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ブックマーク / gendai.media (440)

  • 日本の新幹線、なぜか「海外輸出」がうまく行かない「3つの理由」(川辺 謙一) @moneygendai

    技術力の象徴なのに、なぜ 新幹線は高速鉄道の元祖であり、日が誇る高速輸送システムだ。たとえば東海道新幹線では、16両編成(定員1323名)の高速列車が、最高時速285kmという高速で、最短3分間隔という通勤列車さながらの頻度で走る。 しかも、1964年の開業以来、列車事故による乗客の死者数はゼロ(車内放火などは事件扱い)。これほどの高密度大量輸送を、高い安全性をキープしながら実現している高速鉄道は、日の新幹線以外にない。 それならば、新幹線はきっと海外諸国でも活躍できるはずだ。そう考えている方々はいるであろう。なんと言っても新幹線は、長らく日技術力の象徴として扱われてきたので、それが他国で花開くことに期待する人がいるのは当然である。 ところが、残念ながら新幹線の海外展開は難航している。もちろん、導入検討に名乗りをあげる国は複数存在するが、その後の明るいニュースを聞く機会は少な

    日本の新幹線、なぜか「海外輸出」がうまく行かない「3つの理由」(川辺 謙一) @moneygendai
  • 「自民党と統一教会」安倍派の中で、ついに「仲間割れ」まで始まった…!(週刊現代) @gendai_biz

    安倍派議員の「疑心暗鬼」 「岸信介さんの流れを汲む清和研に、統一教会と関係がある議員が多いのは確か。でも、宏池会にも(教会の)イベントに顔を出していた議員はいる。ウチばかり糾弾されているのは、なんだか不公平な気がする」 こう漏らすのは、自民党安倍派=清和政策研究会所属の中堅議員である。 自民党と統一教会の関係が注目される中、とりわけ槍玉に挙がっているのが、安倍派と同教会の関わりだ。安倍氏の弟・岸信夫防衛相をはじめ、細田博之衆院議長、下村博文・安倍派会長代理、萩生田光一経産相に稲田朋美元政調会長と、派閥中軸が集中砲火を受けた。

    「自民党と統一教会」安倍派の中で、ついに「仲間割れ」まで始まった…!(週刊現代) @gendai_biz
    synonymous
    synonymous 2022/08/02
    100人を超えた派閥は必ずや分裂するというLDP
  • 「安倍元首相は自らが生み出した『長期腐敗体制』の犠牲者です」 思想史家・白井聡が語る銃撃事件(小林 空) @moneygendai

    連続在職日数2822日、憲政史上最長の政権を築いた安倍晋三元首相は、アベノミクスや集団的自衛権の行使など、賛否両論の政策を推し進めた。またスキャンダルにまみれたモリカケ問題では、国民を二分する激しい対立を引き起こしもした。 2012年12月に成立した第2次安倍政権とは何だったのか。安倍氏が殺害されるひと月前、奇しくもその実態を論考した『長期腐敗体制』(角川新書)を上梓していたのが、思想史家であり政治学者の白井聡・京都精華大学准教授だった。 ベストセラー『永続敗戦論』をはじめ、戦後日政治史の核心をつく著作を発表し続ける白井氏に、第2次安倍政権以降の「体制」について、その真相を語ってもらった。 (取材・文 小林空) 「自公政権はきわめて歪な『体制』と化している」 ――安倍晋三元総理が凶弾に倒れました。 まずは哀悼の意を表したいと思います。あまりに衝撃的で言葉もありません。 事件の解明はまだこ

    「安倍元首相は自らが生み出した『長期腐敗体制』の犠牲者です」 思想史家・白井聡が語る銃撃事件(小林 空) @moneygendai
  • 唯一無二の超大陸「パンゲア」に繁栄した"最強両生類"たちの復元(ブルーバックス編集部)

