作集的なアンソロジーには傷気味の、うるさ型の好きの心をもがっちりとらえそう。 装丁もいいよね。シンプルなカバーもいいし、カバーをとると体に安井寿磨子氏による木版画が出てくるのもいい。文組は上品で読みやすいし、スピン(しおりひも)の色を各巻変えているあたりの、こまかいこだわりもいいぞ。 とてもすてきなシリーズだと思う。いいなあ、ほしいなあ、気にな

    sugimo2
    sugimo2 2010/10/23
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