台湾高速鉄道が開通、日本の新幹線技術を初採用 - 台湾 2007年01月05日 12:19 発信地:台湾 【台北/台湾 5日 AFP】日本の新幹線技術を海外で初めて採用した「台湾高速鉄道」が5日、営業運転を開始した。従来4時間半かかった南北の2大都市間の移動が1時間半に短縮されることから、台湾全土にもたらす経済効果が期待されている。 工事の遅れから、当面は台北(Taipei)市に隣接する板橋(Panchiao)駅と高雄(Panchiao)駅間(345キロ)の営業となる。板橋駅と台北駅間(7キロ)は、翌2月以降に開通する見通し。最高時速300キロで走る高速鉄道が完全開通すれば、台北―高雄間が1時間半で結ばれ、国内が容易に日帰りできる「1日生活圏」となる。 ■日欧の技術混在で安全性を危ぶむ声も 日欧の技術が混在する高速鉄道に対しては、以前から安全性を危ぶむ声が上がっていた。政府によ