    化石を手がかりに、科学技術を駆使して、古生物のさまざまな謎に迫る「古生物学」。それは、まさに"良質なミステリー"とも言える学問ですが、中でもその進化と滅亡、あるいは現在へに至る道程、「生命の歴史」は、とりわけ壮大なテーマの1つです。 そして、私たちに、その古生物を生き生きと想像させてくれるのが、そうした研究から生みだされた復元。イラストや図に描かれた姿は、まさに当時の世界を彷彿させます。しかし、現在描かれる復元が確定するまでには長い年月を必要とした生物も少なくありません。そして、また新たな知見が加われば、そうした姿もまた"更新"されることでしょう。 今回は、復元にいたる過程が特徴的な古生物とその研究を、『カラー図説 生命の大進化40億年史 古生代編』からご紹介します。時代は、超大陸「ゴンドワナ」と「ローレンシア」、「シベリア」の3大陸が合体し、唯一無二の超大陸「パンゲア」が舞台となる古生代

    唯一無二の超大陸「パンゲア」に繁栄した"最強両生類"たちの復元(ブルーバックス編集部)
  • 106億8000万円を熔かした「大王製紙の御曹司」、シャバに出て再びカジノの熱戦場へ…井川意高の「熔ける 再び」(1)【発売前先行公開】(井川 意高) @gendai_biz

    マスコミからの取材をすべてシャットアウトする中、収監直後に電撃的に出版した告白『熔ける』(双葉社、のちに幻冬舎文庫)は、累計15万部超えのベストセラーとなる。古典落語には、バクチで全財産をスッて窮地に陥る男が頻出する。落語の世界から飛び出してきたような破天荒な「バカラ放浪記」は、全国のギャンブラーの共感を呼んだ。 2016年12月14日、3年2カ月の刑期を終えた井川氏は仮釈放されてシャバに出てくる。2017年10月2日には、懲役4年の刑期満了を迎えて完全に自由な身となった。 ここで素朴な疑問が浮かぶ。106億8000万円もの大金を熔かしたギャンブラーが、刑務所にブチこまれたくらいで果たしてバクチをやめられるのだろうか――。

    106億8000万円を熔かした「大王製紙の御曹司」、シャバに出て再びカジノの熱戦場へ…井川意高の「熔ける 再び」(1)【発売前先行公開】(井川 意高) @gendai_biz
    synonymous
    synonymous 2022/06/28
    マトリックスで生体発電機となるべき。
  • 日本人の15%、与党支持者の3割が「民主主義は大事じゃない」と思っている…驚きの調査結果(秦 正樹) @gendai_biz

    近年、民主主義と権威主義いずれの政府のパフォーマンスが優れているかについて、かつてないほどに注目が集まっている(たとえば、Narita & Sudo, 2021;安中, 2021)。 新型コロナ禍が明らかにしたように、「緊急事態」にあっては、政治的な意思決定に合意や時間を要する「モタモタした」民主主義体制より、強権的であっても「スピーディーな」権威主義体制の方が魅力的に映る人も多いかもしれない。実際に、多くの民主国の世論では、民主主義が唯一の合法的な統治形態だとは認められつつも、同時に、必ずしも市民のニーズを実現する十分な方法だとは思われていないようである(Foa & Mounk, 2016)。 さらに、東アジア各国では「民主主義からの離脱(Democratic deconsolidation)」現象も観察されている(Shin, 2021)。そうした中にあって、現代の日人は民主主義の価値

    日本人の15%、与党支持者の3割が「民主主義は大事じゃない」と思っている…驚きの調査結果(秦 正樹) @gendai_biz
  • 「合コン」はしないし「マッチングアプリ」利用者は1割だけ…「若者の恋愛」の大変化(飯田 一史) @moneygendai

    1974年から6年ごとに日教育協会が実施している「青少年の性行動全国調査」の最新2017年(第8回)調査では、高校生・大学生の性行動経験率は2005年に男女ともにピークになる(高校生男子26.6%、同女子30.3%、大学生男子63.0%、同女子62.2%)も、2011年調査では高校生、大学生ともに大きく低下し、2017年調査ではさらに低下した(高校生男子13.6%、同女子19.3%、大学生男子47.0%、同女子36.7%)。 また同調査によれば、合コンに「参加する」と答えていた割合は2005年には高校生の約1割、大学生の約4割だったのが、2011年には高校生は1%程度に激減、大学生でも2割強で、2017年には1割まで減少した。 合コンからマッチングアプリに移行したのだろう――と思うかもしれないが、そう単純には言えない変化が起こっている。林雄亮・石川由香里・加藤秀一編『若者の性の現在地』

