新刊『世界を動かす人脈』は、『ニューズ・ウィーク』などで紹介の書籍Superclassも取り上げた、話題のビルダーバーグ会議の歴史、グローバル・エリートの生態を日本語で体系的・系統的に書いた本です。New York Times 1938-01-09 アルルの男・ヒロシです。 本屋で東中野修道という人の『再現・南京戦』(草思社)という本があった。東中野氏は、いわゆる「南京大虐殺論争」では、「新まぼろし派」と言われる人で、「掃討戦における便衣兵の処断は、戦時国際法上の捕虜たる資格を有せず」としている人である。そういう論法を取ることは可能かもしれないが、道義上どうなのか、という疑問が大いに残ると思っていた。 何を血迷ったか、この本を買ってしまったので、結局、虐殺派の笠原十九司氏の『南京事件』(岩波新書)と秦郁彦氏の『南京事件』(中公新書)も買うハメになってしまった。 南京本がなぜ今になってリリー