亀田製菓は5日、主力製品「亀田の柿の種」に含まれる柿の種とピーナツの配合比率に関する消費者投票の結果を発表した。応募総数25万5903票のうち、重量比で「7(柿の種)対3(ピーナツ)」が全体の約30%を占め1位だった。同商品は1966年の発売から長く6対4の比率だったが、投票結果を受け、比率変更の検討を始める。10月1日から11月27日まで「当たり前を疑え!国民投票」と題し、SNS(交流サイト
アフガニスタンで銃撃されて亡くなった医師、中村哲さん。「100の診療所より1本の用水路を」と訴えた活動の足跡をたどります。 しかし、2001年から始まったアメリカによるアフガニスタンでの軍事作戦などの影響で、現地での医療活動は大幅な縮小を余儀なくされたということです。 さらに、この頃、アフガニスタンでは干ばつが悪化し、水不足による栄養失調や感染症が急増。このため中村さんは、医療活動と並行して井戸を掘る活動を始め、2006年までに飲料用の井戸およそ1600本と、かんがい用の井戸13本を掘ったということです。 さらに、干ばつで被害を受けた農村の復興を目指し、2003年から用水路の建設も始めました。 最初に取り組んだ東部ナンガルハル州の「マルワリード用水路」は、2010年に25キロが開通してその後2キロ延長され、およそ3000ヘクタールの土地をうるおしているということです。 この用水路が通ったス
開発中のエボラ出血熱のワクチンを健康な人に接種して、安全性を確かめる臨床試験を国内で初めて行うと東京大学の研究グループが発表しました。 エボラ出血熱は、患者の血液や体液に接触することで感染し、致死率は25%以上と高く、アフリカ中部のコンゴ民主共和国では去年8月以降およそ2200人が死亡し、WHO=世界保健機関は「公衆衛生上の緊急事態」を宣言しています。 東京大学医科学研究所の河岡義裕教授の研究グループは5日、記者会見を開き、ワクチンを人に接種する臨床試験を今月から始めると発表しました。 ワクチンは、ウイルスの増殖に関わる遺伝子を働かなくしたうえで毒性をなくしたもので、サルでは感染を防ぐ効果や安全性が確認されたとしています。 臨床試験では健康な成人男性30人を対象に2回接種して、抗体ができるかや安全性に問題がないか調べる計画です。 エボラ出血熱のワクチンは各国で開発が進められていて、先月には
アジアの航空市場でハブ空港の争奪戦が繰り広げられている。シンガポールのチャンギ空港では大規模な商業施設が開業し、韓国の仁川国際空港は滑走路を増やして2030年の年間旅客数を1億人規模に引き上げる方針だ。中間層の拡大や格安航空会社(LCC)の台頭で、乗り継ぎを含めた旅客数の大幅増が今後も見込める。空港に百貨店並みの小売り機能を持たせ、物販や賃料での収益も競っていく構えだ。シンガポールのチャンギ空
鈴木愛、渋野日向子、申ジエ(韓国)の三つ巴の賞金女王争い。異様な緊張感のなか行われた、「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」はペ・ソンウ(韓国)の優勝で幕を閉じた。そして鈴木が激戦の末に2度目の女王の座に輝いた。そんな最後の最後まで全ての行方が分からなかった、国内女子ツアー最終戦を上田桃子らのコーチを務める辻村明志氏が解説する。 鈴木愛と渋野日向子はこんなに遅くまで練習していた ■単独2位が最低条件 厳しい状況の渋野日向子に吹いた追い風 2年ぶりに最終戦までもつれた賞金女王争いだったが、自分が何位でも相手2人の順位によっては戴冠できる鈴木とは対照的に、ジエ、渋野は単独2位が最低条件。そのうえで鈴木の順位次第という厳しいハードルがあった。 最終戦の舞台は、年に3試合しかない芝目の強いコーライ芝のグリーンが牙をむく宮崎カントリークラブ。そのため、何度も経験している鈴木、大会2勝を挙げ
スペインで開かれている「COP25」で、国連の専門機関の研究者が、温暖化によって雪が残る期間が短くなり生態系に影響が出始めていると報告しました。 IPCCはことし9月に公表した報告書の中で、温暖化によって積雪が残る期間が平均して10年で5日短くなっており、2050年までのおよそ20年間には2005年までの同じ期間と比べて、積雪の深さが最大で40%減少するおそれがあるとしています。 研究者らは、すでに高山地域で動植物の数や分布が変化してきていると指摘したほか、今後、雪が少ないことで水不足を引き起こしたり、雪崩や地滑りが起きやすくなったりといった影響が出てくるおそれがあると訴えていました。 そして「雪や氷河に覆われてきた地域は気候変動に対して、驚くほどぜい弱だ。今後、下される決断は、将来の影響の度合いを決めることになる」と述べて、少しでも早く行動するよう求めました。 地球温暖化が進むと、冬のオ
ドイツの環境NGOは、去年1年間に異常気象で世界で最も深刻な被害を受けたのは、記録的な豪雨や猛暑に見舞われた日本だったとする分析を発表し、温暖化対策の強化を呼びかけました。 死者数や経済的な損失などをもとに行ったということで、西日本を中心に広い範囲で大きな被害が出た西日本豪雨や、「非常に強い」勢力を維持したまま上陸した台風21号、そして埼玉県熊谷市で41.1度と観測史上、国内で最も高い気温を記録するなど猛暑に見舞われたことを理由にあげています。 環境NGOは「同じ年に複数の極めて異例な気象災害に見舞われるのは地球温暖化の影響を抜きには考えにくい」としています。 そのうえで、世界全体では過去20年に異常気象によって50万人近くが亡くなり、経済的な損失は日本円で385兆円を超えるとして、温暖化の被害を抑える対策を強化するよう呼びかけました。
抗生物質などの抗菌薬が効かない耐性菌に感染し、日本国内で少なくとも年間およそ8000人が死亡しているとする推計結果を国立国際医療研究センター病院が発表しました。国内で死亡した人の数の推計が出されたのは初めてだということで、抗菌薬を適正に使い、耐性菌を増やさないことが重要だとしています。 国立国際医療研究センター病院の研究チームは、医療機関から報告されている2種類の耐性菌に感染した人の数と、過去の研究で報告された血液に細菌が入る菌血症による死亡率などから、耐性菌で死亡した人の数を推計しました。 その結果、おととし(2017年)には、MRSA=メチシリン耐性黄色ブドウ球菌による死亡が4200人余り、フルオロキノロン耐性大腸菌では3900人余りと合わせて年間8000人余りが死亡したと推計しています。 日本国内で耐性菌によって死亡した人の数の推計が出されたのは初めてだということで、抗菌薬を適正に使
赤いレオタード姿がトレードマーク、現在85歳ながら、開脚やY字バランスも楽々こなす菊池和子さんが創始した「きくち体操」をご存じだろうか。手足の指などの体の末端、足首や膝裏、股関節、肘など、普段あまり意識しない場所を意識して動かす。歯を食いしばって、鍛えたりはしない。動かすところに意識を向け、ゆっくりと丁寧に「脳を使って」動かすことで、脳と体の機能を相互に活性化させ、心身の不調改善につなげていくとい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く