ブックマーク / opemu.hatenadiary.org (21)

  • 橋下氏の「功績」の矛盾の件 - opeblo

    井戸まさとし(スズメおやじ) on Twitter: "谷川議員の引退は当然としても後釜に大阪府の借金を膨れあがらせたあの女性元知事の名前が上がるとは。自民党も懲りてないですね。" 後釜に大阪府の借金を膨れあがらせたあの女性元知事の名前が上がるとは。 維新の会の人達は、「太田府政は財政を悪化させたが、橋下改革により救われた」と功績を語る一方で、大阪府の府債が橋下氏の任期中に増加している事を指摘されると、臨時財政対策債等を除いた府の「府の実質的な借金の残高」なるものが減少したことを功績として持ち出されるのですが、彼らの主張を見る限り、その二つはそもそも相容れない主張の様に思うのでした。 http://www.pref.osaka.jp/koho/chiji/20110510_husi.html といいますのも、上のリンク先が、大阪府のホームページに載っている橋下前知事の主張のページで、上記の

    橋下氏の「功績」の矛盾の件 - opeblo
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    t-kawase 2012/01/21
    橋下府政の具体的な数字って、文化的施設の削減くらいしか思い浮かばないな。
  • 太田府政の「改革」は存在しないことになっている件 - opeblo

    大阪維新の会の松井氏のツイートへのツッコミ。何か橋下氏のツイートと良く似た感じですが。 松井一郎(大阪市長) on Twitter: "府議会議員になってから8年8ヶ月、太田知事の頃から民間にできる事は民に任せるという提言を続けてまいりました。太田知事の頃は全く実現出来ませんでしたが、橋下知事になって実現出来ました。それが、府営公園、府営住宅の維持管理です。この二つで毎年、約10億円の経費削減に繋がっています。" 府議会議員になってから8年8ヶ月、太田知事の頃から民間にできる事は民に任せるという提言を続けてまいりました。太田知事の頃は全く実現出来ませんでしたが、橋下知事になって実現出来ました。それが、府営公園、府営住宅の維持管理です。この二つで毎年、約10億円の経費削減に繋がっています。 上記のツイートでは、太田知事では全く民間への業務委託がなされなかったかの様な口ぶりですが、まあ間違って

    太田府政の「改革」は存在しないことになっている件 - opeblo
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    t-kawase 2011/11/07
    橋下と維新の会の面々は、デマゴーグのいい見本だよな。
  • 「府財政を短期間で救った」芝居の終幕の件 - opeblo

    大阪府の財政の話は何回かブログに書いてきたのですが、なんか決着がついてしまった様な感じですね。 http://www.pref.osaka.jp/koho/chiji/230712_fushi.html そのため、実質公債費比率は、景気対策期に大量発行した府債(借金)の返済が完了するまでは、これから、ますます大きくなっていくという構造的な課題を抱えています。 大阪府の平成21年度の実質公債費比率は17.2%ですが、平松市長が指摘されているように、平成20年度の16.6%より悪化しています。現在の試算では、今後、更に大きくなり、このまま何も対策を講じなければ、平成29年度には、25%を超え、財政健全化法で府民サービスの提供に制約が課せられる財政健全化団体に転落してしまいます。 上の文章は、大阪市から「府は実質公債費比率が上昇しているやないか」と突っ込みを入れられた事に対する、橋下知事側の返答

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    t-kawase 2011/08/02
    まあここで大阪府の官僚が嘘ついたら、もう終わりだよな。
  • 逆ニーメラーあるいはニーメラーのすすめ - opeblo

    橋下徹 on Twitter: "金曜日、土曜日の府議会採決は維新の会の強行採決と報じられている。しかし議案の中身を見て欲しい。府民に義務を課す案件は一つもない。議員や大阪市役所、そして一部教員団体というこれまで既得権を謳歌していた所への直球切り込み案件のみ。これは凄まじい権力闘争です。綺麗ごとでは何も進まない。" 金曜日、土曜日の府議会採決は維新の会の強行採決と報じられている。しかし議案の中身を見て欲しい。府民に義務を課す案件は一つもない。 橋下徹 on Twitter: "議員の身分を失わせる定数削減案と教員(公務員)の行動に枠をはめる議案。単独採決しても府民無視でも何でもありません。僕は、首相公選制が日政治に不可欠だと思っている。今の議院内閣制だと政治は何も決められない。" 議員の身分を失わせる定数削減案と教員(公務員)の行動に枠をはめる議案。単独採決しても府民無視でも何でもあり

