「『インクレス』は、プリンター界における“フィルムカメラからデジタルカメラへの移行”のようなものです」 1950年代から本格的な開発がはじまったといわれているインクジェットプリンターは、書物や文書を一文字一文字書き起こしし、活版印刷とは比べ物にならない速さで複製する現代の優れた発明品だ。3Dプリンターやデスクまで書類を届けてくれるロボットプリンターまで登場するなど、昨今はプリンター発展期ともいえる。オフィス・工場・家庭で誰もが触れる身近なロボットのプリンターだが、彼につきまとう“めんどう”といえば、「インクカートリッジの購入・交換」だろう。カラーで何百枚も刷れば、またか…「カートリッジ交換サイン」。オンラインで一番安いカートリッジを探し、届いたらプリンターをガバッと開けての交換作業が待っている。 そんなプリンターのめんどうをオランダの大学院生チーム「Tocano(トカノ)」が解決してくれる
電子情報通信学会の横須賀高のブースには2人の説明を聞きに多くの業界関係者が訪れた=東京都足立区で3月20日、堀和彦撮影 神奈川県立横須賀高校の2年生2人が携帯電話など無線通信の新技術を発明し、東京都足立区で開かれた電子情報通信学会で研究結果を発表した。現役高校生の同学会での発表は初めての快挙。新技術が実用化されれば通信速度が飛躍的に向上するといい、2人を指導してきた横須賀テレコムリサーチパークの太田現一郎・工学博士は「画期的な発見だ。2人はどんな数式にも動じず逃げなかった」と新発見に目を細める。 論文タイトルは「第6世代移動通信に向けた変調方式の研究」で、同校の瀧川マリアさんと原佳祐さんがまとめた。現在の高速データ通信技術「MIMO方式」は、複数のアンテナから同じ周波数で送信した電波が障害物で乱反射し、波形がゆがんだ状態で受信される。しかし、2人はあらかじめ周波数や振幅を変化させ「模様」を
東京大学、Tシャツみたいに動かすと複雑に変形する物体へ追跡しながらカラー映像を投影する新たなプロジェクションマッピング技術を発表 2018-03-08 東京大学の石川渡辺研究室は、Tシャツみたいに動かすと複雑に変形する物体(非剛体)へ追跡しながらカラー映像を投影する新たなダイナミックプロジェクションマッピングを発表しました。 映像でもわかるように、激しく動作しても上半身の服にぴったり張り付いているようにカラー映像が投影されているのが確認できます。これは、新型の高速プロジェクタ「DynaFlash v2(3-LED+1-DMD)」と、10台のカメラを駆使したトラッキングシステムを組み合わせて実現します。 新型の高速プロジェクタDynaFlash v2は、同研究室が過去に発表している1,000fps遅延3msで投影するモノクロ高速プロジェクタ「DynaFlash」のアップグレード版であり、94
TOP 特集 デジタル作画の最新事例が集結! アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)2018 レポート 今年で第4回となる、文化庁、一般社団法人 日本アニメーター・演出協会(JAniCA)、ACTF事務局主催の「アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)2018」が、去る2月10日(土)に練馬区立区民・産業プラザCoconeriホールで開催された。当日の会場ではメインセッションである制作プロダクションの講演のほかに、各種制作ソフトのセミナーなどが行われ多くの業界関係者が集まった。 TEXT_NNK EDIT_小村仁美 / Hitomi Komura(CGWORLD)、山田桃子 / Momoko Yamada PHOTO_弘田 充 / Mitsuru Hirota <1>BlenderやDropboxなどを導入したアニメーション制作フロ
