タグ

ブックマーク / heartbeats.jp (12)

  • DNS前史:HOSTS.TXTとドメイン名ができるまで

    こんにちは、技術開発室の滝澤です。 先月(2022年7月)、『Software Design 2022年8月号』の特集記事『WebエンジニアのためのDNS速習講座』に『第2章:DNSの構成要素と名前解決のしくみ』という記事を寄稿しました。第1章でも滝澤が趣味で作成した資料『ドメイン名の歴史』が参考文献として掲載されていました。よい機会なので、ドメイン名ができるまでの歴史について文章としてまとめようと思い、このブログ記事を書きました。 なお、筆者自身はインターネットの原型であるARPANETや80年代のインターネットをリアルタイムには体験してはいないため、RFC(Request for Comments)やインターネット上にある当時のホストアーカイブを元に調査した内容をまとめたものになります。 ARPANETの時代 1969年から1980年代初期にかけてのインターネットの原型となったAR

    syuu256
    syuu256 2022/08/30
  • Rundeck - cronから移行しやすいジョブスケジューラを使ってみよう

    こんにちは。斎藤です。 最近、Dockerなどのコンテナ型仮想化技術、Chef, Ansible, Itamae などによるITインフラ構築・運用自動化技術の利用が進んでいます。一方で、何年も動いて「歴史」を積み重ねているシステムも数多くあります。そして、私を含めてそれらの運用に関わる事もあるでしょう。そんな「歴史」のあるシステムも、何とか運用を効率化したいと思う事があるかもしれません。 今日は、バッチジョブや複数サーバに対する運用を効率化するRundeckを取り上げます。「何ができるの?」「はじめかた」そして「利用時の留意点」の3点についてお話しします。 ※OSはCentOS 6系、Rundeck はバージョン 2.4.0、Java VM は Oracle JDK 1.7.0_72 を利用しています。 cronLinux系OSに標準搭載されているジョブスケジューラです。標準で使えるため

    Rundeck - cronから移行しやすいジョブスケジューラを使ってみよう
    syuu256
    syuu256 2015/01/19
  • nginxをdockerで動かす時のTips 3選

    こんにちは。CTOの馬場です。 最近利用する機会が増えてきたdockerネタです。 nginxを動かすときのTipsを3つ紹介します。 foregroudで起動する dockerではコマンドをforegroundで動かさないとコンテナが停止してしまいます。 nginxはデフォルトはデーモンとして動くので、foregroundで動くように設定しましょう。 nginx.confで設定するならこうです。 daemon off; Dockerfileの起動コマンドで指定するならこうです。 CMD ["/usr/sbin/nginx", "-g", "daemon off;"] 動的な設定を外部化する イメージの中に設定値を入れちゃうのはダサいですよね。 コンテナ起動時に動的に設定したいものです。 dockerの場合は docker run 時に -e で環境変数を指定できるので使いましょう。 do

    nginxをdockerで動かす時のTips 3選
  • RHEL5/CentOS5でGlobalSignのルート証明書が有効期限切れで大騒ぎ

    こんにちは。CTOの馬場です。 昨晩1/28 21:00JSTにRHEL5/CentOS5にインストールされているルート証明書のうち、GlobalSignの有効期限が切れました。 伴ってREHL5/CentOS5からのHTTPS(SSL)接続にてGlobalSignの証明書を使っているサイトへの接続がエラーになるようになりました。 私の確認している範囲では、 curlコマンドやPHPcurlライブラリなどでの接続時に接続エラーとなることに起因して以下のような影響が出ています。 ※接続される側ではなくて、接続する側での問題です※ oauthなどの外部認証が不可 決済などの外部連携が不可 対策 RHEL5の場合、errataが公開されているのでupdateしましょう。 Red Hat Customer Portal https://rhn.redhat.com/errata/RHEA-201

    RHEL5/CentOS5でGlobalSignのルート証明書が有効期限切れで大騒ぎ
  • どうしてメモリはスワップするのか!?

    こんにちは。斎藤です。 最近、新しいスキー板が欲しいなと思っています。現在使っているOGASAKAの板は5年目に入り、メーカーからこれ以上はチューンナップ(メンテナンス)はできないよ、と言われてしまいました。もし、次に買うなら、スノーボーダーの人と一緒にパウダーに飛び込みやすいセミファットタイプが良いのかなと考えています。皆さんのオススメ、ぜひ教えてください。 さて、今日はLinux Kernel上でのメモリ管理、特にページ回収(Page Reclaim)とスワップに絞り、「スワップの理由」「ページを回収する仕組み」そして「スワップの様子を観察する」の3点に分けてお話しします。「スワップするのが気持ち悪い」と考えている方は少なくないと思いますし、私もそう考えていた時期がありました。しかし、それは当に悪い事なのか、今回掘り下げて行きます。 ※主な対象Kernelは2.6.32(Red Ha

    どうしてメモリはスワップするのか!?
  • ITインフラで起きる「もしも」のための12個のコマンド

    こんにちは。斎藤です。 ITインフラの障害は、多くの場合「予期せぬ」タイミングで発生します。特に、CPUリソースを多量に消費したり、Disk I/Oが輻輳している場合、その切り分けは困難な状況に陥りやすいものです。 そこで、日はITインフラ、特にOS・ミドルウェアを支えるにあたって、問題解決を助けてくれるであろう12個のコマンドを取り上げてみます。「必ず押さえておきたい」5つのものと「更に覚えると便利なコマンド」7つの2節に分けてお話しします。 ※CentOS 6.4 (64bit)を前提に取り上げます 必ず押さえておきたいコマンド もしITインフラ管理者になりたてな方はぜひ サーバサイドのプログラマをやっていたのだけれど、ある日突然「君、サーバ管理担当ね!」と、バトンを渡される方っていらっしゃると思います。私も以前はそのクチでした...。そうなってしまったとき、まずは覚えておきたい5つ

