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ブックマーク / yosuke-furukawa.hatenablog.com (21)

  • Node.js における設計ミス By Ryan Dahl - from scratch

    Ryan Dahl は Node.js の original author ですが、彼の作ったプロダクト deno に関するトークが jsconf.eu 2018 でありました。 Node.js にずっと関わってきた僕が見て非常に興奮するような話だったので、しばらくぶりにブログに書き起こすことにしました。 背景 Ryan Dahl は2009年に Node.js の話を初めて公の場に公開しました。その時の「公の場」というのが「jsconf.eu 2009」です。 www.youtube.com Video: Node.js by Ryan Dahl - JSConf.eu - 2009 この発表から Node.js が広まり、今やサーバのみならず、IoTデバイス、デスクトップアプリなど、様々なところで動作しています。 で、今回はその発表から9年の歳月が経過し、Node.jsに対しての設計不

    Node.js における設計ミス By Ryan Dahl - from scratch
  • Node.js Performance 改善ガイド - from scratch

    Node.js Performance 改善ガイド Memory の場合 メモリリークかどうかを特定する メモリリークではない場合 CPU の場合 どこの処理に時間がかかっているのかを確認する v8 simple profiler flame graph を取得する File の場合 大きなサイズのファイルをどうしても扱う時 Network の場合 keepalive を on にする その他: 全体的にパフォーマンスを改善するためにやること JIT が効いているかを確認する clusterが使えないか検討する C++ addons vs JavaScript libraries まとめ 参考資料 Node.js Performance 改善ガイド この記事は Node.js 2 Advent Calender の 5日目の記事です。 qiita.com Node.js のパフォーマンスに

    Node.js Performance 改善ガイド - from scratch
  • Node.js で発生した Hash flooding DoS とその内容について - from scratch

    Node.js のセキュリティアップデート 7/11 に Node.js のセキュリティアップデートがリリースされました。 Security updates for all active release lines, July 2017 | Node.js これには複数の脆弱性が報告されており、今回はそのうちの1つの Hash flooding DoS という脆弱性が何なのか、それに対して採用された対策が何なのかについてお話します。 Hash flooding DoS (hashdos) Denial Of Service 、つまりサービス拒否攻撃の一種です。 JavaScript のオブジェクトは内部的にハッシュテーブルとして表現されています。 図はこちらから引用 ハッシュ関数は同じkeyなら同じ値を返しますが、別なkeyなら通常は別な値になります。 ハッシュテーブルのinsert, g

    Node.js で発生した Hash flooding DoS とその内容について - from scratch
  • util.promisify が追加された - from scratch

    Node.js のコアに util.promisify が追加された。 github.com 今回は util.promisify が持つ役割を中心に Node.js における Promise の立場についても話していけるといいと思う。 util.promisify とは 読んで字のごとく関数を Promise に変換してくれるユーティリティメソッド。 下記のような要領で変換できる。 const util = require('util'); const fs = require('fs'); const stat = util.promisify(fs.stat); stat('.').then((stats) => { console.log(stats); }).catch((error) => { console.error(error); }); async-awaitを使いたい

    util.promisify が追加された - from scratch
  • Demystifying webpack2 tree shaking - from scratch

    webpack2 に最近移行しました。 その時の知見とせっかくなので tree shaking が実際に中でやってることを追ってみたので紹介。 webpack2 移行時の注意 基的にはほぼここに書いてあるとおり。 Migrating from v1 to v2 かいつまんで説明すると、configファイルの書き方がガラッと変わって、 module.loaders が module.rules になったり、 resolve.root がなくなって resolve.modules に変わったり。この辺の書き換えは割りとすんなりいくはず。 辛いのはpostcss周りのオプションの渡し方辺り。これまではconfigのrootにpostcssプロパティを用意してそこに記述できたが、その記述はできなくなり、 webpack.LoaderOptionsPlugin 経由で渡すか postcss.con

    Demystifying webpack2 tree shaking - from scratch
  • socket.io が提供してくれているものは何か - from scratch

