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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (31)

  • 「言われているような南京大虐殺」はなかったろう論 - Apeman’s diary

    青狐さんが「ローカル定義症候群」と名づけているものだが。 しかし彼らは原爆投下とかシベリア抑留といった日の被害についても、日米間、日ロ間で認識が違っているということをどう考えているのだろうか。日で一般的な原爆被害、シベリア抑留被害に関する認識について、実証的に「ちょっと弱い」部分があったとして、アメリカ人やロシア人が「言われているような原爆投下はなかった」「言われているようなシベリア抑留はなかった」というを書き、それがネットでは単純化されて「原爆投下はなかった」「シベリア抑留はなかった」と言い出したらどう感じるのか? もっとも、中国残留孤児に対するこの社会の対応を見ていると、「別にいいんじゃない? 60年前のことだし」と言い出す人間もけっこういそうである…。

    「言われているような南京大虐殺」はなかったろう論 - Apeman’s diary
  • あ〜そうですか - Apeman’s diary

    http://b.hatena.ne.jp/entry/http://b.hatena.ne.jp/entry/http://fromdusktildawn.g.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080103/1199312777 fromdusktildawn 自分がほとんど知識も興味もない問題について、議論が成立するものなのかどうか、やってみたかった、というのが主な動機。 だそうですよ。「やってみたかった」んなら最後までちゃんとやろうな。「○○事件」をでっちあげて見事歴史教科書や歴史学事典や外務省のHPに載せてみせてくれ。それができないんなら、「ほとんど知識も興味もない問題」に首つっこんでもできることはゼロに等しい、という当たり前の結論が確認されるだけのはなしですな。 上の「差分」云々だけど、「私個人としては、南京事件は実際にあったことだと思っている」けどそ

    あ〜そうですか - Apeman’s diary
  • できるもんならやってみてくれ! - Apeman’s diary

    http://fromdusktildawn.g.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080103/1199312777 ポイントは、たとえ南京事件がなかったとしても、 「南京事件はあった」ことにすること自体は、 とても簡単だということ。 そもそも、レイプも虐殺も皆無の戦争なんてほとんどないんだから、 よくある戦争中のレイプや虐殺に「南京事件」というラベルを 貼れば、はい、一丁、南京事件のできあがり!なわけです。 この意味で、「歴史的事実」などいくらでも捏造できるし、 それを立証することなど簡単だ。 やってもらおうじゃないか。お題は「日露戦争において日軍はロシア軍の捕虜を万の単位で虐殺した」か「アジア・太平洋戦争において、アメリカ軍は国内の収容所に収容した日軍捕虜を組織的に多数殺害した」のどちらか、でどうかな? で、それを日露の、あるいは日米の近現代史家に納得

    できるもんならやってみてくれ! - Apeman’s diary
  • 頼まれもしないのに自滅の道を歩むひと - Apeman’s diary

    一部で話題となっていた「隼機関」の伊勢平次郎氏ですが、LIES OF THE LADY CHANG (仮題)なるを執筆するそうです。で、The Barnes Review という雑誌の編集者にコンタクトをとったということなんですが…ホロコースト否定論に詳しい方ならご存知の通り、この雑誌はウィリス・カルトというホロコースト否定論者が内部抗争でIHRから追い出されて創刊したものなんですな。いや、是非ともこの出版計画は実現してもらいたいものです。花田紀凱が「賛同人」に含まれる映画『南京の真実』とともに、南京事件否定論者の国際的な評判を地に落とす…では足りないくらい失墜させることでしょう。映画の公式サイトの「情報交換掲示板」にもホロコースト否定論の投稿がありますしね。

    頼まれもしないのに自滅の道を歩むひと - Apeman’s diary
  • 沖縄戦「集団自決」に関する教科書検定をめぐって - Apeman’s diary

    多くの人々が亡くなったばかりの時点でこういうことを書くのはちょっと不謹慎のような気がして控えていたのだけれども、二つの出来事を対比してみる時どうしても頭を去らないことがある。ビルマ軍がデモ隊を武力鎮圧し日人カメラマン長井健司さんが亡くなったことに対して、ビルマ政府に抗議しその責任を追及することに疑問を差し挟む見解というのはただの一つも見かけなかった(もちろん、私がみた範囲で、だが)。しかし「外国人ジャーナリストを射殺せよ」に類する軍中央なり政府なりの「命令書」が見つかったという事実はもちろんないわけである。外国人ジャーナリストを特に指定して射殺せよという命令が出ていたか否かはビルマ政府(軍)の責任を論じるうえで二次的、三次的な問題でしかない、と考えるならば、同じロジックは旧日軍の戦争責任を考える際にも用いられねばならないだろう。 さて、11万人を動員した沖縄県での県民大会を受けて、政府

    沖縄戦「集団自決」に関する教科書検定をめぐって - Apeman’s diary
  • いい大人の“情報戦ごっこ” - Apeman’s diary

    Sankei Web 2007/09/15 「論説 【土・日曜日に書く】論説委員・石川水穂 歴史問題でも情報戦に後れ」 10年前、安倍氏や中川昭一氏ら当時の若手国会議員が中心になってつくった自民党の「日の前途と歴史教育を考える議員の会」は今年、南京事件をめぐる歴史問題で重要な成果を上げた。外務省に保管されていた南京陥落直後の昭和13年2月の国際連盟理事会の議事録とその討議の経緯を記録した機密文書を入手したことだ。 またこれですか。もう何年も前に翻訳されて『資料 ドイツ外交官の見た南京事件』(大月書店)に収録されていた「機密文書」ですね。その他の点についてはこちらを御覧下さい。 日は南京の戦闘では圧勝したが、情報戦では中国に完敗していた。日は今も、情報戦で中国に大きく後れをとっている。 日が「情報戦」においてなぜダメダメかと言えば、結局のところ「自分の発言・行動が相手に、そして第三者

