松下電器産業は本格的な監視用途向けのデジタル監視カメラシステム“アイプロシリーズ”にパン・チルト・ズーム一体型ネットワークカメラの「DG-NS202」と、ネットワークレコーダーの「DG-ND200」を新たに追加した。DG-NS202は高画質化と低価格化の両立が図られるとともに、さまざまな用途に向けた豊富な機能を搭載。DG-ND200は、記録媒体にリムーバブルHDDを初めて採用し、さらなる用途拡大を目指そうとしている。両製品を開発した狙いと、今後の展開について、開発に携わった松下電器産業 パナソニックシステムソリューションズ社 カメラ技術グループ 設計3チーム主任技師 池 隆宏氏とパナソニックシステムソリューションズ社 ソフトウェア技術1グループ 設計1チーム主任技師 川添修司氏に話を伺った。 低価格化によって新たな用途や新規ユーザー層を開拓 1990年代後半から監視カメラのデジタル化を積