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ブックマーク / globe.asahi.com (17)

  • 革命の英雄が、なぜ批判と中傷の的に 民主化運動の発火点、チュニジアを歩いた:朝日新聞GLOBE+

    「アラブの春」は何だったのか 7年前、中東を激震させた「アラブの春」とは何だったのか。民主化を目指した国々の多くでは今、自由な言論も人権も、当時よりさらに抑圧されている。イスラムと西洋の価値観がせめぎ合い、新しい社会への生みの苦しみが続く。「始まりの地」チュニジアを訪ねた。 革命の英雄が一転、批判と中傷の的 「ここで、彼は自分に火を放ったんだ」。地中海を望む北アフリカ・チュニジアのシディブジド。首都チュニスから車で3時間以上かかる小さな街に、7年前に世界に衝撃を与えた「アラブの春」の始まりの地がある。26歳の平凡な青果商、ムハンマド・ブーアジージーが焼身自殺を遂げた現場だ。仕事仲間だったという男性(49)が指さす道路を、「英雄」になったムハンマドの巨大モニュメントが見下ろしていた。 シディブジドの街を焼身自殺したムハンマド・ブーアジージーの巨大なモニュメントが見下ろしていた 2010年12

    革命の英雄が、なぜ批判と中傷の的に 民主化運動の発火点、チュニジアを歩いた:朝日新聞GLOBE+
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    syuu1228 2018/09/04
  • 中東に生まれた「新しい地図」はこう読む 専門家の視点は:朝日新聞GLOBE+

    バリ・ナスル 1960年生まれ。米マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得し、米タフツ大フレッチャー法律外交大学院で国際政治学教授などを歴任。2009年から11年までは、アフガニスタン・パキスタン担当の米政府特別代表の特別顧問も務めた。米ニューヨーク・タイムズ紙のコラムニストだったほか、メディアへの寄稿も多数。 問題はイランの膨張ではなく、アラブ世界の崩壊 2003年に米国の介入でイラクのフセイン政権が倒れ、2011年に「アラブの春」でシリアが内戦になりました。さらにイエメン、エジプト、リビアも崩壊したことで、イランやトルコといった地域大国の影響力が高まりました。政府の崩壊による真空状態が大国を引き寄せたわけです。イランの膨張が問題視されていますが、質的な問題はアラブ世界の崩壊です。支配的だったスンニ派の優位は崩れ、シーア派がはるかに重要な存在になったことでイランの影響力が著しく

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    syuu1228 2018/09/04
  • 運転解禁の陰で活動家の一斉逮捕 女性の解放、国とのせめぎ合い:朝日新聞GLOBE+

    運転するザイナブ・イスマイールの姿を、友人が「(運転手でなく)あなたが迎えに来てくれて最高」という言葉とともにSNSに投稿した サウジ、「上からの改革」で女性の運転解禁 「自分の国で運転できる日が来るなんて、信じられない」。サウジアラビアで女性の運転が解禁された6月24日朝、東部・アルコバールに住む医師ザイナブ・イスマイール(39)はマイカーのハンドルを握り、勤務先の病院に向かった。通い慣れた45分の道だが、後部座席ではなく運転席に座るのは初めてだ。 女性の運転が解禁されたサウジアラビアで、マイカーを運転する医師のザイナブ・イスマイール=人提供(インスタグラムから) 子どもの頃からの夢をかなえて医師になり、大学時代を過ごしたパキスタンで運転免許を取ったが、帰国後は運転できなくなった。通勤のために雇ったインド人運転手の給料は物価とともに上がり、月1700リヤル(約5万円)に。「でも払わなけ

    運転解禁の陰で活動家の一斉逮捕 女性の解放、国とのせめぎ合い:朝日新聞GLOBE+
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    syuu1228 2018/09/04
  • 「発行止めろ」一本の電話でつぶされた新聞社  「アラブの春」から7年、言論が消えた:朝日新聞GLOBE+

    唐突で不自然な閉鎖命令 「アラブの春」のとき、人々が路上で声を上げていた国々でいま、「言論の自由」が消えかけている。反政府デモがほぼ抑え込まれたペルシャ湾の島国バーレーンでは昨年、唯一の独立系の新聞社が姿を消した。 「発行を止めなさい」 国内最大の発行部数を誇った新聞社「アルワサト」に昨年6月4日午後、情報省から一の電話がかかってきた。「法律に違反し社会に亀裂をもたらした」。司法手続きも経ず発行は即日停止となり、185人は職を失った。「あまりに唐突で不自然だった」と元社員は話す。 記者がかつて訪ねたアルワサト社=2012年4月6日、マナマ バーレーンでは2011年、「アラブの春」の影響で反政府デモが広がった。アルワサトはウェブを含めて発行停止処分を3回受けつつも、政府と反政府双方の主張を報じる編集方針を貫いてきた。 元社員は電話の半月前にあった米大統領トランプのサウジ初訪問で「湾岸諸国