    「合コン」はしないし「マッチングアプリ」利用者は1割だけ…「若者の恋愛」の大変化(飯田 一史) @moneygendai
  • 衝撃の「ロシア敗北論」全文和訳…元駐ウクライナ中国大使は何を語ったのか(近藤 大介) @gendai_biz

    習近平政権が抹消した「幻の講演」 ロシアウクライナに侵攻して、まもなく3ヵ月を迎えるが、中国にもウクライナ兵士並みの勇気を持ち合わせた外交官がいるものだ。 高玉生(こう・ぎょくせい)元駐ウクライナ中国大使、74歳である。 まずは簡単に略歴を紹介する。高氏は、国共内戦中の1947年に、首都・北京を取り巻く河北省で生まれた。青年時代の文化大革命の混乱を経て、1975年から1979年まで、天津市で中学教師をやっていた。 1979年、31歳にして、北京大学経済学部の大学院に入る。1982年に中国国際問題研究所に入所。1984年にロシアンスクールの外交官となり、4年間、3等秘書官及び2等秘書官としてモスクワの中国大使館勤務。1992年から再び4年間、1等書記官及び参事官として、モスクワの中国大使館に勤務した。その後、2000年から3年間、駐トルクメニスタンの中国大使を務めた。 続いて、2005年1

    衝撃の「ロシア敗北論」全文和訳…元駐ウクライナ中国大使は何を語ったのか(近藤 大介) @gendai_biz
    synonymous
    synonymous 2022/05/17
    でっかい北朝鮮
  • 【形を伝えるプリオン】揺らいできた〈遺伝子=DNA〉というドグマ(中屋敷 均)

    遺伝子とは何か?——遺伝子に関する知見が深まるほど、遺伝子に関する謎も増えている、というお話をご紹介しましたが、さらに「遺伝子という言葉の意味するもの」そのものが揺らぎ始めているのではなないか、という知見や現象が次々と報告されています。 前回の記事〈新知見が謎をますます深める!? 実は定義さえできていない「遺伝子」〉 いくつかの例を見ながら、私たちが当たり前のように思っている「遺伝子はDNA」ということについて、当なのか考察してみたいと思います。 当に「遺伝子はDNA」なのか? 先日の〈新知見が謎をますます深める!? 実は定義さえできていない「遺伝子」〉では、現代における「遺伝子とは何か」にまつわる技術的な問題の一つを取り上げた。今回は、より質的な次元で揺れている「遺伝子とは何か」について、いくつかの話題を紹介したい。 化学物質としての遺伝子がDNAであることは、現代において自明なも

    【形を伝えるプリオン】揺らいできた〈遺伝子=DNA〉というドグマ(中屋敷 均)
  • プーチンの「陰謀論」に踊らされる左派系言論人…ウクライナ「代理戦争」論の錯誤と罪悪(篠田 英朗) @moneygendai

    ウクライナ情勢をめぐって、日でも様々な議論が巻き起こっているが、だいぶ構図がはっきりしてきたように思う。 国際的な法規範を重視し、日の国益もその維持にある、と考える人々がいる。しかし世界の諸問題はアメリカの帝国主義によって引き起こされており、日はそこから距離を置くべきだ、と考える人々もいる。両者の溝は、根深い。他の様々な場面でも、溝は現れてきた。それがウクライナ情勢をめぐっても、やはり噴出してきているのだ。 幸い、日政府は、国際社会の維持に日の国益も重ね合わせる見方をとり、同盟国・友好国と協調する政策をとってきている。ロシアに制裁を科し、ウクライナに支援を提供している。私としては、妥当な方向性だ、と考える。今後もこの方向性で努力をしていくべきだ。 ただし、欧米諸国や日を中心とする国際的な反ロシアウクライナ支援の流れに抗する人々も存在する。伝統的な左翼の中核的な勢力の外周に属す

    プーチンの「陰謀論」に踊らされる左派系言論人…ウクライナ「代理戦争」論の錯誤と罪悪(篠田 英朗) @moneygendai
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    synonymous 2022/04/13
    国内政治には naive なのかしら。
  • 「聞く」ばかりの岸田総理、ここにきて「何もしていない」のに過労でダウン寸前(週刊現代) @gendai_biz