    現在開発中のシステムにリアルタイムな処理があり、そこで socket.io を使おうかなと思ってて、そういう折にタイムリーにもこの辺りの記事がタイムラインで出てきたのでメモ代わりに自分の意見を残しておく。 blog.jxck.io qiita.com socket.io が提供してくれているもの 「ブラウザとサーバ間のプロトコル」という観点で見ると socket.io は WebSocket を基として繋がらなかった時に XHR Long Polling や polling といった形式の代替手段を提供してくれるもの、という位置づけ。 一方で「ライブラリ」という観点で見ると socket.io はリアルタイムアプリケーションを作る際に必要になる処理をまとめて実装し、クライアントとサーバ間での EventEmitter として抽象化してくれているもの、という風になる。 もう少し噛み砕いて言

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  • Node.js における Promise を使った例外処理 - from scratch

    さて、 Node.js のエラーハンドリングは難しいと言われてますが、 2016年現在、つまりNodeの v4 とか v6 が主流になり、 Promise が基的な処理として採用されている状況ではどうでしょうか。ちょっと考えてみます。 一応これの補足です。 qiita.com TL;DR 未だに難しい。ただし、 Promise で改善されている。async-await や zone まで来たらかなり楽になる。 あと、 unhandledRejection が uncaughtException よりも酷いことにならないので、大分マシになっている。 Node.js のエラーハンドリングの難しさ まず JavaScript には同期と非同期のエラーハンドリングのやり方があります。前者は所謂 try-catch による方法、後者は callback を使って第一引数で実現する方法や emit(

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  • ES Modules と Node.js について - from scratch

    書こう書こうと思いながらこのタイミングまでのがしてしまいました。 今一番 Node.js の中で hot な discussion の一つと言えるでしょう、『ES Modules が Node.js の中でどうなるか』です。 ES Modules 現況 ES2015 が発刊されてそろそろ一年です。 ES2015 にある機能は Node.js v6でも 93% 程度カバーされています。モダンブラウザでも大体が90%を超えています。しかし、 ES Modules だけはまだどのブラウザも実装しきれていません(kangax compat table は ES Modules は省かれてます)。 そもそも ECMAScript 2015 自身で定義されたのは構文だけなので、構文はともかく、どうやってモジュールを取ってくるかという Loader の部分がまだ決まりきっていません。 https://w

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  • Node.js v6.0 (Current) がリリースされました。 - from scratch

    さて、とうとう皆さん待望の Node.js v6.0 がリリースされました!次のLTS候補です。LTSになるのは2016年の10月からの予定です。v6 の LTS 期間は明示化されてないですが、ルールに照らし合わせれば、LTSになってから 2年半がサポート期間なので、おそらく 2019年4月まではサポートされます。 Node v6.0.0 (Current) | Node.js Node.js v6.0 の主な変更点 ES2015 support の改善 module load性能の改善 Buffer API の new Buffer() コンストラクタの廃止 (セキュリティ上の理由から) ES2015 support の改善 やっぱりこれが一番大きな変化ですね。 node.green を見てもらえればわかるかもしれませんが、 ES2015 のサポートがこれまでは 58% だったのが 96

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  • npmのあまり知られてない機能 10選 - from scratch

    なんか最近Twitterとか職場でも「npmの機能でそんなのあったんだ」って言われること多いので、説明していきます。 ちなみにタイトルにとりあえず10選って書いたけど、あんまりたくさん思いついてないのに、10選って書いてしまったので最後の方は微妙かもしれません。 1. npm installは npm i でも同じことができる まぁ単純なショートカットですね。isntallとかtypoしてても空気読んでくれるんですが、短いほうがいいよねってことで。 # npm installって書くのも $ npm install socket.io #npm i って書くのも同じ $ npm i socket.io # ちなみに --saveは -S, --save-devは -D にできる $ npm i socket.io -S $ npm i mocha -Dショートカット小ネタ。 2. npm

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  • Node.jsで同期的にコマンドを実行できるようにする execsyncs を作った。 - from scratch