    「発行止めろ」一本の電話でつぶされた新聞社  「アラブの春」から7年、言論が消えた:朝日新聞GLOBE+
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    syuu1228 2018/09/04
  • 規制されてもあきらめない SNS手に、人は中東でしたたかに生きる:朝日新聞GLOBE+

    イランの首都テヘランに住む女性、ネガール・タキビリ(24)はインスタへの投稿で写真家への一歩を踏み出した。16歳で撮り始め、大学でも専攻したもののプロへの道はあまりにも狭い。「写真家としての私を知って!」。4年前、割れた鏡に自分の姿を映した肖像写真を投稿してみると、世界中から「いいね!」が付いた。 イランのネガール・タキビリの自撮り作品=インスタグラムから ドイツの写真集に掲載され、イタリアの写真展から声がかかり、一足飛びに夢に近づいた。いまフォロワー2万4000人。個展を開くのを目標に「自撮り」を中心に投稿を続ける。「インスタは人々を当に、当に、当に簡単につなげてくれる」。ネガールの言葉に実感がこもった。 インスタで作品を発表している写真家ネガール・タキビリ=テヘラン、村山祐介撮影 イランでは、政府批判の温床になるのを恐れ、国がツイッターやフェイスブック、ユーチューブなど大半のSN

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    syuu1228 2018/09/04
  • 100カ国行ったイモトアヤコだから分かる「世界の変化」とは:朝日新聞GLOBE+

    ――2007年に日テレビ系番組「世界の果てまでイッテQ!」の珍獣ハンターに選ばれて以来、足を運んだのはこれまで実に100カ国以上。この10年、どんな変化を感じますか? 「誰もがスマホを持ってる状況になったな、と感じます。アフリカのマサイ族も、アマゾンの奥地に行っても、やっぱりスマホを持ってるんですよ。で、通じるんです。携帯で写真撮ったり、動画撮ったりもしてる。上半身裸で、テントのようなところで暮らしてるのにスマホを見ていたりするのは、すごいちぐはぐで不思議な感じがします。この10年は、そうした変化にびっくりしてますね」 「『イッテQ!』の撮影で行ったインドネシア・コモド島が人生で初めての海外だったんですが、当時の感覚は、今とはまったく違いますね。携帯電話もガラケーで、海外で使うこと自体が今のように普通じゃなくて、誰ともなかなか連絡が取れなくて、不安しかなかった記憶があります」 イモトアヤ

    100カ国行ったイモトアヤコだから分かる「世界の変化」とは:朝日新聞GLOBE+
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    syuu1228 2018/09/04
  • 芝園団地に住んでいます 記者が住民として見た、「静かな分断」と共生:朝日新聞GLOBE+

    1号棟から15号棟までに約5,000人が住む。広場では祭りやつきなど様々な催しが開かれる Photo: Ikenaga Makiko, Oshima Takashi 日の課題が詰まった団地 風が強いときはドアを閉めましょう! 风大时请将门关上! 私が住む棟の入り口にある貼り紙だ。団地住民向けの掲示は、どれも日中2カ国語で書いてある。 団地の入り口に貼られた貼り紙。日語と中国語で書かれている Photo: Oshima Takashi 芝園団地は1978年に日住宅公団(現在のUR都市機構)が建てた賃貸住宅で、約5000人が住む。1990年代から増えた外国人約2500人の大半が、中国人だ。2015年11月、芝園団地がほぼ全域を占める川口市芝園町の人口は、初めて外国人住民が日人を上回った。 90年代は外国人は入居不可という賃貸物件も多かったが、公団の賃貸住宅は中長期の在留資格を持つ外国

    芝園団地に住んでいます 記者が住民として見た、「静かな分断」と共生:朝日新聞GLOBE+
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    syuu1228 2018/06/01
  • 壁がつくる世界 -- 朝日新聞GLOBE

    世界中で壁が建ち始めている。作り手には、東西冷戦の勝者で、自由や経済的な繁栄を享受してきたはずの欧米の民主主義国家が目立つ。さらに壁は中東や南アジア、アフリカなどにも広がっている。いったいなぜ、いま世界で壁が続々とできているのか。壁ができることで、何が起きているのか。「新たな壁の時代」の背景を探ろうと、米国、朝鮮半島、欧州に飛んだ。

    壁がつくる世界 -- 朝日新聞GLOBE
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    syuu1228 2018/05/23
  • ロシアで差別と闘うには、皮肉とウィットが必要だ:朝日新聞GLOBE+