YouTube ライブなどで生放送を行っている人を見ると、配信者の背景にゲーム画面など別の画面を映し出していることがあります。この撮影を行うにはクロマキー合成などを使用することで実現可能ですが、あらかじめ背景となる部分にグリーン一色の壁を張り巡らすなど、手間のかかる準備が必要です。そこでGoogleはこのような手間のかかる準備をなくすため、撮影中のリアルタイムの映像から背景のみを除去する技術を開発したとのことです。 Research Blog: Mobile Real-time Video Segmentation https://research.googleblog.com/2018/03/mobile-real-time-video-segmentation.html Googleによると、この人物と背景を分離させる「セグメンテーション」技術は「畳み込みニューラルネットワーク(CNN
「aiboのお尻をクンクン」――あるオーナーの元に届いたaiboの暮らしがちょっと面白い。 先日、ソニーが「aibo」(アイボ)を発売した。aiboは、犬の形をしたロボット。2006年に生産終了以来、約12年ぶりに復活したとして話題となった。1月11日の発売を皮切りに、aiboは先行予約購入したオーナーの手元に徐々に届きつつある。 そんな中、aiboオーナーとなったKazuhisaさんの家では、不思議なことが起きている。Kazuhisaさんは家に4頭の犬を飼っているが、その犬たち全員がaiboのお尻をクンクンと嗅いだそうだ。 「相手のお尻の匂いを嗅ぐ」という行為は、犬にとって重要なあいさつのようなもの。知らない犬はまずお尻を嗅ぎ、個体の情報を得るのだという。「ウチのはみんな、お尻の匂いを嗅ぐ行動が好きなので嗅ぐとは思っていましたが、かなり念入りに嗅いでいて驚きました」(Kazuhisaさん
Houdini アセット アセット-Asset Procedural Anatomy Open Beta - Houdiniベー... 2024-07-12 Djangotron StudiosによるHoudiniベースのプロシージャル人体構築ツール「Procedural Anatomy」のベータ版が期間限定で公開されています! 続きを読む AI 技術 技術-Technology PaintsUndo: A Base Model of Drawing Beha... 2024-07-10 lllyasviel(Lvmin Zhang氏)が完成画像を入力すると下描きから着彩までの製作工程動画を出力可能な技術「PaintsUndo: A Base Model of Drawing Behaviors in Digital Paintings」を公開しました! 続きを読む
岩谷産業は10月14日、蛍石(フッ化カルシウム)の人工合成技術を世界で初めて確立したと発表した。 蛍石はカメラや天体望遠鏡の高品質レンズといった光学結晶材料として用いられる物質。天然資源として中国から全量輸入に頼っており、品質のばらつきや価格変動が激しいため、レンズメーカーなどでは安定供給が課題となっていた。 岩谷産業では名古屋工業大学安井晋示准教授の技術指導を受けながら上田石灰製造とともに人工合成技術の研究開発を進め、炭酸カルシウムとフッ化水素ガスを反応させ、高純度なフッ化カルシウムを製造する技術を開発した。 粒状の炭酸カルシウムの芯までフッ化反応させる技術が大きなポイントで、合成したフッ化カルシウムは非常に高純度なものが得られた。合成フッ化カルシウムによって作成した単結晶の光透過性は光学レンズメーカーからの要求スペックをクリアしていることが確かめられ、天然蛍石に比べて優位な光吸収特性を
DDN は 音楽 ・ 映像 に関する デジタル アート を中心に情報ミックスを配信中
How to watch Polaris Dawn astronauts attempt the first commercial spacewalk
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あなたの写真を楽しく変えて、友だちをびっくりさせてみませんか。 って、びっくりしたのはこっちやわ(笑)。 こんな機能がついたこと全然しらんかった。 まあ、ある時期から、picasaウェブアルバムがGoogleフォトと統合されたのだけど まだ機能的にpicasaの方が都合がいいとこがあって、 いつも、picasaウェブアルバムに切り替えて使ってたのだよね。 だから気づかなかったのかもしれない。 てなわけで、どうも、 HDR、パノラマ、モーション、ミックス、スマイルとという4パターンに該当する 写真がアップロードされたら、勝手に合成写真を作って 「自動アップロード」アルバムに登録してくれるらしい。 わははははは。 Googleらしい。アップした写真を勝手に解析してるって隠しもせず 堂々とこうやって使っちゃうところがすごい。 ちなみに、自動合成は無効にできるそうですが、面白いのでそのままに、 い
