鉄とコンクリに幻滅 隈研吾氏、栄光時代に2つの衝撃建築家・隈研吾氏(下)2021 / 1 / 11 世界的な建築家の隈研吾氏。カトリック系の名門男子校、栄光学園中学・高校(神奈川県鎌倉市)で多感な日々を過ごした。成長の象徴としての巨大な建造物ではなく、自然と調和した建築を数多く手掛けてきた。建築家としての原点は栄光にあるという。 <<(上)外国人神父から異文化吸収 隈研吾氏の栄光学園時代 栄光の高校1年生の時、人生を変えるような衝撃的な体験をした。 東京・上石神井のイエズス会修道院で開かれた「黙想の家」に参加したのです。「黙想はすごいらしい」という噂が栄光生の間にあったからです。2泊3日で、一言も口を利かず、「死」をテーマにした神父の講話を一日中聞きました。それまで死について考えたこともなかったし、同じ講話でも学校などが会場であれば、気楽に聞き流していたかもしれません。しかし、この修道院は
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