ピボットテーブルは階層構造のデータを折り畳んだ組織図のようになっています。たとえば売上データであれば、全社の売上が一番上にあり、大分類、中分類、小分類と言うような形式の階層構造をイメージすることができます。要因分析や詳細状況分析などの場合、組織図のようなツリー構造を上から展開して降りていくことを「ドリルダウン」と言います。上から項目を絞り詳細を掘り下げて原因や要因を明らかにしていく方法です。「ドリルアップ」はこれとは流れが反対で、トーナメントを駆け上がって行くタイプで大局分析などに使用されます。 行に担当、列に贈答種類の項目が配置されています。ここでは担当「宮田」の売上をドリルダウンで詳細状況を分析したいと思います。 操作方法 担当「宮田」のセルをダブルクリックします。「詳細データの表示」ダイアログボックスで「商品種別」を選択して「OK」をクリックします。 担当「宮田」の下に「商品種別」の