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    t-kawase 2011/06/10
    おっしゃるとおり。橋下の方法はずっと「たたきやすい敵」を作って溜飲を下げさせる、というもの。
  • 府庁職員の組織の一員の自覚がない行動例 - opeblo

    橋下徹 on Twitter: "9月には公務員全般を対象に職務命令に違反した場合の処分基準を定める条例を成立させたいと思います。府庁の職員で職務命令に違反したという事例は聞いたことがありません。ところが教育現場では平気で職務命令に違反する。これが教育行政の統治機構がボロボロという証左です。" 9月には公務員全般を対象に職務命令に違反した場合の処分基準を定める条例を成立させたいと思います。府庁の職員で職務命令に違反したという事例は聞いたことがありません。ところが教育現場では平気で職務命令に違反する。これが教育行政の統治機構がボロボロという証左です。 僕も同じ公務員なわけですが、僕もこの5月は平気で上司の命令に違反しまくっていました。任命権者から、勤務時間以外の時間に勤務することを命じられてもいないのに、残業したり、休日に出勤したりしていたのです(民間ではサービス残業というみたいですが)。ゴ

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    t-kawase 2011/06/05
    あいつは「部下」ではなく「奴隷」を作りたいだけだよな。
  • 黒字=財政好転という物語 - opeblo

    一度作ってしまった「物語」を崩すことは難しい - 国家鮟鱇 上記の記事を読んで、ふと常々気になっていた「物語」について書きたくなりました。と言っても、最近よく書いている大阪府の話です。橋下知事になって「大阪府が黒字になった=財政が好転した」という「物語」。 なぜ、これが「物語」かと言いますと、大阪府の隣の京都府知事が記者会見でよく説明されているのですが、地方公共団体の予算や決算には、そもそも「黒字」や「赤字」の意味はあまりないと思われるからです。 京都府 知事会見 平成19年7月23日 実は記者会見で何度も言っているのですけれども、この黒字額はあまり意味がない。正直言いまして、何年連続黒字だからというのはあまり意味がないということをずっと申し上げております。なぜかと申しますと、地方公共団体の黒字というのは借金をしても黒字になる、基金を取り崩しても黒字になるわけです。皆さんの家計で借金をした

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    t-kawase 2010/10/31
    良記事。信じたい物語が幾重にも、か。山田京都府知事の答弁も、元官僚らしさがいい意味で出ているな。
  • 太田房江さんのウィキペディアの記載について他 - opeblo

    橋下知事の財政黒字化の件で、対比されて凄く評判が悪い太田房江前知事。左の僕は、勿論太田前知事はあまり好きでもなかったし、彼女を支持するわけではないのですが、何か「彼女が借金が5倍にした」とか話が出てきている様なので。 http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%A4%AA%E7%94%B0%E6%88%BF%E6%B1%9F 2008年2月に大阪府知事を退任。2期8年間の主な実績として太田は、シャープ新工場などの企業誘致、関西国際空港の二期工事完了・第二滑走路供用開始、治安の改善、行財政改革を挙げた[4]。 だが、大阪府の借金は太田在任時の8年間に5倍に膨れ上がっており、現在の財政難に喘ぐ大阪府を作り出した張人とも言える。 確かに、借金が5倍というのはそれは酷いので、大阪府財政課のホームページを見てみました。 http://www.pref

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    t-kawase 2009/02/11
    要するに、今回の「黒字」騒動は橋下の手柄じゃないってこと。だいたい、あれだけ「切る切る」言っていて減らなかったら、それこそ「切る切る詐欺」だよ。
  • 橋下氏の朝礼の件について - opeblo

    http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080313/lcl0803131157002-n1.htm さらに、橋下知事は「始業前に朝礼をしたかったが、超過勤務になるのでできなかった。たかだか15分の朝礼ができないというなら、勤務時間中のたばこや私語も一切認めない」と発言。これに対し、後方で聞いていた女性職員(30)が突然立ち上がり、「どれだけサービス残業をやっていると思っているんですか。知事は不満があればメールを送れといって、職場を分断している」と反論した。 僕は大阪府職員ではありませんが、自分のトップが橋下知事だったとして、朝礼に参加して、知事にこの様に言われたら不快になっていたと思うので、その理由を書いてみます。必ずしもこの女性職員と同じ気持ちとは限らないと思いますが。 知っている人には周知の話ですが、民間の人達と同様、県庁の仕事にも残業があって

