韓国・ソウルで、広場の階段を上る母親と子ども/Simon Shin/SOPA Images/LightRocket/Getty Images 韓国・ソウル(CNN) 韓国が自国の持つ出生率の世界最低記録を更新した。公式の数値が24日に発表された。数年にわたる出生率の低下傾向になお歯止めがかからない状況が示された形だ。 韓国では女性1人が一生の間に平均で何人の子どもを産むかを表す出生率が2021年は0.81と、前年より0.03低下した。政府の運営する統計機関が明らかにした。 同年の米国と日本の出生率はそれぞれ1.6と1.3だった。出生率が世界最高水準なのはアフリカ諸国の一部で5~6となっている。 安定した人口を維持するために必要な出生率は2.1。これを上回ると、人口が増加傾向にあることを意味する。 韓国の出生率は15年以降下がり続け、20年には初めて死者数が出生数を上回った。 出生率の低下に
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