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ブックマーク / blog.yoji-ochiai.jp (92)

  • 警官暴言被害者の勾留請求を却下  大阪地裁 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110315/trl11031519490001-n1.htm 決定理由で遠藤裁判長は、在宅起訴にとどまった高橋被告との対応の違いや、高橋被告の初公判翌日に最初の逮捕があったことにも触れ「件での勾留は不利益が大きく、相当ではない」と指摘した。 こうなるまでに、 大阪地検(より正確に言うと大阪区検)が、暴言警察官を脅迫罪で略式命令請求 大阪簡裁が、略式不相当と判断し、大阪地裁へ移送 大阪地裁で暴言警察官の第1回公判が行われ、その当日に、被害者が逮捕(窃盗罪) 被害者の起訴後、今度は強要未遂罪で逮捕、勾留 という経過をたどっていて、その上で、この勾留却下決定ですから、異例づくめの特異な経過をたどる事件と言えるでしょう。 被害者側が問われている、窃盗罪、強要未遂罪が、どこまで実態のあるものなのか、証拠を見ていないので何

    警官暴言被害者の勾留請求を却下  大阪地裁 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
    t2-news
    t2-news 2011/03/16
    震災に隠れてますけど
  • 虚偽自白 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

    盗撮目的の女子トイレ侵入容疑で逮捕、勾留された司法修習生が釈放されたことが話題になっており、その人が、当初は自白したものの、その後否認に転じたことについても論じられている。 その関係で、私の経験を紹介しておきたい。恥ずかしい話なので、今まで、ほとんど他人には話していなかったことである。 検事になって数年たち、まだまだ若手ながら、自分なりに自信のようなものがついてきた頃だった。ある共犯事件で、逮捕、勾留された共犯者の1人を取り調べていた。その被疑者が、ある場所に行ったかどうかが重要性を帯びており、私は、別の共犯者の供述(一緒に行ったと明言)もあったので、「行った」と見ていたが、その被疑者は、「行っていない」と強く否認していた。 その後、徹底的に追及し、違法なことはしないものの、相当厳しく取り調べ、その被疑者は、「行きました」と自白し、その内容の供述調書も作成した。 ところが、である。 この事

    虚偽自白 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
  • 警視庁:出会い求める携帯書き込み、「ミクシィ」に削除要求 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090403ddm041040106000c.html 少年育成課によると、ミクシィ▽モバゲータウンを運営するディー・エヌ・エー▽グリー▽大集合NEOを運営するオープンドアなど6社のサイトに「デート希望」などの書き込みがあり、今年2〜3月に削除を要請した。6社の会員は計約4000万人にのぼるとされる。 昨年12月に改正出会い系サイト規制法が施行され、出会い系サイトの運営事業者には警察への届け出が義務付けられた。6社から届け出はなかったが、実際に書き込みがあったため、削除を要請した。少年育成課によると、ミクシィは約330のサイト内グループを削除した。 改正法の内容は、警察庁による http://www.npa.go.jp/cyber/deai/law/index.html が参考になりますが、上記の6社は、いずれも

    警視庁:出会い求める携帯書き込み、「ミクシィ」に削除要求 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
    t2-news
    t2-news 2009/04/04
    >人と人との出会いというものに対してそこまで目くじらが立てられなければならないのか<mixiに警察OBが天下るための布石、だったりして
  • <アフィリエイト広告>代理店社長立件へ 神奈川県警 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090401-00000019-mai-soci 容疑は08年5〜7月、携帯電話の児童ポルノサイト(閉鎖)に、この代理店が仲介したアフィリエイト広告を掲載させ、広告料2万1000円を振り込んでサイト運営を支え、川崎市の会社員の男(35)ら5人=同法違反罪で罰金刑=の投稿をほう助したとしている。サイト管理人の男(44)=同ほう助罪で罰金刑=は、別に開設した適法サイトを装い広告主と契約していた。 代理店は内規で、児童ポルノなどを例示し「ふさわしくない広告掲載サイトにサービス提供を拒否できる」と定めるが、内規を守るために必要な措置を講じなかったことから、県警は違法性を問えると判断した。取材に社長は「コンピューターに登録しているサイトが膨大でチェックできなかった」と答えた。 日中のあらゆるところで国民に国民を監視させ犯罪を防

