「呪いのサルコジ人形」違法性認める パリ控訴院2008年11月29日19時45分印刷ソーシャルブックマーク 【パリ=国末憲人】サルコジ仏大統領の布製人形に針を刺す「呪いのサルコジ人形」が売り出され、大統領が発売元に回収を求めた訴訟で、パリ控訴院は28日、大統領の主張を一部認め、発売元に対して人形が違法だと掲示したうえで売るよう求めた。 仏ラジオによると、控訴院は人形が大統領の尊厳を損なうと判断。ただ、商品回収は行き過ぎだとして、違法と判断された事実を売り場に掲示すべきだ、とした。 同人形について、一審のパリ大審裁判所(地裁)は「表現の自由とユーモアの範囲内だ」として大統領の訴えを棄却、大統領が上訴していた。 アサヒ・コムトップへニューストップへ