形態素解析ツールというと MeCab が有名だが、コレはライブラリをマシンにインストールし、Python・Ruby・Java・Perl・Node.js 言語などにバインディングするライブラリを導入することで使える。機能的には十分便利だが、導入手順や言語の制約があり、ライブラリのサイズも大きいので、ウェブアプリとして動かす時は若干やりづらいところもある。 そこで、MeCab 以外に形態素解析ツールがないか、中でも JavaScript 製だったりして、ブラウザオンリーで使えるようなライブラリがないか、探してみた。 tiny-segmenter kuromoji.js 軽さ優先なら tiny-segmenter・MeCab に近い品詞情報も知りたければ kuromoji.js tiny-segmenter 早速見つけたのは、TinySegmenter というライブラリ。JavaScript 製
はじめに JavaScriptで文字列を反転する10の方法を(無理矢理?)思いついたので、ちょっと簡単に紹介したい。また、それぞれについて、各ブラウザでパフォーマンスを測定してみたので、その結果も合わせて載せる。 文字列のStringオブジェクトには、部分切り出し(substring, slice)や置換(replace)、連結(concat)など豊富な機能があるのに、反転(reverse)機能はない。Arrayのreverseはあるのに、Stringのreverseがないのはどうしてなのだろうか。 各ブラウザとそのバージョンは以下の通り: Chrome Firefox Opera Safari IE 13.0.782.112 m 6.0 11.50 5.1(7534.50) 8.0.7600.16335 rev01: C言語的発想 空の配列を作って、そこに元の文字列の後ろから1文字つづ入
AltJs ってトランスパイルした後、テストを実行させる必要があるから・・、面倒くさいんだよね。なんか、あまり情報もないし、これだから AltJs は・・・と思うわけですが、やってみると案外大したことないもんです。 今回は、TypeScript のコードのユニットテスト、カバレッジを記していこうと思います。本記事のコードは以下のURLにあります。 https://github.com/Syati/typescript-sample/tree/master/011_test_sample Step 0: 事前準備 流れ ts でコードを書く トランスパイルする(js と map を出力) js をテストする map を利用してts カバレッジを測る ライブラリ npm install -g mocha istanbul remap-istanbul でそれぞれコマンドが利用できるようになりま
Googleが中心となって開発しているオープンソースのJavaScriptライブラリ「Angular」のイベント「ng-conf 2017」が、4月5日から3日間、米国ユタ州ソルトレイクシティで開催されました。 3日目の基調講演に登壇したGoogleのエンジニアディレクター Brad Green氏は、TypeScriptがGoogle社内の標準言語に採用されたことを明らかにしました。 この記事では公開されている動画から、基調講演のその部分を中心にダイジェストでまとめました。 2年掛かりでTypeScriptがGoogle社内の標準言語に Brad Green氏。Googleには社内の標準言語(Canonical Languages)としてC/C++、Java、JavaScript、Python、Goが設定されている。 なぜかというと、もし社内のプログラミング言語が15種類もあったら、プロジ
FiNCさん主催のFrontend Meetupというイベントで革命と秩序とSPAという発表をしてきた。 connpass.com 有志の方がまとめを書いてくださっているので、そちらもぜひ。 www.chirashiura.com qiita.com 僕の発表資料はこちら。 speakerdeck.com 主催のFiNCさん、ありがとうございました。 内容 フロントエンドのパラダイムシフトとfreeeの関わり方と、今のスタックであるReact + FluxUtils + Frowtypeについてのお話。 どちらかといえば後半のFlowtypeの適用についての方に力を入れてお話しした。 個人的な感覚もあるけど、Flowtypeはここ1年で大分扱いやすくなっている。当初はReactのAPIの型定義が揃っていなかったりしたけど、現状では型定義のないAPIは見当たらない。 意味のわからないエラーに
はじめに Wijmo(ウィジモ)は、グレープシティがHTML/JavaScript環境に向けて提供しているJavaScriptライブラリで、WebサイトやWebアプリケーションで活用できるUI部品を利用者に提供します。 2015年1月にWijmoの新版「Wijmo 5」が国内でも提供開始されました。Wijmo 5は従来のWijmo(Wijmo 3)との過去互換性や古いブラウザのサポートを切り捨てることで、より高速/軽量なライブラリになっています。 Wijmo 5の特徴として、JavaScriptライブラリ「AngularJS」の充実したサポートを挙げることができます。以前の記事で紹介したように従来のWijmoでもAngularJSを利用できましたが、Wijmo 3におけるAngularJSサポートがオプション的な位置づけだったのに対して、Wijmo 5はAngularJSで利用する方法をむ
最小限の設定のTDD手法を使い、「何をテストすべきか?」から、よくある落とし穴の避け方まで、Reactコンポーネントをテストする方法を学びましょう。 導入 まず、 React を触ったことがあり、更にはいくつかのテストも書いた経験があるとしましょう。それでも、コンポーネントをどうテストするのが最善なのか、よく分からないかもしれません。どこから始めるのでしょう。具体的には何をテストすればよいのでしょうか。 いくつかのReactコンポーネントは簡潔過ぎて、そもそもテストが必要なのかすらはっきりしません。 AngularからReactに乗り換えた 人なら、テストには愛憎のような思いがあるかもしれません。 確かに Angular にはテストを支援するツールがたくさんありますが、同時にテストを書くのが難しくなる可能性があります。冗長ながら省略できない定型コードが多々ある上、 $digest の呼び出
