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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (31)

  • 南京事件否定論の論法を天安門事件に応用すると…… - Apeman’s diary

    「朝日新聞阪神支局襲撃事件」の実行犯と称する人物の「手記」が掲載されているということで『週刊新潮』の2月12日号を買ってきたのだが(2月5日号から掲載開始)、そちらについては館のエントリをご覧いただくとしてここでは「中国「天安門事件」20年で語られる「当は何人殺されたか」」(52ページ〜)をとりあげてみたい。強調はすべて引用者。わずか3ページの記事なのでページ数は省略。原文のルビも省略。 「“天安門広場で5000人死んだ”と発言したのは学生リーダーのウーアルカイシでした。死んだのは学生なのか市民なのかも分からないまま、興奮の中で死者の数だけ言ったのです」 というのは、『紫玲の見た夢〜天安門の炎は消えず』や『「天安門」十年の夢』の著者で作家の譚璐美氏。 「しかし、私が天安門広場の中にいた学生や知識人に個別インタビューした時、“あなたは目の前で死んだ人を見たか”と質問すると、誰も銃で撃たれ

    南京事件否定論の論法を天安門事件に応用すると…… - Apeman’s diary
  • 視点・論点「まん延するニセ歴史学」 - Apeman’s diary

    まかされてしまった以上、やるしかありますまい(w 元ネタはこちら。できれば省略なしのフルバージョンでやりたかったが、一部飛ばしてます。ネタを思いついたら追記するかも。 みなさんは、「ニセ歴史学」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。 これは、見かけは歴史学のようだけれども、実は、歴史学的とはとても言えないもののことで、「偽史」や「歴史修正主義」などとも呼ばれます。 『そんなものが東京裁判史観以外にどこにあるんだ』とお思いの方も、例として、ジンギスカン=義経説や、日猶同祖説や、ホロコースト否定論などの名前を挙げれば、『ああ、そういうもののことか』と納得されるかもしれません。それとも、かえって、『え?』と驚かれるでしょうか。 例えば、皆さんもよくご存知のように、『盧溝橋事件中国共産党の陰謀』と盛んに言われ、ひところは大手出版社もこぞって書籍を売り出すほどのブームになりました。盧溝橋事件

    視点・論点「まん延するニセ歴史学」 - Apeman’s diary
  • 否定派はいい加減70年代レベルの議論をアップデートしてほしい(追記あり) - Apeman’s diary

    ここでコメントしている「一知半解」氏一人をどうこうするつもりもないのですが、典型的な振る舞いの一例ではあるし、ぼちぼちコメント欄も容量の限界に近づきそうなので、改めてエントリを立てておくことにします。 題に入る前に、「一知半解」氏が初めて当ブログにコメントした際の論点、山七平の「警句」なるものについて再確認しておきましょう。 「一知半解」氏は従軍「慰安婦」問題に関連して、『日人とユダヤ人』から次の文章を引用し、この「警告」に耳を傾けよと主張していました。 朝鮮戦争は、日の資家が(儲けるため)たくらんだものである」と平気で言う進歩的日人がいる。ああ何と無神経な人よ。そして世間知らずのお坊ちゃんよ。「日人もそれを認めている」となったら一体どうなるのだ。その言葉が、あなたの子をアウシュビッツに送らないと誰が保証してくれよう。 氏はページ数を明記していませんが、私がもっている角川文庫

    否定派はいい加減70年代レベルの議論をアップデートしてほしい(追記あり) - Apeman’s diary
    t2-news
    t2-news 2008/12/28
    そういや今年の初めは南京事件が盛り上がっていたなぁ
  • 『正論』、元空幕長に賭ける! - Apeman’s diary

    『WiLL』が「大人の常識」に向かってドン・キホーテよろしく突撃した件についてはすでにとりあげた通りですが、『諸君!』と『正論』の新年号の内容も明らかになりました。『諸君!』の方は平沼赳夫議員による「わが友 麻生総理よ、漫画はもうやめておけ」という「時すでに遅し」な寄稿をメインに据え、例の件については「防衛省大研究」と題した小特集において「自衛隊は「暴走」する とどまるところを知らない汚職、事故の連鎖。「統制なき軍事組織」の実態を直視せよ」なる記事と並べて「田母神論文には、秘められた「救い」がある さらば問う。「村山談話」は世の手となるほど、バランスのとれた史観に基づくのか」(佐瀬昌盛・防衛大学校名誉教授)を掲載する他は、コラム「紳士と淑女」で触れているだけのようです。見事に日和りましたな! 『文藝春秋』の発売はまだですが、『諸君!』でこれですから推して知るべしでしょう。 他方、期待の『

