パナソニックとソニーの有機EL事業を統合したJOLED(ジェイオーレッド)は25日、初の量産拠点となる能美事業所(石川県能美市)の完成式を開いた。世界で初めて商用化した独自の生産方式で2020年の量産開始をめざす。量産メーカーとして独り立ちする第一歩となる。石橋義社長はあいさつで「単なる生産ラインではなく、印刷方式として世界初の生産ラインが完成した」と意義を強調した。JOLEDは発光材料をイン
軽トラックの荷台を使って地元産品などを販売する「軽トラ市」が24日、浜松市内の中心街で開かれた。温暖な気候や豊かな自然に恵まれ、旬の食材が豊富な浜松・浜名湖地域での軽トラ市は新鮮な野菜や果物、手作りの総菜などがずらりと並び、来場者でにぎわった。浜松商工会議所とJAとぴあ浜松などでつくる実行委員会が「第6回 軽トラはままつ出世市」を開催。軽トラを中心に過去最多の76店が出店し、過去2番目に多い3
内閣府などは25日、宇宙ビジネスの事業アイデアを競うイベント「S-Booster2019」を東京都内で開いた。今回が3回目の開催で、初めてアジア・オセアニア地域からも参加を募った。衛星データ活用や宇宙旅行など多彩な分野の12組が最終審査に臨み、視覚障害者の歩行を支援するウエアラブル機器の開発チームが最優秀賞に選ばれた。2019年春に宇宙に関係する事業アイデアを募集し、国内外から約300チームの
最新のディスプレー「有機EL」を製造コストをおさえた新たな技術で量産化する世界で初めての生産ラインが、石川県能美市の工場に整備されました。
フェイスブックが構想するデジタル通貨「リブラ」が注目されているけれど、ビットコインなどとどう違うの? 世界の中央銀行が警戒するのはなぜ? リブラは可能性? それとも脅威? リブラについて、菊地恵美子さん(48)と高橋めぐみさん(38)が藤井彰夫編集委員に話を聞いた。 ――リブラとはどんな「お金」ですか? スマートフォンやパソコンで電子的に決済するときに使うデジタル通貨です。単位は「リブラ」。構想を打ち出したのは米フェイスブックですが、発行・運営するのはスイスに拠点を置く「リブラ協会」です。同社のほかライドシェア大手の米ウーバーテクノロジーズ、音楽配信のスポティファイ(スウェーデン)など21社・団体が10月、設立総会で参画に署名しました。 ビットコインと同様に、残高や交換の記録を分散して管理するブロックチェーンを使います。改ざんできないので安全性が高いとされる技術です。誰でも「採掘」して生み
はるか昔、北半球のどこかで、ムール貝の仲間であるキタノムラサキイガイ(Mytilus trossulus)が、白血病に似たがんにかかった。たった一つの細胞の変異から始まったがんは、増殖を繰り返し、貝類の血液にあたる血リンパに乗って体中に広がった。ここで意外なことが起こった。どういうわけか、がんが水を伝って他のキタノムラサキイガイに感染したのだ。新たな宿主の中でさらに増殖を繰り返したがん細胞は、
2019年3月21日、午後11時55分から始まり、日をまたいで、午前1時20分頃まで続いた引退記者会見。テレビで生中継もされたので、深夜とはいえ多くの人が見たようだが、おそらく、ああいった形でイチローの会見が表に出たのは、初めてではなかったか。それゆえ、イチローの忌憚(きたん)のない言葉、即妙な受け答え、論理思考、ユーモアに初めて触れた、という人もいたはず。あの日の再現が中心にはなるが、イチロー
25日の東京株式市場で日経平均株価は前週末比179円93銭(0.78%)高の2万3292円81銭で終えた。始値(2万3292円85銭)との差はわずか4銭で、QUICKでさかのぼれる1985年10月以降で最も小さい。売買代金が2兆円にも満たない薄商いとはいえ、相場転換時にあらわれるとされる十字の「寄引同事線」が出現した。チャート分析のローソク足で、寄引同事線は売り手と買い手のエネ
全日本空輸(ANA)の鹿児島空港発着路線の利用者数が24日、累計1億人を突破した。羽田や関西など主要8空港を除いたローカル線では初めて。同日、鹿児島空港(鹿児島県霧島市)で開いた記念式典に出席したANAホールディングスの片野坂真哉社長は「鹿児島は観光資源の宝庫。今後もその魅力を発信していきたい」と述べた。ANAの鹿児島発着路線は1957年7月1日の旧鹿児島空港開港に合わせて前身の極東航空が運
高級ブランド世界最大手の仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)は25日、米宝飾品大手ティファニーの買収で基本合意したと発表した。買収総額は約162億ドル(約1兆7600億円)。LVMHは伊ブルガリなど高級時計・宝飾ブランドを持つが、同部門の売上高に占める割合は1割弱にとどまる。手ごろな価格帯をそろえるティファニーを傘下に収め補完関係を築く。LVMHはティファニーの株式を1株あたり13