業務システムのUI構築に採用されるJavaScriptコントロール「Wijmo」。軽量で高性能な製品を提供しつづける舞台裏を開発者に聞く[PR] 業務アプリケーションの開発でWebとモバイルへの対応を進めようとするとき、大きな課題の1つとなるのが、Webやモバイルに合わせた優れたユーザーインターフェイスをどう構築するのか、でしょう。 デスクトップアプリケーションとして作り込まれてきた業務アプリケーションのユーザーインターフェイスを、Webブラウザ対応にし、しかもモバイルデバイスの小さな画面とタッチ対応へ再構築することは容易な作業ではありません。 HTML5/JavaScriptのユーザーインターフェイスコントロールである「Wijmo」(ウィジモ)は、こうした課題を解決できる機能を提供します。 Wijmoは、業務アプリケーションでよく使われるExcelライクなグリッドコントロール、オートコン
いまだにES5時代のJS書いてませんか? 今年6月に公開されたJavaScript仕様の超大型アップデート ES6 を紹介し、それによって変わるJSコーディングのベストプラクティスについて話します。 JavaScriptはWeb開発では必須のポピュラーな言語でありながら、その言語仕様は「クセ」が強いことで知られています。 関数スコープ、暗黙の型変換、プロトタイプ継承、ホイスティング、配列の「ような」オブジェクト、new、...etc そんなJavaScriptとの長年の格闘を経て、Effective JavaScript、JavaScript: The Good Partsといったベストプラクティスが生み出され、普及していきました。 ときは流れて、今年6月に待望の最新仕様ECMAScript 6が公開されました。 ES5から5年、大幅なアップデートとなるES6は、これまであったJavaSc
『るびま』は、Ruby に関する技術記事はもちろんのこと、Rubyist へのインタビューやエッセイ、その他をお届けするウェブ雑誌です。 Rubyist Magazine について 『Rubyist Magazine』、略して『るびま』は、Rubyist の Rubyist による、Rubyist とそうでない人のためのウェブ雑誌です。 最新号 Rubyist Magazine 0062 号 バックナンバー Rubyist Magazine 0062 号 Kaigi on Rails 特集号 RubyKaigi Takeout 2020 特集号 Rubyist Magazine 0061 号 Rubyist Magazine 0060 号 RubyKaigi 2019 直前特集号 Rubyist Magazine 0059 号 Rubyist Magazine 0058 号 RubyKai
React入門系の記事はもう結構出尽くしてる感ありますがせっかくなので私も。 今回はReact v0.13RC2を使って↓のアプリケーションを写経してみます。(Authorは私ではありません) 見ての通り、抵抗の値を計算するアプリケーションです。 Reactで書かれていたり、SVG使ってたり面白いソースですね。 ちなみに抵抗の色の仕様はこのようになってます。 抵抗のカラーコード はじめに React v0.13RC2を使う理由は現時点で最新版ということと、v0.13.0beta1でES6のclass構文が使えるようになったからです。 jsfiddleのソースは1ファイルにまとめて書かれていますが、これを1コンポーネント1ファイルに分割して書いてみます。 React(JSX)のビルドにはBabelが使えるので、前回作ったスケルトンの上に作っていきます。 設計 jsfiddleのJSソースの一
TypeScriptを使ってECMAScript 2015時代のJavaScriptを先取りしよう! わかめまさひろ(株式会社トップゲート) わかめです。これから、TypeScriptを使ってECMAScript 2015スタイルのコードを書く方法を紹介します。連載の初回となる本稿では、ECMAScript 2015やTypeScriptの魅力について、TypeScript用エディタの案内をしていきます。 TypeScriptとは? TypeScriptはMicrosoft社が開発しているAltJSの1つです。AltJSとは、ある言語Xから、JavaScriptへと変換(トランスパイル)して使う言語の総称です。Typeという名の通り、JavaScriptの世界に静的な型付けを持込み、JavaやC#のようにコンパイル時に整合性のチェックを行うことができるようにしたものです。 見事チェックにパ
HTML5や、次々と台頭するJavaScriptフレームワークにみられるように、現在のフロントエンドは異常なほど動きがあります。 常にキャッチアップしていないと、いつのまにかOLDな技術を使い続けることになります。実際に今回記事にしてみて、ちょっとつらくなりました。。 しかし、フロントエンドエンジニアとしてコードを書いていて(最近は主にJavaScript)、そのおもしろさに日々驚いています。 そこで今回は、ここ数年~2015年のフロントエンド界隈で一度は流行った技術、今後の動向などをまとめました。タイトルにモダンとありますが、その辺は適当です。ぜひ一度整理してみてください。 目次 Javascriptフレームワーク React.js Angular.js Angular.js 2.0 Backbone.js Vue.js Mithril.js Aurelia.js Knockout.js
JavaScriptの文法チェッカーで、コマンドラインから利用する以外にもSublime TextやVim、Emacs、TextMateなどのエディタや、Eclipse、IntelliJ IDEA、Android Studioなどさまざまな開発環境へも統合できるESLintが、最新バージョンとなる「ESLint 0.20」をリリースしました。 ESLintの特長はチェックルールをプラグインにしているところで、標準に組み込まれているルールに、独自のルールを組み込むことができます。 ESLint 0.20ではあらかじめ組み込まれているルールが、次期JavaScript仕様となる予定のECMAScript 6にアップデートされています。下記は発表文から引用。 We're still getting a fair number of bug reports related to specific
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