    いい大人の“情報戦ごっこ” - Apeman’s diary
    t2-news
    t2-news 2007/09/15
    機密文書はそう簡単に見つかったりするもんじゃないしねぇ
  • 私はウラタロスか… - Apeman’s diary

    Yahoo!掲示板において"cheap_thrill"というハンドルでコメント活動していることはすでにご報告した通り。そちらで新展開が! 鳴りを潜めているnmwgip氏に変わって積極的に投稿しているdeliciousicecoffee氏がインテリジェント・デザイン説の信奉者であることが判明! いやあ、「もしかしたら」と思ってこうコメントしたのが見事に的中しましたよ。 とんでもない。南京事件は教科書にも載っていて日政府も存在を認めている歴史的事実なんだから、「なかった」と言う方が一方的に立証責任を負うんです。公共圏での議論において進化論の正しさをいちいち証明する必要がないのと同じことです。 上記部分に対する返答がこれ。 進化論にしても、現在は「知的設計論」の台頭によって必ずしも十分正しいなどとは言えなくなった。 #9140を参照 いやぁ、南京事件否定論者のなかにはホロコースト否定論者もいれ

    私はウラタロスか… - Apeman’s diary
    t2-news
    t2-news 2007/05/30
    南京事件否定論者がID説擁護というベタベタな展開に泣けてくる
  • ポスト『南京戦史』時代の否定論プロパガンダ - Apeman’s diary

    『偕行』が1984年から翌年にかけて連載した「証言による南京戦史」、およびそれをまとめた『南京戦史』、『南京戦史資料集I、II』は日における南京事件論争史において一つの画期をなす出来事だったと言える。というのも、旧陸軍将校の親睦団体が収集した資料によって数万にのぼる捕虜、敗残兵の殺害があったこと、現地軍の幹部が軍紀の頽廃を認識していたことが異論の余地無く明らかになったからだ。もちろん『南京戦史』は史料から判明する数字をいわば割引して事件を評価しているが、資料の収集そのものは(それまで日政府がネグっていたことを考えると)当事者なりに誠実に行なったと言ってよいのではないだろうか。第16師団師団長だった中島中将の日記などは遺族から提供されたものだが、人によっては公開せずに処分してしまってもおかしくない内容の日記類を提供し、公開に同意した人々の公正さは高く評価されるべきなのに、それを踏みにじる

    ポスト『南京戦史』時代の否定論プロパガンダ - Apeman’s diary
  • 南京事件否定論史上もっともシンプルな主張 - Apeman’s diary

    をば展開してくださったのは、「伊勢崎のジャンヌダルク」こと、性犯罪の原因はジェンダー教育だと「定義」し、「男女共同参画」の陰に潜む陰謀を喝破し、「女は女らしく、でなにが悪い」と主張しながら、男装で戦場にでた女性に自分をなぞらえ、甲冑姿の自画像をプロフィールに掲げる*1、群馬県伊勢崎市の市議会議員、伊藤純子センセイであります。 日軍人による「南京陥落時における虐殺」が史実として言い伝えられているのは、「南京虐殺」という映像が残されていたからでした。しかし、この「南京虐殺」が「バトルオブチャイナ」という、蒋介石配下で繰り広げられた中国国民党が中国国民を射殺する映像と酷似していることが明らかになったのです。酷似している以上に、画像そのものが同じであることが判明しているのであります。 日軍人による「南京陥落時における虐殺」が史実として言い伝えられているのは、「南京虐殺」という映像が残されていた

    南京事件否定論史上もっともシンプルな主張 - Apeman’s diary
  • これはひどい… - Apeman’s diary

    相手方のコメント欄だけでひっそりやるつもりだったんだけど、あまりにもモノスゴイので。 http://blog.goo.ne.jp/ojisannsama/e/340edb8d24cecc7c2eb95b44a89f333a http://blog.goo.ne.jp/ojisannsama/e/2650cb6b280ac0abb9c58c4249d74d35 http://blog.goo.ne.jp/ojisannsama/e/8a1fa32e210dcc44a8e27faa7a688e7c http://blog.goo.ne.jp/ojisannsama/e/6449d9187aa6baba139de18ad2fb95c9 http://blog.goo.ne.jp/ojisannsama/e/c3d5b8586b0ff8e25206177d3143d190 まとめて見るなら htt

    これはひどい… - Apeman’s diary
  • 南京事件否定論の背景と日本政府の不作為 - Apeman’s diary

    さすがに、人数を明記して「旅団命令で捕虜を殺した」と書いてある戦闘詳報の存在を前にしても否認し続ける人びとを相手にするのは疲れてきたが、ぼちぼち私なりのまとめをば。なにが南京事件否定論を育てる温床になっているのか? まず第一に、南京事件のスケールの大きさである。通常の日人が学校教育で学ぶのは、「南京で日軍が悪いことをやり、たくさんの中国人(教科書によっては「20万人ともいわれる」などの表現も加わる)が殺された」という程度のことでしかなかろう。なにしろわが日政府の公式見解も「旧日軍による南京入城後、非戦闘員の殺害または略奪行為などがあったことは否定できない」と素っ気ないのだから。 4万人とか10万以上とか、まして20万、30万人が亡くなるというのはおよそ非日常的なことであり、人間はそうした事柄を簡単にイメージできるようには進化してこなかった。では南京事件のスケールとはどのようなものな

    南京事件否定論の背景と日本政府の不作為 - Apeman’s diary