「スマホ(モバイル)顕微鏡」をご存じだろうか。スマートフォンのカメラの上にレンズ付きの小さな器具をおくだけで、スマホが顕微鏡に早変わり。器具の改良とスマホの性能向上で、おもちゃの域を脱し、今や科学研究にも使われる。開発に携わってきた合同会社、Life is small.(LISCO=リスコ、横浜市)の白根純人さん、永山国昭さんにモバイル顕微鏡の進化を聞いた。「偏光顕微鏡、蛍光顕微鏡など普通の光
「スマホ(モバイル)顕微鏡」をご存じだろうか。スマートフォンのカメラの上にレンズ付きの小さな器具をおくだけで、スマホが顕微鏡に早変わり。器具の改良とスマホの性能向上で、おもちゃの域を脱し、今や科学研究にも使われる。開発に携わってきた合同会社、Life is small.(LISCO=リスコ、横浜市)の白根純人さん、永山国昭さんにモバイル顕微鏡の進化を聞いた。「偏光顕微鏡、蛍光顕微鏡など普通の光
脊髄損傷や神経難病など、再生医療の「本命」と期待されていた病気の治療に向けて、iPS細胞を使った臨床研究が動き出す。これまで脳や脊髄の傷ついた神経細胞を再生させるのは難しかったが、iPS細胞がその可能性を開くと期待されている。慶応義塾大学は2018年前半にも脊髄損傷に対する臨床研究を始める。岡野栄之教授と中村雅也教授らは10日、学内の倫理委員会に計画を申請した。岡野教授は「(iPS細胞ができる
科学技術・学術審議会(文部科学相の諮問機関)の専門家会合は17日、研究者を支援する「科学研究費補助金(科研費)」の大幅な見直し案をまとめた。若手研究者に助成金が配分されるように、研究実績ではなく、自由な発想にもとづく研究を重視することなどが柱。制度の大幅見直しは半世紀ぶりとなる。文科省は2017年度から順次、改革を実施する。科研費は大学や国立研究開発法人の研究者が主な支援対象で、国内の基礎研究
科学技術振興機構(JST)は光遺伝学の研究計画を10月から始める。従来は脳科学研究の中で研究費が支給されており、光遺伝学を前面に掲げた研究計画は初めてという。世界で光遺伝学への関心が高まり、国内でも有望な研究成果が出てきたためだ。ノーベル生理学・医学賞を1987年に抗体研究で受賞した利根川進・理化学研究所脳科学総合研究センター長らも、マウスの脳で記憶の仕組みをひもとく研究成果を相次ぎ発表してい
画像診断装置を使って脳を詳細に調べ、構造や働きなどに基づいて180の領域に分けた"地図"を作ったと米ワシントン大のチームが20日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に発表した。これまでに知られていなかった100近くの領域が新たに特定された。オバマ米政権が推進する人間の脳機能の解明を目指す研究プロジェクトの一環。成果は脳研究の土台となり、老化や脳の病気の研究に役立つと期待される。チームは、22~3
政府は米欧に対し、脳科学に関する基礎研究のデータの公開などを通じて、研究を加速させることを呼び掛ける。15~17日に茨城県つくば市で開く主要7カ国(G7)科学技術相会合で提案する。先進国では高齢化に伴ってアルツハイマー病やパーキンソン病など脳の病気の患者が増えており、治療法の早期開発などにつなげたい考えだ。科技相会合では、誰でも情報を得て研究できる「オープンサイエンス」のルール作りなどを話し合
大阪大学の瓶井資弘病院教授らは、失明に近い状態の患者の目に電極を埋め込み治療する人工網膜の臨床試験(治験)を始めた。1例目は物の形が見える程度まで改善したといい、6月には2例目の手術を予定している。安全性や治療効果を見極め、2018年ごろには厚生労働省の承認を得て、臨床応用のメドをつける考え。治験は「網膜色素変性症」の患者が対象。目の裏側に電極を付け、生き残る網膜の細胞などを電気で刺激する。
2011年4月から連載を始めた「東京ふしぎ探検隊」。第1回のテーマは「日本一長い地下通路、歩いてみたら…」だった。東京・大手町から地下だけでどこまで歩けるかを検証した。東銀座まで約4キロがつながっていた。あれから3年。東京駅周辺は再開発が進み、地下空間も変化した。再開発でどれだけ便利になったのか。再び地下を歩いてみた。大手町、3年で地下空間も激変大手町タワー、JPタワー、丸の内永楽ビルディン
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