    5月1日のメーデーにサンクトペテルブルクで性的少数者のシンボル、レインボーフラッグを掲げる活動家=AP LGBTの活動に障壁の多いこのロシアで、ナザロフたち活動家は、時にはウィットに富んだパフォーマンスで、彼らに対する差別にユーモアで対抗している。ホモフォビックな政治家に暴言を浴びせられれば、「ホモ」「豚野郎」といった罵詈雑言をつないでオペラの歌をつくって、路上で高らかに歌いあげた。軍をたたえる「祖国防衛者の日」には「LGTB特殊部隊」と称して、コミカルな軍隊式の行進をしてみせた。3月の大統領選前には「プーチン大統領を支持するゲイの会」という皮肉をこめたキャンペーンを展開し、凜々しいプーチンの肖像にレインボーの旗をあわせ、「我らがプーチン」とうたったTシャツもつくった。 →サンクトペテルブルク市議の暴言を歌にした「ミロノフのアリア」(YouTube) →「LGBT特殊部隊」のパフォーマンス

    ロシアで差別と闘うには、皮肉とウィットが必要だ:朝日新聞GLOBE+
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    syuu1228 2018/05/23
  • ロシアのゲイに聞いた 「この国に自由はあるのか」(ロシアの謎):朝日新聞GLOBE+

    2015年、サンクトペテルブルクでLGBTのデモが禁止されたことに抗議する女性 photo: Aleksei Nazarov 「プーチンを支持するゲイ」という皮肉を演じる モスクワの金曜の夜。酔ってはしゃぐ若者たちの横で、サーシャ(31)はひとり静かにバーカウンターでコーラを飲んでいた。ここは、同性愛者らが集まるクラブの一つ。「ここに来ると、優しい人ばかりで安心するんだ」 仕事は鉄道関係という以上話さない。職場にはゲイであることは隠している。「知られたらクビになるか、退職に追い込まれる」 ロシアLGBT(性的少数者)であることは、生きづらいだけでなく、危険でもある。SNSでゲイを装って誘い出して監禁・虐待し、その様子を撮ってSNSで堂々と公開までする。LGBT反対派のページには「家族を崩壊させる犯罪だ」「我々の価値観は西欧とは違う」との言葉が躍る。 ロシアの独立系世論調査機関レバダ・セン

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  • なぜ世界を敵に回す ロシアの振る舞いを解くカギはクリミアにある(ロシアの謎):朝日新聞GLOBE+

    傷ついた国民の心、いやした「クリミア」 ロシアのすべての沿岸都市の中でも、ろくでもない田舎町だ」。19世紀ロシアの偉大な詩人レールモントフが、こう書き残した町がある。モスクワから南に約1200キロ、黒海に突き出た小さな半島の突端にある人口1万あまりのタマニ。湿気を帯びた風が吹き荒れ、「1日のうちに四季がめぐる」と地元住民は空を仰ぐ。 ニワトリの鳴き声が響く寒村の狭い道にいま、巨大なトラックが土ぼこりを巻き上げてひっきりなしに行き交い、人口を上回る数の作業員が押し寄せている。対岸のクリミア半島のケルチとの間を結ぶ全長19キロの巨大な「クリミア橋」の建設が、町を一変させているのだ。 今年中に片側2車線の道路橋を、さらに来年中に並行して複線の鉄道橋を完成させる計画だ。橋のシンボルとなる高さ45メートルものアーチは、すでに姿を見せている。今は荒天ですぐ欠航するフェリーしかないが、橋ができれば品を

    なぜ世界を敵に回す ロシアの振る舞いを解くカギはクリミアにある(ロシアの謎):朝日新聞GLOBE+
  • トップ10にも入らぬ経済力 それでもロシアが世界を揺さぶれる理由(ロシアの謎):朝日新聞GLOBE+

    ヤマル半島の氷に閉ざされた港に接岸したLNGタンカーは、高い砕氷能力を持つ=ロシア・ヤマル半島 photo:Komaki Akiyoshi 巨大エネルギーが生む「強さ」と「弱さ」 ロシアから北極海に突き出す半島、ヤマル。現地の先住民が話すネネツ語で「地の果て」を意味するという。3月下旬、東岸のサベッタを訪れると、零下30℃の中を、純白のホッキョクギツネが走り回っていた。 この極寒の地で、昨年12月から液化天然ガス(LNG)の生産が始まった。ロシアで、サハリンに次ぎ2カ所目のLNGプラントとなる「ヤマルLNG」だ。世界で初めて格的な砕氷能力を持つLNGタンカーを使う。訪れた日は、日の商船三井が保有する「ウラジーミル・ルサノフ」が接岸していた。氷が薄くなる夏季には北極海を東に進み、アジア方面に運ぶ計画もある。地球温暖化で注目される「北極海航路」だ。 ヤマル半島の氷に閉ざされた港に接岸したL

    トップ10にも入らぬ経済力 それでもロシアが世界を揺さぶれる理由(ロシアの謎):朝日新聞GLOBE+
  • プーチン帝国、そこに民主主義はあるのか(ロシアの謎):朝日新聞GLOBE+