    ウクライナ侵攻で睡眠不足 「国会会期中にコロナ禍とウクライナ侵攻が重なり、『総理に覇気が感じられない』との声が官邸から聞こえて、体調不良が心配されていました」(全国紙政治部記者) ウクライナ侵攻に関しては海外とのやり取りが多くなり、その分、岸田文雄首相の睡眠時間が削られていたのだという。 「結局、医師に診てもらったところ、『過労』という診断が下ったようです。しかし、病名がつかないだけに具体的な治療方針も立てられず、かと言って休養を多めに取るということも現状を鑑みると不可能でしょう」(同前) 岸田派中堅議員は、「総理は、『何か少しでも異変があったら深夜でも携帯を鳴らしてほしいタイプ』なので、官邸幹部は気を揉んでいる」と明かすが、一方でこんな指摘もある。 「一国の総理が激務なのは当然でしょう。岸田さんはかねてから何が優先課題なのか分からないままで、目に見えて実績が出ているとは言い難い状況です」

    「聞く」ばかりの岸田総理、ここにきて「何もしていない」のに過労でダウン寸前(週刊現代) @gendai_biz
    synonymous
    synonymous 2022/04/12
    普通に激務やん
  • 歴代総理が頼ったロシア通・鈴木宗男が語る 日本のメディアが伝えない「プーチンの素顔」「ゼレンスキーの怠慢」(田原 総一朗,鈴木 宗男) @gendai_biz

    当に「プーチンが悪い」で済ませていいのか? 2022年2月24日、ロシアウクライナに軍事侵攻して第三次世界大戦の危機が訪れている。大統領就任直後、プーチンが最初に会った外国の政治家である鈴木宗男が、ウクライナ危機と日露関係の出口戦略を田原総一朗に激白した。 人情家としてのプーチンの素顔 田原総一朗 鈴木宗男さんといえば、日の政界では随一のロシア通です。いったい鈴木さんは、いつどこでプーチンと出会って仲良くなったんですか。 鈴木宗男 一番最初にプーチンさんに会ったのは1999年8月、あのときは大統領ではなく首相です。ニュージーランドのオークランドでAPEC(アジア太平洋経済協力)が開かれたのですが、エリツィンさんは体調が悪くて来れず、プーチン首相がかわりにAPECに来ました。 田原 プーチンはどういう人柄でしたか。 鈴木 一般的に「KGB(ソ連国家保安委員会)出身の冷たい人間だ」と受け

    歴代総理が頼ったロシア通・鈴木宗男が語る 日本のメディアが伝えない「プーチンの素顔」「ゼレンスキーの怠慢」(田原 総一朗,鈴木 宗男) @gendai_biz
    synonymous
    synonymous 2022/03/24
    おおう、老害 vs 老害じゃん。
  • 日本に最悪の展開、北方領土返還が“望み薄”でも岸田政権が対ロ外交に慎重だったワケ(牧野 愛博) @gendai_biz

    ロシア軍の侵攻、プーチンの狙いは 2月24日に始まったロシア軍によるウクライナへの全面侵攻。プーチン大統領の狙いは、ウクライナの占領ではなく、ロシアの思い通りに動く傀儡国家の樹立にあると専門家たちは指摘する。 ロシア軍はピンポイントでウクライナ軍の部隊や施設を攻撃し、一部は首都キエフに侵攻している。ロシアウクライナの政府機関などにサイバー攻撃を仕掛けている模様だが、ウクライナ全土の通信が麻痺しているわけではない。専門家の1人は「プーチンは絶対に米軍を含むNATO(北大西洋条約機構)が介入してこないと見切っている」と語る。 米国などの西側諸国はこの間、強力な経済制裁の警告と積極的な機密情報の公開を通じ、ロシア戦争回避を呼びかけたが、抑止に失敗した。自民党ベテラン議員の1人は「今回の事態で一番心配なのは、戦争を始めるハードルが下がってしまうことだ。中国台湾に対し、同じような行動に出たら大

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  • 伝説の報道番組『筑紫哲也 NEWS23』はここまで凄かった!雅子妃パレードもわずか「30秒」に留めて(金平 茂紀,青木 理) @gendai_biz