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    t-kawase 2008/03/15
    府職員は、橋下のパフォーマンスに一々付き合わなくても良いと思う。また寝言いってやがると軽く流そう。無能な上司に対して民間でもそうしているはず。
  • 声が大きい者競争 - opeblo

    「声の大きさ」ではない: 川瀬のみやこ物語 episode2 それは、今回のことが「声の大きなものが勝つ」という誤った先例として後年利用されはしないか、という心配といえば判りやすいでしょうか。 そして今回のことが「県民の声という圧力によって動いた」とされてしまい、心ならずも「先例」を踏襲してしまうと、また近い将来「やっぱりそんな事実はなかった、という声が大きくなっているのでね」とオセロのようにひっくり返されはしないか、というのが僕の心配なのです(杞憂であればいいのですが)。 僕も、今回の件について、沖縄の声が届いた事自体には好意的な感想を抱きつつも、この様な形で解決が図られることに対して、同じく杞憂なのかもしれませんが、少し今後に心配を持っています。 もちろん、教科書の記載が「声」によって変わってしまう先例をつくってしまうのもあるのですが、それと併せて、今までの経過を見ると、それこそ沖縄の

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    t-kawase 2007/10/05
    引用していただいた。
  • 「教育再生」という言葉が今更ながら気になってきた - opeblo

    教育法改正案が残念ながら通ってしまいましたが、安倍首相などが良く使うので、嫌でも新聞とかネットで目に入る「教育再生」の言葉が、今更ながら気になってきました。「教育改革」という言葉はあまり気にならないんですけど。 「再生」というからには、前に「生きていた」状態があるという事ですよね。「教育再生」という事は、以前には、望ましい教育がされていた、教育が「生きていた」という事なんでしょうが、それって一体何時のことよ? 日教育再生機構のホームページを見たら、八木理事長の「今、私は明治の初年に明治天皇が示された「五箇条の御誓文」の精神に立ち返ることを提唱したい。」の挨拶とともに、御誓文が書かれた画像が載っているけど、もしやその時代? どんなに古くても教育勅語ぐらいまでかと思ってたけど、そこまで戻るの? 日教育再生機構のホームページを続けて読んでいると、「教育再生から日の再生へ」という言葉が使

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    t-kawase 2006/12/16
    確かに「再生」という言葉に、もっと注目すべきだった。
  • 失敗すれば「現場」のせい? - opeblo

    ˆÀ”{“àŠtƒ��[ƒ‹ƒ}ƒKƒWƒ“ ‘æ‚U�† �`“ú•Ä–ì‹ ‚ÌŽn‹ Ž®(2006/11/16)�` これが新しい教育法の意味なのです。最近起こっている問題に対応していくために必要な理念や原則は、政府の改正案にすべて書き込んであると思っています。公教育の再生や教育委員会のあり方など、具体的な教育政策を今後検討する上でも、一刻も早い改正案の成立を願っています。 僕の母校が独立行政法人化されそうで、その関連のシンポジウムに行けたら行こうかとも思っているのですけど、法人化された後、なんか「旭山に見習え!」メソッドが使われそうな気がしてなりません。 旭山動物園は確かに地域再生の手かもしれませんけど、世の公的施設や商店街が、全てそのお手どおりに復活できるわけではないですよね。僕の街や府県にも、現場の努力以前の問題で、需要自体が始めから全くなさそうな施設があります。こん

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    t-kawase 2006/11/18
    もう、そういう状況が目前です。病院とかは非採算部門が削られていくし・・・。
  • 「質問者ゼロでは困る」 - opeblo

    タウンミーティングのやらせ問題について。 内閣府「やらせFAX」の全文を読む - 保坂展人のどこどこ日記 http://d.hatena.ne.jp/sava95/20061103/p2 八戸タウンM質問誘導疑惑で波紋/Web東奥・ニュース 内閣府と県教委は「質問者ゼロでは困るので、PTA関係者に発言を依頼した。質問文案は、発言の参考として内閣府が作ったが、誘導の意図はない」と説明する。質問文案は三パターンあり、いずれも改正案を支持する内容。当日は、一部質問者の発言が当該文案に酷似していたとの指摘もあり、国会では野党が共闘して政府の責任を追及する事態になっている。 僕も役所勤めなので、他人事ではないのですが、この「質問者ゼロでは困る」という台詞がいかにも「役人意識」っぽい感じなので、ちょっと突っ込みを入れたくなりました。そもそも教育改革という、こんなホットな話題で当に質問者ゼロになると思

