1 本25日,新たな日・米物品役務相互提供協定(日米ACSA)が,日米それぞれの国内法上の手続に従って承認されたことを通知する外交上の公文の交換を経て,効力を生じました。 2 新たな日米ACSAの締結は,平和安全法制によって幅の広がった日米間の安全保障協力の円滑な実施に貢献し,協力の実効性を一層高める点で大きな意義があります。この協定を締結することにより,自衛隊と米軍との安全保障・防衛協力が一層推進されることが期待されます。 (1)この協定は,自衛隊と米軍が物品役務を相互に提供する際に適用される決済手続等の枠組みを定めるもの。平成28年3月に施行された平和安全法制により,自衛隊から米軍に対して実施し得る物品役務提供の内容が拡大されたところ,それらの物品役務提供についても,現行の決済手続等と同様の枠組みを適用できるようにするため,平和安全法制の内容を反映した新協定を作成。 (2)この協定は