    かつて『筑紫哲也 NEWS23』という画期的な報道番組があった。同番組の編集長を務め、現在は「報道特集」キャスターの金平茂紀が、ジャーナリスト・青木理とともに日のジャーナリズムの危機と課題について語り合った。新自由主義の烈風が渦巻く時代に抗うため、ジャーナリズムに今何ができるのか。 「ニュースステーション」と「NEWS23」の革命 青木 今や朝日新聞をはじめとする新聞の権威など風前の灯ですが、かつてのメディア界では新聞の権威が圧倒的であり、少なくとも報道分野においてテレビは邪道扱いでした。実際に1980年代の半ばまで、テレビの世界でもニュースは“添え物”に近かった。ところが久米宏さんをキャスターに据えて1985年10月にスタートした「ニュースステーション」(テレビ朝日)は「ニュース番組が商売になる」という一種の革命を起こしました。 金平 「ニュースステーション」が始まった直後の1986年

    伝説の報道番組『筑紫哲也 NEWS23』はここまで凄かった!雅子妃パレードもわずか「30秒」に留めて(金平 茂紀,青木 理) @gendai_biz
  • 「ウクライナは核を放棄したからロシアに侵攻された」という議論が見逃していること(秋山 信将) @gendai_biz

    ウクライナは核を放棄したからロシアに侵攻されたのだ――ロシアウクライナへの侵攻を続ける中、日でもそうした議論を目にするようになった。しかし、単純にそう考えてしまっていいものなのか。国際政治、なかでも軍備管理や安全保障を専門とする、一橋大学大学院法学研究科教授の秋山信将氏が解説する。 「核を放棄しなければ…」 ロシアウクライナに侵攻した。これだけ軍事力に格差があれば、ウクライナなどロシア軍にとっては一ひねりだろうと想像していた向きも多かったようだが、ゼレンスキー大統領のリーダーシップ(こちらについても彼を見くびっていた人たちも少なくなかったのではないだろうか)の下でのウクライナ軍と国民の抗戦は、能力、意欲ともに予想をはるかに超えるものであった。 一方、ロシアのプーチン大統領は、米国や北大西洋条約機構(NATO)の介入の機先を制する意図もあってか、核兵器使用の可能性を早い段階から示唆し、

    「ウクライナは核を放棄したからロシアに侵攻された」という議論が見逃していること(秋山 信将) @gendai_biz
    synonymous
    synonymous 2022/03/02
    『「世界第3位の核保有国」だったウクライナが「ブダペスト覚書」という薄っぺらな紙切れと引き換えに大切な核を放棄させられた、というナラティブは政治的空間で作られたものに過ぎない。』
  • ロシアのワリエワ選手「ドーピング疑惑」小児精神科医として見逃せないこと(内田 舞)

    驚異か脅威か!?「チーム・トゥトベリーゼ」 カミラ・ワリエワ選手、アレクサンドラ・トゥルソワ選手、アンナ・シェルバコワ選手の技術、演技、これまでの努力、様々なことを耐えて五輪の滑走までたどり着いた精神力に、この上ない敬意を感じています。選手達には大きな拍手を送りたいです! しかし、彼女たちを囲む大人達には同じことが言えません。 ドーピングが公式に発覚したのは今回が初めてですが、ワリエワ選手を指導しているエテリ・トゥトベリーゼコーチの指導法に関して、選手への精神的、そして身体的な悪影響は以前より広く議論されていました。 2014年に浅田真央選手(当時23歳)が世界選手権を優勝してからの8年間、世界チャンピオンはほぼ全員15〜18歳のロシア女子選手ばかりでした。プルシェンコを育てたミーシンコーチに師事するエリザベータ・トゥクタミシェワ選手(2015年世界選手権を18歳で優勝)以外は、全員トゥト

    ロシアのワリエワ選手「ドーピング疑惑」小児精神科医として見逃せないこと(内田 舞)
  • アインシュタインが予言した"重力波"ってなに?(田中 雅臣)