    Node.jsでshellのコマンドを実行する場合は以下のようにする必要がありました。 var exec = require('child_process').exec, child; //child_process.exec関数を利用する child = exec('cat *.js bad_file | wc -l', // exec関数は非同期関数なのでcallbackを取り、そこでstdout, stderrを取る function (error, stdout, stderr) { console.log('stdout: ' + stdout); console.log('stderr: ' + stderr); if (error !== null) { console.log('exec error: ' + error); } }); Node.js の v0.11では同

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  • LevelDB入門 (基本編) - from scratch

    さて、今回は比較的新しいデータストアであるLevelDBについてまとめてみました。 LevelDBは1年ほど前からNode.js界隈ではブームが来ていて、理由がよくわかっていなかったんですが、まとめている内に分かるかなと思ってまとめました。今回はNode.js無関係でLevelDBの基礎的なことだけ調査した結果をまとめてみました。 Node.jsで使ってみる話は後に回します。 LevelDBとは? key-value型のデータストアの一つです。 Googleの研究者である、Jeff DeanとSanjey Ghemawatが開発し、2011年に公表されました。C++で書かれており、多くのプログラミング言語でbindingsが書かれています。もちろん、JavaScript/Node.jsでも書かれています。 LevelDBGoogle のBigTableをベースにしたアーキテクチャを持

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  • Unix Philosophy と Node.jsのモジュールの作り方 - from scratch

    The Art of UNIX Programming 作者: Eric S.Raymond,長尾高弘出版社/メーカー: アスキー発売日: 2007/06/19メディア: 大型購入: 4人 クリック: 91回この商品を含むブログ (62件) を見る TL;DR Unix Philosophyにおいては、「一つのことをうまくやり、協調する仕組みを持つ」という事が大事 Node.jsのモジュールにおいても同じで、「一つのことをうまくやる、Stream APIで協調する」と良い 「一つのことをうまくやる」にはどうするのが良いのか、ということで substack のモジュール実装例 Simple と Easyの違い ちょっと今回長くて文字が多いので、最初と最後にまとめを用意しました。時間がない方はこれを読むだけでもいいかと。 Unix Philosophy さてさて、Unix Philosoph

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  • #JSオジサン でハイブリッド時代のCIツールの発表してきた - from scratch

    いやー、めっちゃ楽しかったわ、JSオジサン。 もう色々と感想ブログは出てるけど、僕も一言で感想を言うと以下の様な感じです。 #JSオジサン 楽しかった。ギャルにも会えたし、typescriptオジサンにも会えた。ECMA-262 Edition 5.1を読むも貰えたし、じゃんけんに勝ってエコバックも貰えた。50-60位の中規模なカンファレンスだとやっぱり話が濃くなるから良かった。— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) March 27, 2014 実際名前は知ってても顔を見たことない人もちゃんと話したことない人も多くて、そういう人たちと知り合えたのがやっぱり大きかった。 僕が発表した内容 ここ最近、substack wayでモジュールを書くことを実践してます。 当は上のリンクにあるsubstack wayの話をすごくしたかったんですが、5分で伝えきれる

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  • Yet Another JSONなJSON5の紹介とそれのjsxバインドを作ったこと - from scratch

    さて、JSON5についての紹介です、みんなjsonを使って色んなリソースを表現すると思いますが、jsonって色々と不便ですよね。 よく挙げられるjsonの不満: ケツカンマが使えない コメントが入れられない keyに必ずquoteが必要 などなど。 この手の話はよくあるんですが、これは仕様で決まってしまっていることなのでどうしようもないです。 この手の話が出る度に色んな解決策があります。jsonじゃなくてyaml使おうとか、csonいいよ、とか、jsonでparseできなかったらevalしてjavascriptオブジェクトにしちゃおうとか。 んで、もう一つの解決策として、JSON5っていうYet AnotherなJSON形式があるわけです。 これ使うと普通のJSONはJSONとしても読み込めるし、上にある、コメントやケツカンマ、ダブルクオートの問題も解決されます。どうしてもコメント入れたい

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    sukka9
    sukka9 2014/03/18
  • Go弱の会でgo vs node.jsのパフォーマンスベンチを取った話をしてきた。 #gojaku - from scratch

