巨匠シドニー・ルメット監督、86歳で死去 『十二人の怒れる男』『狼たちの午後』など社会派ドラマで高い評価 ご冥福をお祈りいたします-シドニー・ルメット監督 - Munawar Hosain/Getty Images 名作映画『十二人の怒れる男』、アル・パチーノ主演『狼たちの午後』など社会派ドラマで高い評価を得ていたアメリカのシドニー・ルメット監督が9日、リンパ腫によりニューヨークの自宅にて86歳で死去した。ルメット監督の両親はポーランド人だが、生まれたのはアメリカでその後ニューヨークで育つ。テレビの演出家として活躍していたときに手がけたドラマ「十二人の怒れる男」を映画化し大ヒット、監督に転身した。陪審員裁判をサスペンスタッチに描いた骨太のドラマ『十二人の怒れる男』は後にベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞、映画史に残る名作となる。 2007年に公開シドニー・ルメット監督作品 映画『その土曜日、