B-CASカードの改造問題で、京都府警サイバー犯罪対策課は6月19日、電磁的記録不正作出・同供用の疑いで、京都府宇治市の男(30)を逮捕した。 調べでは、男は5月中旬、データを改造して有料放送を無料で視聴できるようにしたB-CASカードを自宅PCで使用した疑い。 男は5月ごろ、「平成の龍馬」というブログでB-CASカードを書き換える方法を紹介。同ブログで手法が“ポピュラー”になり、ICカードリーダーが各地で売り切れる事態になった。ブログはその後閉鎖されていた。 またB-CASカードを書き換えるプログラムをネットで提供したとして、不正競争防止法違反容疑で東京都大田区の男(36)を逮捕した。 関連記事 改造B-CASカード販売で初の逮捕 有料放送を無料で視聴できるように改造したB-CASカードを販売したとして、不正競争防止法違反の疑いで男が逮捕された。 スカパー、改造B-CASカードによる無料