    Go弱の会に行ってきました。今回はnitrous.ioの話、revelの話、Dartの話がありました。 僕も少しだけしゃべったので、その話を含めてやったことをまとめます。 僕が話した内容 Go弱っぽく、Webアプリを作成し、そのベンチマークを取ってみました。 作ったアプリ angularjs と goweb(RestFul server) と mgo (mongo driver) でツイッターっぽいアプリを作ってみました。 Goweb製(heroku) : http://goweb-angular.herokuapp.com/app/#/ githubはここでアップしてます。 GitHub : https://github.com/yosuke-furukawa/goweb-sample ちなみに比較対象のkoa製の方もherokuにアップされてます。 Koa製 (heroku): htt

    Go弱の会でgo vs node.jsのパフォーマンスベンチを取った話をしてきた。 #gojaku - from scratch
  • koa入門(ミドルウェアの書き方) - from scratch

    Koaのmiddleware作成方法 さて、先日 koa入門 という入門記事を書いてみました。今回はそれにともなってKoaのミドルウェアの作り方を中心に説明します。 また、 koa-livereload というKoaのミドルウェアも公開してみました。それについても説明します。 Expressのミドルウェアの書き方: Expressのミドルウェアの書き方をまずはおさらい。 app.use(function (req, res, next){ // requestとresponseとnextを持つ関数を受け取る。 // 適当に/_chkに来たら、OKを返すミドルウェアを作る。 if (req.url === "/_chk") { console.log("OK"); res.send(200, "OK"); } // next()を呼び出すと次のミドルウェアを呼ぶ。 next(); }); K

    koa入門(ミドルウェアの書き方) - from scratch
  • koa入門 - from scratch

    さて、2013年12月19日にkoaというフレームワークの0.1.0がリリースされ、Hackers Newsに乗り、それが話題になっています。 これまでNode.jsのWeb Application Frameworkとして最もメジャーなのはExpressだと思いますが、Expressの作者であるTJを筆頭にExpressチームがKoaを積極的にエンハンスし始めているため、今後のNode.jsのフレームワーク勢力図が変わる可能性があります。 作者のメッセージを引用すると Koa is a new web framework designed by the team behind Express, which aims to be a smaller, more expressive, and more robust foundation for web applications and A

    koa入門 - from scratch
  • Bower入門(基礎編) - from scratch

    Bower入門 これから Bower について書いてきます。Bowerの使い方から実際に使う上で考慮することまで含めて書きます。 長くなりそうなので単に使うだけの基礎編とモジュールを作る上で気をつけることをまとめた応用編に分けて書きます。 Bower とは Twitter社が作ったフロントエンド用のパッケージマネージャです。 Java で言う Maven、 Ruby で言う gemPerl で言う cpan のようなものです。 Node.jsには npm と呼ばれるパッケージマネージャがありますが、それに強く影響を受けています。 パッケージマネージャを利用することでライブラリを自分で管理する必要がなくなり、管理するファイルの数を減らすことができます。 また、パッケージマネージャを利用することでライブラリのバージョン管理をしやすくなります。 さらに自分のライブラリを Bower comp

    Bower入門(基礎編) - from scratch
  • Node.js vs Play framework 第二弾 ( websocket 編 ) - from scratch

    今回のネタはNodeとPlay比較ネタの第二弾です。 ちなみに第一弾はこちら だいぶ前に @sugyan さんのエントリーでSocket.IOがどれくらいリアルタイムなのかちょっと計ってみた - すぎゃーんメモというものがあったので、これの1クライアントで計測する簡易版を Play 2.0 で作成して、さくらインターネットの VPS 上で計測してみました。 測定方法 概要 クライアント側で現在日時を表すデータを作成し、サーバー側へ送信。 サーバー側ではそれをそのままJSON型のオブジェクトに格納しなおしてクライアントへ再送信。 クライアント側で受信した時の日時とサーバーからもらった日時を比較して、どれくらい遅延したのかを出す、 というやり方で測定しています。 実装内容 Application.scala package controllers import akka.actor._ imp

    Node.js vs Play framework 第二弾 ( websocket 編 ) - from scratch