国際サッカー連盟(FIFA)会長賞を受賞した現役最年長のサッカージャーナリスト、賀川浩氏(90)=元大阪サンケイスポーツ編集局長=が日本-シリアの観戦記を寄せた。クラブで出場機会を失っていたFW本田圭佑(27)=ACミラン、長友佑都(27)=インテルミラノ=に合格点をつけたが、前半の好機を逸したチームにはポジションプレーの練習量不足を指摘した。 シリアは内戦とIS(イスラム国)の脅威にさらされて、国内が混乱し、難民が近隣諸国にあふれている。対する日本は2020年の五輪を東京で引き受けようという平和の象徴のような国だ。お互いがまったく違う立場であっても、W杯の出場権を争うために国を背負って予選に臨む。これがサッカーのおもしろさであるし、サッカーたるゆえんだろう。
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