カナダ・ケベック州サンティアサントにある暗号通貨のマイニング(採掘)企業、ビットファームズの施設に設置された機器(2018年3月19日撮影)。(c)Lars Hagberg / AFP 【9月18日 AFP】暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(Bitcoin)の採掘(マイニング)によって大量の電子廃棄物が発生し、「環境への脅威が高まっている」と指摘する研究論文が、「エルゼビア(Elsevier)」の科学データベースに発表された。 共著者の一人、オランダ中央銀行のエコノミストのアレックス・デブリース(Alex de Vries)氏は17日、ビットコイン採掘に使用される高性能コンピューターの平均寿命はわずか1.3年で、iPhone(アイフォーン)などの電子機器に比べると「極めて短い」とAFPに語った。 論文によると、今年5月までの1年間にビットコイン採掘によって生じた電子廃棄物の量は3万700ト