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    t-kawase 2006/11/07
    僕も実際パブコメを送るはめになって、こういう問題意識を持ちました。
  • 敢えて断罪にコミットすること - opeblo

    なぜ「断罪」してはいけないのか? - Apeman’s diary うん、断罪せよと言いたいわけではないです - good2nd http://d.hatena.ne.jp/ittuan/20060902/p1 http://d.hatena.ne.jp/URARIA/20060903#p2 「現在の価値観で過去を断罪するな」という考え方について。色々考え方があるのだろうけど、僕はApemanさんの考え方に近いですね。 そもそも「現在の価値観で過去を断罪するな」という言い方自体がまず恣意的ではないかと思うんですよ。断罪して正義に酔ったり、高揚感を得るのは別に「過去」に対してだけに限らないわけですから。何で「時代」に対してのみ価値相対主義を持ち出すんでしょうね。 何が言いたいのかというと、自らの価値観に依拠して、価値観を共有していない他者を断罪しているのは、「戦前」でも「中国」でも一緒なんで

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    t-kawase 2006/09/05
    全く同感。私も敢えて断罪にコミットしています。
  • 豆知識としての南京事件否定論 - opeblo

    大東亜戦争を肯定してみると - good2nd 文も面白かったけど、追記の部分が気になったので。 南京陥落あたりの展示を見ているときに、近くにいたカップルが「あれってウソなの?」「うん、あれウソなんだって」「なんか学校で大虐殺って習ったけど」「でもウソなんだって」「ふーん」という会話をしてました。マボロシ派の言説は案外浸透してるのかもしれません。 これ、僕も体験あるんですよ。職場で、最近、市町村合併が進んでいるから、京都市の南側にある市町が合併したらどんな名前になるかという話になって、『南京都市(みなみきょうとし)』かなあ、これだと、中国の『南京』と名前が殆ど一緒だねという話題になったところで、ある方がふと「でも、南京大虐殺ってなかったみたいですね」とポツリと発言。 仕事の席での話しだし、上役の人の発言なのでそのまま話は流れたけど、思わずちょっと突っ込みたくはなりました。 日頃全然歴史

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    t-kawase 2006/08/29
    厄介なのは、確信犯的な歴史修正主義者ではなく、カジュアルな層。
  • はてぶ虚弱体質、もしくははてぶ煩悩 - opeblo

    前に、「前の記事に結構ブックマークがつくと、次を書くときには妙にプレッシャーがかかる」というエントリを書いたことがあるけど、個人的な似た様な症状について。 まずは、上のに良く似ているんだけど、「連続ブクマが続くと、ブクマがつかない様な話題を書き辛くなる」症状について。僕の場合、ブクマを頂いた記事が連続してしまうと、何か途切れさせるのが勿体無くなって、ブクマが付き辛そうな話題を敬遠してしまう。 例えば、映画の感想とかがそうなんだけど、特にビデオニュースのマル激の感想。マル激の感想を書くことが、僕がブログを始めた目的の大きな一つだったんだけど、ブクマを頂く事が増えてから、記事の話題にすることがてっきり無くなってしまった。我ながら完全に初心を忘れてしまっています。 あと、もう一つは、記事を書いたその日はブックマークがよく付くけど、その後は全く止まってしまう「瞬間風速型ブクマ」について。この様

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    t-kawase 2006/08/20
    僕も「気にしい」のひとりです。力入れたエントリが無反応で、思いつきで書いたのがやたら注目されたりして。ままならないものです(笑)。
  • なぜ彼らはそんなに自信満々なのか - opeblo

    的な事実を無視して語られる南京事件 - Apeman’s diary とにかく不思議で不思議でならないのは、これほどまでに基的な事実についての知識を欠きながら、なにゆえあそこまで自信満々足りうるのか、である。 これは僕も不思議で、僕は南京事件について新書や概説書を一通り読んだぐらいで、専門の研究者でも何でもないから、南京事件については、歴史学では人数に諸説あるとは言え、一定程度の規模の人数(数万人〜十数万人程度)が犠牲になった残虐行為はあったのは通説になっているから、その通説を信頼するしかないわけだけど、否定論者の人って、専門的に研究しているわけではないのに、何であんなに自信満々なんでしょうね。 あと、「南京には20万人しかいなかった」とか「弾薬が足りなかった」とか、南京事件否定論の人達の論法は、確かに簡単で判りやすいけど、逆に言えば、専門にやっている歴史学者の人達が、長い間そんな簡

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    t-kawase 2006/08/10
    僕もよく「無知なあなたに教えてあげましょう」というようなことをいわれます(笑)。
  • 「戦争だからしかたない」論について - opeblo