    「ホットライン」で全てが動き出した にわかにロシアをにぎわせている問題がある。ごみ問題だ。モスクワ州知事のアンドレイ・ボロビヨフ(48)が昨年11月に訪日し、都内の最新式ごみ処理場を見学。年末にはプーチン大統領がごみの分別収集を企業や市民に促す法律に署名した。 広大な土地を持つロシアでは、これまで「ごみの分別」という考え自体がほぼなかった。焼却もせず、野積みされるのが当たり前。悪臭や環境汚染などの問題は、昨日今日に始まったことではない。 それが、なぜ突然動き出したのか。きっかけが、昨年6月に放送されたテレビ番組「プーチン・ホットライン」だった。大統領のプーチンが生出演し、国民からの質問に直接答える毎年恒例の名物番組。中継で結ばれたモスクワ近郊の住民が「住宅や幼稚園から200メートルのところに、州最大のごみ集積所がある。毎日のように発火して息もできない」と訴えると、プーチンは真剣な表情で「あ

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  • サハリンの学校で日本語が人気 「隣国」ロシアの素顔:朝日新聞GLOBE+

    語の授業で、割りばしを使ってみるサハリンの子どもたち=ユジノサハリンスク市内  Photo: Asakura Takuya サハリンのロシア人が、日に親しみを感じていることには、距離もさることながら歴史的な背景がある。日露戦争以降、島の南半分は日領樺太となり、日人や朝鮮人が移住。第2次大戦後はソ連に占領され、多くは引き揚げたが、日国籍を奪われた朝鮮出身の人や、朝鮮人と結婚した女性ら少なからぬ日人は島に残された。 州都ユジノサハリンスク市に住むナースチャ・ナラ(28)は、日系2世の父と、韓国系の母の間に生まれ、ロシア人として育った。9年生(15歳前後)から学校で日語を始め、大学では日語を専攻。日に留学もした。「当時は日と日語に夢中だった」。そのまま日で暮らしていこうかと考えたが、日の会社で働くようになると、ストレスで体調を崩し、故郷に帰った。いまも日は大好きで、

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    syuu1228 2018/05/23
  • 「次は我が国か」危機感募るリトアニア(ロシアの流儀) -- ロシアの流儀 -- 朝日新聞GLOBE

    「人質になったら命乞いするな。謝るな。泣くな。敵に背中を向けるな」――。「バルト三国」のリトアニアは、2014年のロシアによるクリミア併合以降、「戦時を生き抜く準備」と題したサバイバル・マニュアルをつくり、国民に配布している。 かつては旧ソ連に併合され、国境を接する飛び地にはロシア海軍が基地を構える小国。「次は我が国か」との警戒感は高まっており、徴兵制も復活させた。 マニュアルはカラー刷りで、イラストもふんだんにあしらわれている。「敵の暴力的な行動は撮影して、インターネットでBBCやCNNに送れ」などと攻撃を受けた場合の対応も、具体的かつ詳細に指南している。 サバイバルマニュアルの一部 (「『近くて近い国へ』サハリンから」に続く) ※5月12日公開予定です。

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    syuu1228 2018/05/23
  • 地下シェルターとショッピングモール これがロシアの隣で生きる道:朝日新聞GLOBE+

    ヘルシンキ中心部の地下シェルターの一部。黄色いテープはトイレを設置する区画=フィンランド・ヘルシンキ市内 photo:Asakura Takuya

    地下シェルターとショッピングモール これがロシアの隣で生きる道:朝日新聞GLOBE+
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    syuu1228 2018/05/23
  • 北朝鮮は本当に孤立しているのか -- 朝日新聞GLOBE

    アフリカ研究者 白戸圭一 11 ミサイル開発はなぜ進んだのか北朝鮮が公開した、移動式発射台に立つ「火星14」の写真 10年も前の話で恐縮だが、毎日新聞の南アフリカ・ヨハネスブルク特派員だった筆者は2007年、北朝鮮技術支援を得ている兵器工場がエチオピアに存在しているとの情報をある人物から入手し、エチオピアに取材に出かけた。 この工場の存在は、国連安保理によっても確認されている。工場は首都アディスアベバの西約135キロの農村地帯に存在しており、名前を「Homicho Ammunitions Engineering Industry(HAEI)」という。1987年に設立され、北朝鮮技術者の指導の下、北朝鮮製をモデルとした弾薬、砲弾などが製造されている。 厳重に警備された工場そのものにアクセスできるはずもなかったが、様々な関係者への取材から、北朝鮮がエチオピアに弾薬や砲弾の製造技術を提供する見

    北朝鮮は本当に孤立しているのか -- 朝日新聞GLOBE
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    syuu1228 2017/09/01
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