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ブックマーク / chikawatanabe.com (10)

  • 日本のためではなく日本人のために何かをするんじゃだめなんでしょうか

    JTPAシリコンバレーカンファレンスを受けての感想。私も設立当初から関与しているJTPAというシリコンバレーの日人NPOが、シリコンバレーで働くことについてさまざまな角度から話をする丸一日のカンファレンスを実施、120人ほどが参加した、というもの。前後で何十件もの会社訪問や学校訪問、その他もろもろのイベントが催され、なかなか活発であった、、、と思う。 実はカンファレンス当日、私は自分の話す最終のコマしか行かなかったので、他のセッションで何が話されていたか皆目わからないのだが、聞いていた主催者側であるJTPAの人たちが異口同音に言っていたが 「『愛国心はないのか』『日を救うために何をすべきか考えているか』という類の参加者からの質問が複数あった」 ということ。で、主催者側の人たちの中は、かなり反発を感じた人たちも複数いた模様。 というのも、JTPA側はみなボランティアでこのカンファレンスを

    日本のためではなく日本人のために何かをするんじゃだめなんでしょうか
    syou6162
    syou6162 2009/03/28
    「不満があったら、自分の環境が変わって欲しいと夢想しているのではなく、まず自分が変わるべき。転職するのもひとつの『変化』。自分すら変えられない人に、他のものを変えられるはずがない」
  • シリコンバレーは来ないと享受できないメリットが沢山あるが、来なくてもわかることが沢山あるー2

    さて、昨日は「シリコンバレーは来ないと享受できないメリットが沢山ある」ことについて書いたのだが、今日は後編で、「来なくてもわかることが沢山ある」。 インターネットも発達、腐って発酵して香しくなるほど情報がオンラインにあり、しかもTwitterやらチャットやらビデオコンファレンスやら、リアルタイムの情報まで入手できて、さらにはSNSで世界の人々と人間関係まで構築できるという今日この頃。当に近所にいることに意味があるのか?結論から言うと、「最後はやっぱり会って話せる環境がモノを言うが、しかしかなりのところまではオンラインでイケる」。 「シリコンバレー発世界に羽ばたくインターネット事業を立ち上げたい。ついては、シリコンバレーに住めばシリコンバレーがわかるはずだから、まずは移り住んでからどういう事業を起業するか考える」 「シリコンバレーの会社で働きたいが、まずはシリコンバレーに住めばシリコンバレ

    シリコンバレーは来ないと享受できないメリットが沢山あるが、来なくてもわかることが沢山あるー2
  • シリコンバレーで働く方法

    Pasonatechのサイトで連載している「働けシリコンバレー」。基的には、シリコンバレーで働く日人にインタビューしたものを連載している。時々そうじゃない回もあるのだが。 最新号は福澤伴子さん。今回の特徴は、「アメリカの理系大学院に留学して、卒業後に出る『お試しビザ』であるところのoptional practical training (OPT) visaをゲットして、テクノロジー系企業に就職する」という王道のキャリアの人がついに登場したこと。これが一番楽にシリコンバレーで働く道なはずなのだが、このインタビューを始めて、そういう日人はなかなかいないということがわかった。 近いところでは、VMWareで働く吉澤さんのインタビューがある。カリフォルニア大学サンタクルーズ(UCSC)校の分校がシリコンバレーにあり、ここに9ヶ月通って大学卒業と同等の証書をもらい、OPTビザを取って就職したそ

    シリコンバレーで働く方法
    syou6162
    syou6162 2009/03/03
    王道、か。SVCの時にまたお話を聞いてみたい
  • JTPAカンファレンス参加者へのお知らせ (You might be missing out!!!)

    3月21日に行われるJTPAカンファレンス。その前後に、有志による様々なオフィス訪問ツアーや談話の会が設定されているのだが、これが意外に申し込みしている人が少ない。 売上げ2兆円の大データベースメーカーOracle訪問や、これまでに7千万ドル近くを増資、シリコンバレーでも有数のインターネットベンチャーのRockYou訪問は、なんと一桁の人しか申し込みがない。 わざわざシリコンバレーまでカンファレンス見にきて、今をときめくRockYouのオフィスツアーに行きたい人、ギラギラ鏡面ビルのOracleに行ってみたい人が一桁しかいないってありえない。これはきっとオフィスツアーの存在を知らない方がいるのではないか、ということで、以下どんな会があって、どこから申し込むかリストアップします。ついでに私も重い腰を上げてカンファレンス翌日22日にブランチをすることにしましたので、ご希望の方はリンク先のFace

    JTPAカンファレンス参加者へのお知らせ (You might be missing out!!!)
  • 2007年のアメリカ・トップ5ニュース

    私が考える2007年のトップニュースを順不同で5つリストアップしてみました。 サブプライム問題 月収20万円の人に、月々の支払いが20万円のローンを貸してた、といったようなことが根元の問題。北欧の田舎町までサブプライムローン焦げ付きの被害が及び、世界が金融でつながっていることが明確化。 2000年のドットコムバブル崩壊後、ドットコム企業の株につぎ込まれていた資金が不動産に向かい、6年かけて住宅ローン問題として浮上した、とも言われる。 サブプライムで痛んだアメリカの銀行は、さっさと海外の国家資金(Sovereign Fund)から資金調達して財務体質を改善。Citibankは株式の5%をアブダビに75億ドルで売却、Morgan Stanleyは10%を中国に50億ドルで売却。 (一方、サブプライム崩壊を見越してヘッジしたGoldman Sachsは、無傷で記録的利益を更新し続け、無敵ぶりを発