    前々から思っていたことをApemanさんがお書きになったので。 http://homepage.mac.com/biogon_21/iblog/B1604743443/C1534355107/E20060604093549/index.html 民間人の殺害、強姦、略奪、放火について「戦争だからしかたない」と考える人が、手続きにちょこっと瑕疵があるからといって東京裁判の不当性を訴えるのはダブスタもいいところだ。 「民間人の殺害は、戦争における止むを得ない悲劇だ」とか「現代の価値観で過去を断罪するな」とか主張されている保守派の人達が、同じ口で北朝鮮の拉致問題を厳しく批判しているのを見かけるけど、北朝鮮がもし「拉致は冷戦下における止むを得ない悲劇だ」「現代の価値観で冷戦下の出来事を断罪するな」と主張した場合、彼達はその論理に納得するのだろうか。 もし、北朝鮮が、その様に「冷戦下だから拉致みたい

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    t-kawase 2006/06/04
    あの当時はしかたなかった、というのは一番簡単な思考停止。
  • 「真面目さ」と右派的言説 - opeblo

    前回の記事のコメント欄。id:sean97さんのコメント。 「ゴー宣」読むのがインテリ、というのは、このレベルの学生ではまさにそうで、「漫画すら読まない学生」がほとんどだったりします。 「韓流」は何をもたらしたか?: 川瀬のみやこ物語 episode2 あと、ちょっと気になる傾向として、けっこう「勉強熱心」な学生が、「歴史の真実」というようなあおり文句に惹かれて、『マンガ嫌韓流』のようなを読むのではないか、という指摘がありました(でも「勉強熱心」と言ったって、あのマンガとかを読んで「目が開いた」と言っているレベルですから「もうちょっとお勉強してきてね」としか言えないのですが)。 ゴー宣や嫌韓流を読んで、目が開かれたと思ったり、知的優越感を感じたりするのは、確かになんだかなあと思うんだけど、僕も彼達を笑えないんだよね。僕も高校時代に落合信彦にはまっていた過去を持っているから。「狼たちへの伝

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    t-kawase 2006/05/23
    言及されました。
  • 歴史への参入容易性 - opeblo

    http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20040303さんの2004年3月3日の記事。 まあ、知らんけど、歴史的な態度ではあるかもね。でも、歴史学的な態度ではないよね。しかし、歴史学の素人の癖に、わかった口ききやがってさあ。こういう人は日特有の問題かというとそうでもないらしいね。 たとえば社会史研究はどうしても専門家以外にはわかりにくいというのはある。…いや、待て、よく考えたら学問って普通そういうもんじゃん。 当にいつも歴史学の研究成果と全く正反対の言論がそれこそ「歴史の真実」の様に語られたり、研究成果を踏まえてもいないのに、色々と歴史について知ったような御高説を仰る人達を見ることが多くて、(いい加減な学生だったけど)史学科卒の身として、「歴史学の軽さ」に脱力感を感じてしまう。 id:hokusyuさんの記事を読んで、そういった「歴史学の素人の癖にわかった口をきく

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    t-kawase 2006/05/12
    改めて「口出しされやすい」学問に携わる者の一人として
  • 歴史学の教授との世間話 - opeblo

    昨日は、会社の人事関係の仕事で、母校の大学のゼミ(歴史学)の教授を訪問。教授は、小柄な初老の女性(今年度で退官とおっしゃていた)で、イギリス近代史が専門の方。 お互い知っている元教授が退官してから俗物化(昔の言葉で言えば「転向」?)したのではとか、色々話もしたけど、人事関係の仕事で行っている事もあり、学生の就職関係の話題がメインでした。 僕の学生だった時は、大学院に卒業生の3分の1程度行っていて、不景気で就職先がないからみんな大学院に行くのかなと思っていたのだけど、教授に聞くと、今でも3分の1程度が大学院に進学希望だとのこと。こんなに新卒採用が好調な時期なのにね。僕が在籍していた時から、就職に対して極めてローテンションな空気が漂う大学だったけど、今でもそれは変わっていないみたい。 一通り就職関係の話題が終わると、話の話題は歴史修正主義に。「つくる会史観の学生とか史学科に入ったりすることある

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    t-kawase 2006/05/12
    見たいものしか見なければ、どんどん情報が積み重なっても考えは変わらないんだよなあ、残念ながら。でも僕ならそういう学生には「寝言は寝てから言え」っていうけど(短気だから)。