    『正論』、元空幕長に賭ける! - Apeman’s diary
    t2-news
    t2-news 2008/12/02
    「悪魔の証明」なんてネットで頭の悪い南京事件否定論者が使う言葉だとばかり思っていましたが……
  • 『週刊朝日』11月28日号 - Apeman’s diary

    週刊誌による田母神「論文」の内容についての追及はこれで一巡、といったところでしょう。週刊誌の性格を考えると後は贈収賄事件への発展をにらんだ取材が中心になるのかな、と。新聞及び月刊誌には自衛隊の幹部教育も視野に入れて息の長い問題提起と取材を期待したいところです。とりあえず今朝の朝日新聞には、防衛省が統合幕僚学校の講義「歴史観・国家観」に出講した講師名を公表した、という記事が載っています。すでに明らかになっていた福地惇のほか、「ジャーナリストの桜井よしこ氏や作家の井沢元彦氏」ら、「元海将補の坂川隆人氏」の名が挙がっています。集めも集めたり、という感じですな。 今週の『週刊朝日』の新聞広告を見た時から気になってたのは、秦郁彦×田岡俊次の対談で田母神「論文」の陰謀論を「上杉謙信が女だった」という珍説と同じ、とそれなんてエロゲーな例えを口にしたのがどちらか? だったのですが、秦さんの方でした。 この

    『週刊朝日』11月28日号 - Apeman’s diary
    t2-news
    t2-news 2008/11/20
    オールスター(w
  • 「田母神論文」を擁護する人びと - Apeman’s diary

    「黙然日記」さんが「田母神論文」についての産経新聞【正論】を2編、紹介されています。手放しの擁護と言ってよいのが小堀桂一郎の「空幕長更迭事件と政府の姿勢」。しかしなんですな、あの駄文を指して「これだけ多くの史料を読み、それについての解釈をも練つて、四百字詰め換算で約18枚の論文にまとめ上げられた、その勉強ぶりにはほとほと感嘆するより他のない労作」などと評するのはなかなか容易なことじゃないと思いますが、仮にも学者なら。いったい誰に魂を売ったらこんなことができるようになるんでしょうか。全身の好意を振り絞って好意的に解釈するなら「空幕長といふ激職にありながら」がエクスキューズにはなっているのかもしれません。しかし、「あれが多忙を言い訳にできるような水準のものか?」という根的な疑問をあえて(そう、断腸の思いで)脇においたとしても、もし田母神元空幕長が言行一致の人間であったとすると、このエクスキュ

    「田母神論文」を擁護する人びと - Apeman’s diary
  • 『日本人はなぜ謝りつづけるのか』ほか - Apeman’s diary

    中尾知代、『日人はなぜ謝りつづけるのか 日英〈戦後和解〉の失敗に学ぶ』、NHK生活人新書 8月10日のMSN産経ニュース、「【土・日曜日に書く】ロンドン支局長・木村正人 日英兵士たちの和解事業」を pr3さんがとりあげて「とても産経新聞の支局長が書いたとは思えない良質な記事」(強調は原文)と評価しておられます。たしかに、日軍による戦争犯罪のうち欧米諸国の捕虜への虐待については、欧米の植民地主義と相殺しようとしたり、敗戦後のBC級戦犯裁判(の欠陥)と相殺しようとしたりする議論や、「文化」の違いによるものとして免罪しようとする議論*1が、多くの日人の共感を喚起しやすいのに対し、記事はそうした共感に便乗して「イギリスが植民地支配を謝罪しないのにこちらが謝る必要はない」といった相殺論に与しておらず、この点は率直に評価すべきでしょう。ただ、中尾氏の新著によれば、事態はそれほど単純ではないよう

    『日本人はなぜ謝りつづけるのか』ほか - Apeman’s diary
  • 米下院、奴隷制について謝罪決議 - Apeman’s diary

    アメリカのいくつかの州議会で、過去の奴隷制に関する「遺憾」表明決議を行なったことを昨年とりあげたが、今回は米下院で謝罪決議が通った、というニュース。 TOKYO Web 2008年7月30日(共同が配信したニュース) 米下院、奴隷制謝罪を初決議 黒人差別も (・・・) 下院の決議は、南部テネシー州選出で白人のコーエン議員(民主)らが共同で提出。アフリカから強制的に黒人を連行して奴隷にしたことを「彼らの名前や運命を奪った、残虐で恥ずべき非人間的行為」と批判。米国の黒人は奴隷制やその後の人種隔離政策によって今日も苦しみが続いていると指摘した。その上で「米国民を代表して奴隷にされた黒人とその子孫に謝罪する」とした。 この決議を報じるニュース中の「強制的に・・・連行」という表現について Stiffmuscle さんが「「強制連行」に呪縛される日のマスコミ」というエントリを書いておられる(決議案の