    宇宙物理学の様々な謎に挑む新しい天文学「マルチメッセンジャー天文学」。この幕開けともいえる"重力波の初検出"には、2017年のノーベル物理学賞が贈られました。 でも、そもそも"重力波"ってなに? アインシュタインが予言したともいわれる"重力波"について、マルチメッセンジャー天文学、気鋭の研究者がわかりやすく解説します。 もう一度、"重力"について考えてみよう 重力波という言葉を聞いたことがあっても、それを生き生きと実感できる人はなかなかいないでしょう。重力波が伝わっているところを「見た」ことがある人はいないはずです。そもそも、重力波は私たちの目で「見る」ことはできません。 しかし、重力波にはピンとこなくても「重力」なら皆さんご存じのはずです。今、私たちが座っていて、宙にフワフワと浮いてしまわない理由は、私たちが地球の重力に引かれているためです(図1)。 手に持っているものが床に落ちてしまう

    アインシュタインが予言した"重力波"ってなに?(田中 雅臣)
    synonymous
    synonymous 2022/02/09
    かめはめ波
  • 人間以外の動物は同種間では殺し合いをしない、は本当か?(更科 功)

    オオカミの殺し合い まだ私が学生だったころの話だが、動物の行動について次のように教わった。 「同種の個体を殺すのは人間だけである。人間以外の動物は、たとえ同種の個体同士で争いになっても、相手を殺すまで闘うことはない。残忍に思えるオオカミも、敵わないと思って相手が服従のポーズを取れば、そこで闘いは終わる。こういう行動は、種を存続させるために進化したものである」 もちろん、これは正しくない。同種の個体同士で殺し合いをする動物はたくさんいる。たとえば、サルの仲間ではハヌマンラングーンやチンパンジーなど、その他の哺乳類ではライオンやイルカなど、鳥の仲間ではカモメやレンカクなど、昆虫ではタガメやミツバチなどで、同種の個体を殺す行動が観察されている。 また、オオカミと言えば、人類学者であるパット・シップマン(1949~)が、アメリカのイエローストーン国立公園で目撃した例が忘れられない(*)。 8頭のオ

    人間以外の動物は同種間では殺し合いをしない、は本当か?(更科 功)
  • 文春砲『線虫がん検査「精度86%」は問題だらけ』があまりにお粗末と言える確固たる理由(木原 洋美) @gendai_biz

    受験シーズンが到来しているが、もしも〇×式のテストで、〇の割合を15%以内と決めて回答したとして、合格できる可能性はどれほどあるだろう。まして受験者も採点者も大勢いる状況で、合格点を出し続けられるものなのか。――がんの匂いを嗅ぎ分ける線虫の能力を利用する画期的ながん検査「N‐NOSE(エヌノーズ)」について、週刊文春がつきつけた「問題だらけ」とする中身は、そんな不可能を可能と決めつける実に不思議なものだった。 東大、都立駒込病院、阪大も共同研究先 去る12月8日、「線虫がん検査「精度86%」は問題だらけ 「尿一滴でわかる」で話題」と題して週刊文春2021年12月16日号(以下文春)に掲載された記事に困惑した。筆者は「九州大学が、線虫にがんを非常に高い精度で嗅ぎ分ける能力があることを発見した」と報じられた2015年から線虫がん検査に注目し、研究開発が進展する都度レポートしてきたからだ。 この

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  • なぜ「女性の落語家」は少ないのに「女性の講談師」が多いの…? その「意外な理由」(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    女性落語家の受賞 2021年、NHK新人落語大賞を取ったのは桂二葉であった。 初の女性落語家の受賞である。 どれほど話題になっていたのかちょっとわからないが、わりと画期的な出来事である。 海外にも報道されていた。 ニューヨークタイムズから桂二葉さんについて話を聞きたいとの、取材依頼があった。 ニューヨークタイムズだから、おそらくニューヨークとかそのあたりで読まれるのだろう。取材してきたのはアメリカ人記者である。 リモートでのインタビューであり、英語で聞かれ、通訳が入った。 依頼の時点で「初めての女性の受賞」というところにニューヨークが反応したのだろうと推察していた。記者の人も通訳さんも女性であった。 なぜ落語家には女性が少ないのか、という話は、日人にするのさえ、少しむずかしい。「そもそも落語というものは」と18世紀の日社会から話を始めないと十全に解説できないからだ。 でもまあ、向こうも

    なぜ「女性の落語家」は少ないのに「女性の講談師」が多いの…? その「意外な理由」(堀井 憲一郎) @gendai_biz