プロジェクションマッピングは映像を立体物に投影する映像技術で、東京駅を舞台にプロジェクションマッピングが行われたりしています。そんなプロジェクションマッピングの技術と、モニターを自在に動かすマシンを合わせて、まるで魔法のような演出を可能にしているのが「Box」です。 プロジェクションマッピングの演出ムービーは以下から鑑賞できます。 Box on Vimeo 「以下は、動く被写体に投影されたプロジェクションマッピングのデモンストレーションです。全内容はカメラで撮影されています。」 白いスクリーンの横に立つ男性。 スクリーンを持ち上げます。 ◆I:TRANSFORMATION (変形) 男性がスクリーンの裏側に手を当てると、スクリーンがまるで布のように波打ちます。 広がる波紋。 男性がスクリーンを引っ張ると、奥行きが出てまるで箱のように変化。 スクリーンを押すと、合わせて内部にボコボコと突起が
湯船の水面が立体的なタッチパネルに。日本発「AquaTop Display」が海外でも話題に2013.08.17 16:00 アメリカでは、高校生くらいから湯船に浸かることをやめ、シャワーだけで済ませる人が増えてくるそうです。でも、もし湯船の水がインタラクティブなディスプレイだったら? 「シャワーを浴びず、ゆるりと入浴する価値がありそう〜」と米ギズモードのアンドリュー記者も思わずうなる「AquaTop Display」が、電気通信大学大学院情報システム学研究科の小池研究室で開発されました。 AquaTop Displayは、Xbox Kinectと3D深度計測カメラを使って水面に画像を浮かべたり立体的なインタラクションを楽しんだりできるプロジェクション・システム。水面をなでてタッチパネルのように使えるのは当たり前。指の動きを追随して光をまとわせたり、ゲームで敵に攻撃が当たると水しぶきが上が
今回は富士通研究所が開発に成功した、 次世代ユーザーインターフェースから。 書類などをタッチパネルに変えてしまう技術なのですが、 個人的には開発品にこれほど感動を覚えたのは久しぶりです。 詳細は動画内にて説明されていますので、さっそくごらんください。 実世界の物に対してタッチ操作可能な次世代UI #DigInfo ■ これは、未来、君なのか? ロシア ■ スマートフォンにこの機能が付いてたら最高だよな。 セルビア ■ 未来はまさにここから始まる。 +79 マレーシア ■ 未来が始まるのはいつだって日本からさ。 +4 アメリカ ■ もっと言うと、日本からすべてが始まった。 マレーシア ■ 未来の俺のデスクにはこの技術が搭載されてるはず。 国籍不明 ■ 未来がもうすぐそこまで来てるって感じがする! 国籍不明 ■ プロジェクターはちょっと不便だなって思ってたトコなんだよ。 これに加えてグーグルグ
3Dプリンターの人気が爆発して、製造業から起業家精神まで根底から変えてしまう勢いだ。3Dプリントを悪く言う人もいる。大騒ぎするほどのものでもないと言う人もいる。しかし私は、ものをデザインしたり作ったりする方法に革命をもたらすという以上のものが3Dプリントにはあると信じている。究極的には、第三世界の人々の力を引き出し、彼らの人生を変えてしまうほどの劇的な力があると思っている。 だから私は、re:3Dに注目している。彼らは、私たちが当然と感じているインフラを持たない発展途上国で使える大型のプリンターを開発している。この企業はチリ政府によるチリ国内での革新的な起業を促すプログラム、Startup Chileに受け入れられている。Kickstarterキャンペーンでは、10万ドルの資金の獲得にも成功している。利益を上げながら善行を行うという彼らの目標は、社会的起業家精神の基礎となる。彼らの使命は、
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