→紀伊國屋書店で購入 「勉強の楽しさを思い出させる名著」 この1年ほど、仕事のノウハウを紹介した書籍、いわゆる「勉強本」を乱読してきた。「ライフハック」というキーワードで何冊か読み、ノウハウを取り入れた。システム手帳の使い方の解説本も読んだ。半年もすると、書棚の一角は「勉強本」に占領された。 フリーランスで仕事をしていると、現場はいつもひとり。結果が出れば好きなように仕事を進行してよい、ということになりがち。そのかわり、へんな仕事の仕方をすると、あっという間に、仕事の限界量に達してしまう。時間はいつも不足している。 スキルアップのためには、他者のノウハウから学ぶのがもっとも効率的であるということは、頭ではわかっていたが、実用書というジャンルをどこか軽んじていたと思う。その先入観を変えたのは、年下できわめて仕事が速い人間と話すようになったからである。サクサク仕事ができるのは、仕事に向かう発想