僕が所属している研究室では、これまでファイル共有サーバとしてWindowsマシンを常時起動していましたが、明らかにエコでないのと、マシンのHDDが破損した際のダメージが大きいため、RAIDにより複数のHDDを用いてデータを冗長化できるネットワーク接続ストレージ(NAS)を探していました。また、十年近く前からあまりメンテされていないメールサーバが動いており、こちらも代替品が必要でした。 最近はファイル共有だけでなくWebサーバやメディアサーバなどとしても使える高性能なNASが多いのですが、とくにAtomプロセッサを積んだNASというのに興味を惹かれ、研究室でQNAP(キューナップ) ターボNAS 黒 TS-239Proを購入してもらいました。HDDはついていないので、1.5TB SATA HDDを2台、RAID1で冗長化して搭載しました。 QNAP製のNASはおおむねどれもRAM上で組み込み