    米下院、奴隷制について謝罪決議 - Apeman’s diary
  • なぜ、いまそれを?? - Apeman’s diary

    イザ! 「「南京事件」で胡主席に公開質問状」 中国・南京で住民らが日軍に虐殺されたとされる「南京大虐殺」を研究している「南京事件の真実を検証する会」(加瀬英明会長)は8日、東京都千代田区の日外国特派員協会で記者会見し、中国の胡錦濤国家主席への公開質問状を発表した。 質問状で同会は「昨年、南京大虐殺記念館が大規模に拡張改装されたが、一方で友好を唱えながらこのような非友好的なことを平然と行う貴国に対して強い不信の念を感じざるをえない」と強調。「南京で大虐殺があったという論拠は最近の研究によって根的に否定されつつある」と指摘し、同会が行ってきた検証に対する胡主席の見解を求めている。 「同会が行ってきた検証に対する胡主席の見解を求めている」って、敵に塩を贈るつもりですか? チベット問題について、あるいはビルマ軍事政権がサイクロンによる大変な被害にもかかわらずインチキ憲法の国民投票を強行しよう

    なぜ、いまそれを?? - Apeman’s diary
    t2-news
    t2-news 2008/05/09
    オウンゴール
  • とはいえ… - Apeman’s diary

    ブクマコメで buyobuoさんや so1944 さんが言っているように頭にくるのも無理はない、ということをもう一方の当事者が着々と立証している。 http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20080405/syuusei http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20080407/horyo (以下、特に断らない限り前者からの引用。) 南京事件(南京大虐殺)とかホロコーストは、そちら方面の言語の知識がないので言及は避けますが、たとえばこんな感じ。 まだ言ってるよ(笑) こんなの嘘っぱちである、と私は断言できます。何故なら、この人物は紀元一世紀のアラム語も紀元一世紀のギリシャ語もできないのに、福音書の和訳について「言及」したことがあるからです*1。非常に興味深いことに、この場合にも彼は「ネット」で「すこし調べて」みただけで、非常にポピュラ

    とはいえ… - Apeman’s diary
  • これはひどい - Apeman’s diary

    古森義久という人物が、自分の読者の知的水準をどの程度のものと推定しているのかがよくわかるエントリです。 ステージ風発 「朝日新聞がカンボジア大虐殺を「優しい」と評した――証言者の死で蘇る記録」 ここで画像により引用されている記事の内容を「カンボジア大虐殺は優しい」と要約したら、どれほどハードコアな反共主義者の教師でもバツをつけざるを得ないでしょう。小学生にだって、この記事で「優しい」と評されているのは「カンボジア解放戦線」の、プノンペン陥落前後の振る舞いだからです。もちろん、この記事は暴力というものを質主義的な観点(特有の民族性というものがあり、それによって大虐殺が起きやすかったり起きにくかったりする、という)でとらえており、その点は決して後知恵によらずとも当時において批判可能だったはずですが、それにしたって後に起こるであろう大虐殺を予見できなかったという問題を、まるで進行中の(ないしす

    これはひどい - Apeman’s diary
    t2-news
    t2-news 2008/04/03
    ←古森さんが
  • 半藤一利/秦郁彦/保阪正康、「徹底検証 昭和天皇「靖国メモ」未公開部分の核心 - Apeman’s diary

    報道前に日経からメモを示され相談を受けていた二人が登場するだけに、「捏造」説等は一蹴されている。現物を見た半藤氏にとっては「捏造」説があること自体意外だったようだ。報道された部分だけでなく、「もっと全般を幅広く見て、そのうえで、信頼性の高い史料だと判断」したという秦郁彦の言葉に半藤一利も同意している。保守派とはいえA級戦犯合祀に諸手をあげて賛成するようなタイプではない二人の証言だけに、ネトウヨ諸氏には不満が残るかもしれないが、まあ人間往生際も肝心ですよ。 「松岡や白鳥は許していないけど、他のA級戦犯の合祀は認めていた」説については、半藤氏が「《その上》とあるのに? 素直に読めばいいのに」と一刀両断。いやまったくその通りでしょう。昭和天皇は東條を買っていたはずだ、という主張について「頼りにならぬ陸海軍の統帥部長に比べて、相対的に、東條がマシに見えたのでしょう」とあしらっているのが秦氏。この3

