江東区が小学校「選択制」見直し 「地域の連帯薄れる」2008年9月26日印刷ソーシャルブックマーク 東京都江東区教育委員会は来年度から、区全域から通学先を選択できた小学校の学校選択制を見直し、地元の学校への通学を原則とすることを決めた。それ以外で選択できるのは「徒歩で通える学校」とする。行きたい学校を児童、生徒側が選ぶ学校選択制は規制緩和の流れの中で広がってきたが、もとの指定校制度に戻すのは異例。区教委は「地域の連帯感が薄れるため」と説明しており、他の自治体にも影響を与えそうだ。 同区の小学校選択制は02年度の入学児童から始まった。マンション急増で他学区から受け入れる余裕のない学校をのぞき、区内の全小学校から通う小学校を選ぶ仕組み。区教委によると、今年度、学区域の指定校以外の小学校に通う児童は全体の22%だった。 一方、町内会などからは「このまま選択制が進めば地元以外の子どもが増え、地域の