    2007年のアメリカ・トップ5ニュース
  • シリコンバレーは変な日本人の吹き溜まり

    今日、鹿児島大学の学生さんたちがシリコンバレーツアーに来ていて、そこでパネルディスカッションをした。パネルは、私以外はみなソフトウェアエンジニアだったのだが、まぁ濃かったです。 私がこのブログを書くときは、「私は日の平均からしたら相当変な人間だから、私が思うことをそのままストレートに書いても伝わらないこともあるし」と一応気を使ってくどくど書いてるところもあるのだが、そういうのなし、直球ストレート。 ということで、私「以外」のパネルメンバーの回答をいくつか例としてあげます。私が言ったことじゃないですよ。(まぁ、代弁してもらってる感はあるが) 例1 学生さんからの質問「転職するときの恐怖をどうやって克服したんですか」 回答「恐怖?何の恐怖?何が怖いの?定義して。わかんない。転職ってクラス替えみたいなもんでしょ。」 例2 質問「飽きっぽいのって悪いことなんじゃないんですか?」 回答「全然!飽き

    シリコンバレーは変な日本人の吹き溜まり
  • Second Life分析シリーズ2:割と年季の入った世界のオタクのコミュニティ

    前回に引き続きSecond Life。今日は「一体全体、誰がSecond Lifeを使ってるの?」というテーマ。 結論から言うと、 「Second Lifeは、割と年季の入った世界のオタクのコミュニティ」 現状ユーザーのどれくらいがオタクかはさてはおきつ、「まずはこの手のユーザーに受け、それをバネに一般ユーザーに広げる」、という「二段ロケット型事業拡大」の道を推移している、というのは間違いない。 (ちなみに、オタク=geekです。褒め言葉ですので、お間違えなきよう。) よく知られることだが、メディアで騒がれてる割には、アクセスしてみると閑散としているSecond Life。 前回も言ったとおり、1CPUあたり20-30人というのが大体のキャパで、1Sim(Second Life内単位エリア)が1CPUで、しかもSimは16エーカーと大きいので当然のことではある。 一応、予め大勢の人が来るこ

  • On Off and Beyond : ゲームは役に立つという話し再び

    以下、新日監査法人が出している「株式公開センサー」という季刊誌に4月のはじめに書いたコラムです。「Sarbanes Oxley法ができてから、ミニベンチャーでも、公開すると毎年200万ドルもコンプライアンス費用がかかります」、という話。 ****** ベンチャーキャピタルから投資を受けたベンチャーにはエグジットが必要だ。エグジットは文字通り出口。ベンチャーキャピタルが自分の持分をキャッシュに変えるイベントである。IPOがその最たるものだが、M&Aで企業を売却するのもエグジット。これ以外に、経営陣が投資家の株を買い取るという手段もあるが、投資家にとっては大したリターンが見込めないし、経営側もどこかからキャッシュを調達してくる必要がある。ということで、これはIPOもM&Aもだめなときの最後の手段。 最も望ましいエグジットはIPOだが、日に比べてアメリカではその敷居は高い。上場企業がたくさん

    On Off and Beyond : ゲームは役に立つという話し再び
  • On Off and Beyond: ハリウッド映画予告編の男:Don LaFontaine

    一昨日夜半病院行きとなったムスビ。今日は随分元気になってきました。病名は、バクテリアによる消化器異常・・・つまり「あたり」ですな。うーん、何をべたのか。(もう一匹はピンピンしている。) なぜバクテリアとわかったかというと「サンプル」を持ち込んで顕微鏡で見てもらったから。サンプルが何かはヒ・ミ・ツ。脱水症状気味だったので、生理塩水を打ってもらって、あと抗生物質ともう一つ注射して、薬をもらって、消化のよい処方箋キャットフードを出してもらって帰宅。これで2時間。ふー。 で、今は、毎日二回薬を飲ませないとならないんですが、これが、針のない注射器で1ccずつ二種類を喉に流し込む、という荒業。手で、ぐわっとの頭を掴んで仰け反らせ、口をあけた瞬間に喉の奥のほうめがけてぐしゃっと噴射。結構上手くなってきたけど。 昨日は、隅っこにうずくまって水も飲まず、ダダモレ状態でしたが(今日もちょっと)、今日は

    On Off and Beyond: ハリウッド映画予告編の男:Don LaFontaine
  • 消えていったベンチャー:SNSとかペットクローンとか

    シリコンバレーは「新しいビジネスが台頭」という話題で一杯だが、ビジネスがダメになった話はめったに出ない。ベンチャーなんて、成功するのは100のうち1つあるかないか。死亡ベンチャーやら、死なないまでも売上20億円くらいを脱することができない「living dead」ベンチャーの話を追いかけていたらキリがない。それに、アメリカ人は成功話が好きだから、「ダメになった話」「暗い話」はニュースネタとして「売れない」路線なのでありましょう。(・・・なので、インターネット検索は結構危険。会社が上り調子で話題になったときの記事ばかりたくさん出てくるので、日付をよーく見ないといけません。) ということで、今日はそのめったに出てこない景気の悪い話で、「ダメになったベンチャー」の、ペットクローンビジネスのGenetic Savings and Cloneと、SNSのFriendsterについて。 Genetic

    消えていったベンチャー:SNSとかペットクローンとか
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