    半藤一利/秦郁彦/保阪正康、「徹底検証 昭和天皇「靖国メモ」未公開部分の核心 - Apeman’s diary
    t2-news
    t2-news 2008/01/22
    >この3人が「反日サヨク」認定されないか心配だ(笑)<いや、当時すでに認定していた人がいたと記憶しているんだが
  • (コメント欄)戸井田議員の上を行く防衛省防衛研究所 - Apes! Not Monkeys! はてな別館

    昨年、日の前途と歴史教育を考える会、南京問題小委員会のメンバーであらせられる戸井田とおる議員は、図書館収蔵資料へのチェックを国が行なうことを国会において提言したわけだが、戸井田議員に言われるまでもなくそれを実行しているところがあった、と。 防衛省の防衛研究所(東京都目黒区)が、第二次大戦時の沖縄・集団自決に関する資料に「集団自決は戦隊長命令でなかったことが証明されている」とする見解を付けていたことが分かった。資料は図書館で一般公開されており、専門家は「自決命令については事実が確定しておらず、読む者に予断を与える」と強く反発。同研究所は「不適切だった。削除したい」としているが、国の機関が一方的な見解を示していたことは、波紋を広げそうだ。 (毎日新聞、08年1月13日、「沖縄集団自決:防衛研が「命令なし」の見解 公開資料に」) これについては秦郁彦センセもかばい切れなかったようで。 ▽現代史

    (コメント欄)戸井田議員の上を行く防衛省防衛研究所 - Apes! Not Monkeys! はてな別館
  • 日本人が「虐殺」なんてするはずない、だって? - Apeman’s diary

    南京事件否定論の中でももっとも愚劣で、目にするたびにヘドが出そうな思いがするのは“そんな残虐行為は日文化にはない、そういう殺し方は中国人に特徴的なものだ”というタイプのものである(もちろん、実際にはレイシズム丸出しのもっと下品な表現が使われている)。新聞のテレビ欄を見るとテレ朝が白虎隊のドラマをやっているようなので、戊辰戦争における事例を紹介しておこう。「教科書が教えない歴史」の一コマである。 一昨日のエントリで言及した笠原十九司、「東アジア近代史における虐殺の諸相」は『会津戊辰戦史』や『よみなおし戊辰戦争』(星亮一、ちくま新書)を援用して「官軍」の次のような行為を紹介している。 若松城下、抵抗する会津兵はもとより、武士、町人百姓、老若男女の別なく、町のなかにいた者は見境なく斬られ、打ち殺された。攻める者は血を見ると、怪鬼のように快感を覚えて、人影を見れば撃ちまくった。恐怖で立ちすくむ

    日本人が「虐殺」なんてするはずない、だって? - Apeman’s diary
  • 「軍命令」をめぐって - Apeman’s diary

    沖縄戦における「集団自決」をめぐる教科書検定問題については、これまで福田内閣の姿勢を「融和的」と評してきたわけだが、結局のところ「直接的な軍の命令だったことを示す根拠は確認できない」(強調引用者)という姿勢は崩さなかったようだ。強調箇所は慰安婦問題をめぐる「狭義/広義の強制」云々といった議論を連想させるが、「直接的な軍の命令」ということで一体なにを意味しているのだろうか? 従来「軍命令」があったと主張してきた論者も、別に大営が命じたとか第32軍の参謀部が起案して牛島司令官の名前で発せられた命令があったはずだ…などといったことはもちろん言っていない。「命令する側の論理」ではなく「命令される側の論理」で考えるなら、初年兵は古参兵の褌を洗濯させられる時にも「下級のものは上官の命を承ること実は直に朕か命を承る義なりと心得よ」であって、「それは軍の直接の命令でありますか?」などと尋ねようものなら、

    「軍命令」をめぐって - Apeman’s diary
  • Apes! Not Monkeys! はてな別館 - 箸にも棒にもかからぬ愚論、「受諾したのは判決だけ」

