この夏、トイレやうんちをテーマにしたイベントが相次いで開かれる。「くさい」「恥ずかしい」とあまり注目されてこなかった分野。親子でじっくり向き合ってみる機会になるかも。 今朝出たうんちを粘土でつくってみよう――。子ども向けにこんなワークショップを開くのは2日から始まった日本科学未来館(毛利衛館長、東京都江東区)の企画展「トイレ?行っトイレ! ボクらのうんちと地球のみらい」。担当の坂巻たみさん(38)は「いつもはあまりうんちを見ないで流してしまうけれど、体の調子を教えてくれるお便りです」と語りかける。 ほかにも下水処理や地球環境、宇宙とトイレなど様々なテーマで展示。うんちを通じ、人と地球がつながっていることを実感してもらう狙いがあるという。