    ITインフラで起きる「もしも」のための12個のコマンド
  • MySQL を MHA + HAProxy で冗長化してみよう

    斎藤です。こんにちは。 今日は、MySQLにてレプリケーション構成において、マスタサーバのフェイルオーバーを司るmysql-master-ha(以下、MHA)を用いる際、マスタサーバ接続先の切り替えにHAProxyを使ってみようというお話です。 ※MHAは0.53.0(公式パッケージ)、MySQLは5.5.25a(Oracle公式パッケージ)、HAProxyは1.4.22(CentOS6標準パッケージ)、OSはCentOS 6.3 x86_64を用いました。 ※MHAによる冗長化およびHAProxyによるMySQLの負荷分散の設定を経験された事がある前提で記述します。 記事では、次の流れで話題を展開します。 フェイルオーバー時の接続先切り替え方法 構成(参考) なぜHAProxyなのか 切り替え方 2台構成の問題点 その他 コツ 設定(参考) 主にMHA+HAProxyによるフェイルオー

    MySQL を MHA + HAProxy で冗長化してみよう
  • デーモンの起動・終了にはserviceコマンドを利用しよう

    斎藤です。こんにちは。 今日は、デーモンの起動・終了に際してはserviceコマンドを使った方がいいよ、というお話です。 ※CentOS 6.4 (x86_64) でテストしています。尚、特記がある所を除きます。 デーモンの起動・終了には大きく2手 Linux、特にRedHat, CentOS, Fedora, Ubuntu[1]などでは、デーモンの起動・終了の制御の際に、大きく分けて次の2つの方法を用いる事ができます。 "/etc/init.d/"配下のスクリプト(以下、スクリプト)を直接実行する "service"コマンドを実行する 一見、同じ事をやっているように思えるのですが、実は違う部分があります。それは、起動スクリプトが扱う環境変数が違うのです。次の節で、検証してみます。 扱う環境変数が違う スクリプトを直接実行する場合は、実行時の際の環境変数をそのまま利用します。一方、serv

  • nginx連載6回目: nginxの設定、その4 - TLS/SSLの設定

    株式会社ハートビーツのITインフラエンジニアがお届けするnginx連載の6回目。今回はnginxのTLS/SSLについての設定を確認していきます。以降、"TLS/SSL"のことを単に"SSL"と書きます。 nginx.orgのパッケージからインストールしたnginxが提供している設定ファイルexample_ssl.confをサンプルとして説明します。なお、一部修正をしております。 server { listen 443; server_name example.jp; ssl on; ssl_certificate /etc/nginx/cert.pem; ssl_certificate_key /etc/nginx/cert.key; ssl_protocols SSLv3 TLSv1; ssl_ciphers HIGH:!aNULL:!MD5; ssl_prefer_server_ci

    nginx連載6回目: nginxの設定、その4 - TLS/SSLの設定
  • nginx連載5回目: nginxの設定、その3 - locationディレクティブ

    locationディレクティブはパスの条件が評価されて選ばれたものが適応されます。この条件はパスの文字列の前方一致あるいは正規表現による評価です。この評価の順番は以下のようになります。 前方一致("=", "^~", プレフィックスなし)の条件の評価を実施 最も一致する条件を選ぶ。 選ばれた条件が、完全一致で、プレフィックスが"="であれば、そこで評価を終了し、そのlocationディレクティブを適応する。 選ばれた条件のプレフィックスが"^~"であれば、そこで評価を終了して、そのlocationディレクティブを適応する。 正規表現("~", "~*")の条件の評価を実施 正規表現の条件を設定ファイルに定義した順番に評価する。一致したら、そこで評価を終了して、そのlocationディレクティブを適応する。 前方一致の評価で選ばれた条件のlocationディレクティブを適応する。 ここで注意

    nginx連載5回目: nginxの設定、その3 - locationディレクティブ
  • nginx連載3回目: nginxの設定、その1

    ディレクティブはこのモジュールのカテゴリ毎に記述します。ただし、coreモジュールに関してはmainコンテキスト、すなわち、設定ファイル内の最上位の階層に記述します。設定ファイルの構成は次のようになります。 coreモジュールの設定 events { eventモジュールの設定 } http { httpモジュールの設定 } mail { mailモジュールの設定 } httpコンテキストはさらに、バーチャルサーバ(バーチャルドメイン)毎の設定を行うserverディレクティブ、さらにURI毎の設定を行うlocaltionディレクティブにより階層化されます。次のような構成になります。 http { httpモジュールの設定 server { サーバ毎の設定 location PATH { URI毎の設定 } location PATH { URI毎の設定 } ... } server { .

    nginx連載3回目: nginxの設定、その1
  • nginx連載1回目: nginxの紹介

    皆様、初めまして。滝澤と申します。今月からここで記事を書いていきますのでよろしくお願いします。 ここ1,2年で注目を集めているWebサーバnginxについて今回から数回にわたってを紹介していきます。 nginxについて初めて知った、あるいは、名前は聞いたことがあるんだけど使ったことはない、といった方のために、1回目のこの記事ではnginxの概要を、2回目の記事ではインストールと設定について紹介します。 nginxとは nginxロシアのIgor Sysoev氏によって開発されているWebサーバ兼リバースプロキシのソフトウェアです。「エンジン エックス」(engine x)と呼びます。 2002年に開発が始まり、2004年に公開され、今では約10%のシェアを持つまでに成長しています。facebookやWordPress.ORGなどの大規模サイトでの導入実績もあり、導入するWebサーバの選択

  • 1