    あちこちでコピペされているのが「小林よしのり氏が「ゴー宣・暫」の中でネット保守との共闘を求める」というネタ。それが当かどうかなんてどうでもいいのだが、ともかくそのネタによれば「今後、講和条約第11条の件でデマを流している知識人がいたらただちにネットで攻撃してくれ」とされているんだとか*1。「講和条約第11条の件でデマ」というのはもちろん、「日はサンフランシスコ講和条約第11条によって、連合国による軍事裁判を受けいれた」という主張を指すわけである。 それにしてもあれだね。「裁判全体を受け入れた」という主張に賛成しないのは勝手だけど、日政府がとっている立場と同じことを言ったら「デマ」呼ばわりとはね(笑) このネタに早速反応しているのが野良氏。 野良 『「第11条を受諾したんだから、東京裁判の趣旨と判決理由も全て受け入れたんだ」という主張をしているブログは時々みかけますね〜。 小林よし

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  • 頂戴したコメントについて(2) - Apeman’s diary

    さて、ネガティヴ・コメントにはなるべく個別に応答しましょう。 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080104/p5#c munyuu 2008/01/04 18:54 (中略) 『補給戦―何が勝敗を決定するのか 』によると、軍の補給を完全に自国でまかなえたのはアメリカ軍しか存在しないようです。 外征を行った軍は、その補給を現地調達に頼っていたそうです。 通りすがり 2008/01/04 19:06 物資の現地調達は古代の戦争から、近代戦までデフォ。武器弾薬とか燃料とか全て自前の補給で行う様になったのはつい最近だよ。単純に補給できないからってのが理由だけど。 ナチスドイツが西側を攻める際は燃料も料も幾らでも有るぜぃって快進撃を進めたが、東側。まぁロシアに攻め込んだ際は、焦土作戦で補給が続かずボロ負けしたの有名な話かと。その場に有る物で何とかするのが普通だよねー何

    頂戴したコメントについて(2) - Apeman’s diary
    t2-news
    t2-news 2008/01/06
    コメント欄が無限ループに。否定論者はゾンビかい
  • 理系とか関係ないですから - Apeman’s diary

    http://anond.hatelabo.jp/20080104052304 周知の通り、はてな界隈には(俺を含め)情報技術者とか理系大学生が結構いるのだけど(アーリーアダプタ(笑)だからね)、南京事件に関する議論に対して「どっちもどっちだ」という反応を顕著に見せているのは恐らくこの層だろう。自然科学的方法論に毒された人間がこの問題を眺めると、そういう結論にならざるを得ないんだよ。自然科学では手続きの妥当性によって客観的な正当性が担保されるから、相手の人格否定に重きを置くような論者同士の意見には優劣を付けられない。主張の内容レベル以前の問題で。だから、「どっちもどっち」は「主張の内容のレベルが同程度だ」という意味じゃなくて、単純に「手続きのレベルが同程度だ」という意味でしかない。 そりゃ「理系」だからでも「手続きのレベル」に重きを置いてるからでもなく、単に他人事としてながめてるからだよ。

    理系とか関係ないですから - Apeman’s diary
  • じゃ、3分で読めるようにまとめましょう - Apeman’s diary

    「三十分で読めるサイト」がお望みだと某所で聞いたので、30分と言わず3分で読めるように「差分」をまとめてみましょう。 捕虜殺害についての秦郁彦の推定(幕府山のことだけを考えても明らかに過少だけど)を採用したとして、短期間に3万人もの捕虜を殺害したという事例は、近現代の戦争史において特筆に値する。投降してくる兵士を捕虜にせずに殺してしまう、というのはたしかに多くの軍隊に見られる現象だが、武装解除していったん兵舎に収容した捕虜を万の単位で殺害する、などということはそうそうあることではない。 南京の日軍は、少なくとも師団レベルで組織的に捕虜を殺害している。上海派遣軍参謀だった長勇が「ヤッチマエ」と命じたという証言が正しいとすれば(そしてこれについては偕行社の戦史も事実だろうと認めている)軍のレベルで収容した捕虜の殺害を組織的に行なったことになる。いずれにしても近現代の戦争史において特筆に値する

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  • 関連エントリについて - Apeman’s diary

    http://fromdusktildawn.g.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080104/1199438826 ひどい歪曲ですな。 一般人は、ひたすら専門家の意見をありがたく聞くだけで、 一般人はその意見に疑問を持つことは許されないし、 自分から何かを発言するなどもっての他ということですね。 hokusyuさんが言っているのは「怠惰なバカ野郎がまじめな研究者のやっていることに対して何事かを物申す権利はこれっぽっちも無い」ということであり、「一般人がまじめな研究者のやっていることに対して何事かを物申す権利はこれっぽっちも無い」ではない。 http://fromdusktildawn.g.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080104/1199438859 これも「あんたは多忙で睡眠不足の内閣総理大臣じゃないだろ?」ですむはなし。

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