日韓の軍事情報包括保護協定=GSOMIAの維持をめぐり、菅官房長官は「その後の韓国側の発信一つ一つにコメントするのは生産的ではない」と述べたうえで、安全保障環境を踏まえ協定の安定的な運用が重要だとして、引き続き意思疎通を図る考えを示しました。 これについて、菅官房長官は、午前の記者会見で、「韓国側の発信の一つ一つについて、コメントすることは生産的ではない。いずれにせよ、政府として謝罪した事実はない」と述べました。 そのうえで、「輸出管理の見直しは、制度を適切に実施するうえで必要であり、GSOMIAとは全く異なる問題だ。輸出管理については、韓国側からWTOプロセスを中断する通報があったことを受け、今後、関係機関で対応がなされていく」と述べました。 また、GSOMIAについて、菅官房長官は、地域の安全保障環境を踏まえると、協定の安定的な運用が重要だとしたうえで、「協定の在り方などについて、引き
高級ブランドのルイ・ヴィトンなどを傘下に持つフランスのLVMHグループは25日、アメリカの老舗の宝飾ブランド、ティファニーを買収することで合意したと発表しました。 買収総額は162億ドル、日本円で1兆7600億円にのぼります。 フランスのパリに本拠を置くLVMHは、傘下にルイ・ヴィトンやフェンディなど75のブランドを持つ巨大複合企業で、アメリカの老舗の宝飾ブランド、ティファニーに買収を提案して交渉を進めていました。 発表によりますとLVMHは当初の提案よりも買収金額を引き上げてティファニーの株式を1株当たり135ドルで買い取ることで合意しました。 総額は162億ドル、日本円でおよそ1兆7600億円にのぼり、来年半ばまでに手続きを終えるとしています。 これはLVMHにとってこれまでで最も大きな買収になり、アメリカ市場にも貴重な足がかりを得ることになります。 LVMHは「ティファニーが私たちの
先月の台風19号とその後の大雨による農林水産関係の被害額がこれまでに3000億円を超えました。9月の台風15号による被害額と合わせると3800億円を上回っています。 このうち、農地の損壊や、ため池・用水路など農業用施設の被害額が1938億円、コメやりんごなど農作物の被害額は146億円となっています。 また林道や木材加工の施設など林業関係の被害額は755億円、漁港の施設など水産関係の被害額が122億円などとなっていて、浸水が広範囲に及んだ地域を中心に、被害額は、今後も増える見通しです。 さらに、強風で農業用ハウスなどに大きな被害が出た9月の台風15号による影響と合わせると、被害額は3870億円余りにのぼっています。 これは、台風や大雨による農林水産関係の被害額としては、統計のある1964年以降で最大となった去年7月の西日本豪雨をすでに上回っているということです。 農林水産省はこれまでに延べ1
東芝は、血液の検査によって13種類のがんを早期の段階で検出できる新たな技術を開発しました。短時間に高い精度で検出できるのが特徴で、数年以内の実用化を目指すとしています。 血液中のがん細胞から多く分泌される「マイクロRNA」と呼ばれる分子の濃度を測定することで、すい臓がんや胃がん、乳がんなど、13種類のがんを検出できるということです。 これまでの研究では、専用の小型検査装置などを開発したことで2時間以内の検査で、がんの人とがんでない人を99%という極めて高い精度で見分けられただけでなく、ステージ0と呼ばれる超早期の段階でも分かったとしています。また、実用化されればマイクロRNAを使ったほかのがんの検査に比べて、安く検査できるとしています。 会社は来年度から実証試験を進め、数年以内の実用化を目指す考えです。 東芝の研究開発本部の橋本幸二研究主幹は「がんは日本人の最も多い死亡原因で非常に大きな医
太陽系の外から来た「すい星」が近づいていて、各地の天文台では太陽系の外から来た珍しい訪問者の観測を始めています。 来月にかけて太陽や地球に近づくのを前に、各地の天文台が観測を始めていて、NASAのハッブル宇宙望遠鏡が先月12日に捉えた画像では、直径が数キロと見られるすい星の核が白く輝き、その周りをちりが取り巻いている様子が観測されました。 また、東京大学の酒向重行助教のグループが今月16日に観測した動画では、明るさが16等星程度に増していて、すい星の「尾」もはっきりし、しし座の方角を移動していることが確認されました。 「ボリソフ彗星」は一般的なすい星とは軌道が大きく異なり、太陽系を貫くように火星と木星の間を通過してその後、太陽系の外へと遠ざかっていくことがわかっています。 太陽からの距離が最も近くなる来月8日ごろは、明るさが15等星程度と、経験の豊富なアマチュア天文家ならば観測できるように
教皇の日本司牧訪問 教皇のスピーチ 核兵器についてのメッセージ 長崎・爆心地公園 2019年11月24日 愛する兄弟姉妹の皆さん。 この場所は、わたしたち人間が過ちを犯しうる存在であるということを、悲しみと恐れとともに意識させてくれます。近年、浦上教会で見いだされた被爆十字架とマリア像は、被爆なさったかたとそのご家族が生身の身体に受けられた筆舌に尽くしがたい苦しみを、あらためて思い起こさせてくれます。 人の心にあるもっとも深い望みの一つは、平和と安定への望みです。核兵器や大量破壊兵器を所有することは、この望みへの最良のこたえではありません。それどころか、この望みをたえず試みにさらすことになるのです。わたしたちの世界は、手に負えない分裂の中にあります。それは、恐怖と相互不信を土台とした偽りの確かさの上に平和と安全を築き、確かなものにしようという解決策です。人と人の関係をむしばみ、相互の対話を
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