考えたモデルを紙に描いてみることは誰しも経験する。そのモデルがバランスをよく動いて、将来に破綻しないを知りたいのだ。Excelであれば、数値上の推論はできる。しかし、可視化しモデルを変更することは困難な場合がある。 コロナワクチンが流通在庫で余剰がある、そもそも発注が足りていなかったなど、接種のペースが速いなど問題が指摘されている。外野からみていると先にモデルを作っていたとはとても思えない。これらに応えるのが、SD(System Dynamics)だ。 SD(System Dynamics)の代表的なソフトウェアに「Vensim(Ventana System)」がある。モデルの絵を描いていく、少しずつ発展的に要因を付け加えて発展させていくのがいい。そして、絵にかいたモデルを動かしてみよう。そういうことができる。 先ほどのモデルでは事例的に必要な労働者という変数の将来変化が見て取れる。 Ve