    <アフィリエイト広告>代理店社長立件へ 神奈川県警 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
    t2-news
    t2-news 2009/04/01
    夕刊紙は違法風俗の幇助で摘発されるぞ
  • 漆間氏に虚偽答弁疑惑…「検察当局と接触ない」歴代副長官は情報交換のため定例会議 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」#1238203715

    http://www.zakzak.co.jp/top/200903/t2009032715_all.html 鈴木氏は、官房副長官と捜査当局との関係について「法務省の法務次官、警察庁長官、警視総監、官房副長官の4者が集まる『水曜会』という会議がある」「治安問題の情報の交換。その週に起こったいろいろな問題について情報交換する」と、定例会議があったことを告白。 インタビュアーから「知った情報を、官房長官などに伝えるのか?」と聞かれ「それはある。官房長官とは四六時中会っているようなものだから」と答えているのだ。 石原氏の回顧も興味深い。リクルート事件を振り返り、「重要な案件は法務省は官房副長官に連絡する」「事務次官会議の後などに法務次官が寄ってきて、この問題はこういう展開になると教えてくれる」「政治家が絡む話になると、私の口から総理なり、官房長官にお知らせすることもある」と明かしている。 その

    漆間氏に虚偽答弁疑惑…「検察当局と接触ない」歴代副長官は情報交換のため定例会議 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」#1238203715
  • 漆間副長官「そういう発言したことないという記憶になった」 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

  • 2008-11-28 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 [刑事事件]【舞鶴高1少女殺害】弁護人の準抗告棄却 28日朝から捜索へ

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081128-00000500-san-soci 弁護人はさらに、家宅捜索が実施される場合でも弁護人を立ち会わせるよう府警などに求めるとともに、地裁舞鶴支部には押収物の証拠保全を申請。対象物として、凶器となり得るもののほか、体毛などの微物も含めており、捜査手法について「窃盗容疑で逮捕された段階で捜索が行われており、(殺人、死体遺棄容疑での再捜索は)明らかに不自然」と強く批判した。 ただ、特別抗告の申し立て段階では捜索の執行を停止させる強制力はなく、捜査部は、抗告の行方にかかわらず捜索を行う方針を固めた。ある府警幹部は「最終的に許可を得て捜索、検証ができるのであれば、捜査上質的な影響はない」と指摘した。 刑事訴訟法では、裁判所による捜索・差押について、 第113条 1 検察官、被告人又は弁護人は、差押状又は捜索状の執

    2008-11-28 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 [刑事事件]【舞鶴高1少女殺害】弁護人の準抗告棄却 28日朝から捜索へ
  • 無罪判決を書く裁判官は出世できないか? - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

    http://d.hatena.ne.jp/okaguchik/20080628/p3 について、コメントでも話題になっていますが、無罪判決を出したことそのものというより、その内容が問題なのではないか、というのが私の感想です。 検察庁内部では、1審での無罪判決、実刑相当事案での執行猶予判決、といったものを「問題判決」などと称して検討し、私もそういった検討の場に加わったことが何度もありましたが、そういった判決が出るのが必然、あるいは、そこまでは言えないもののそういった見方も十分あり得る、という場合があります。そういう判決に対しては、ほとんどの場合、そもそも控訴ができなかったり、控訴しても棄却される、ということになります。 その一方で、これでこの判決はないだろう、ということが感じられる、証拠の評価を誤るなどした文字通りの「問題判決」というものも確実に存在し、そのような判決に対しては、ほとんどの

    無罪判決を書く裁判官は出世できないか? - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」
  • ネットで実名公開、非難 少年審判参加で被害者遺族 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008042701000325.html 政府は今国会に被害者の審判傍聴などを認める少年法改正案を提出している。これに先行して、裁判官の裁量で審判での意見陳述を認めたケースで混乱が出ていることは、改正案の審議にも影響を与えそうだ。 関東地方の傷害致死事件の審判では、被害者の親が「悪魔、人間とは思えない」「あなたは一生幸せになってはいけない」と陳述。別の傷害事件の審判でも、被害者の親が「(賠償は)10億、20億でも足りない」「死ぬまで許さない」と述べた。 怒りをぶつけられた少年の一人は少年院で自殺を図ったが、命を取り留めたという。 裁判のうち、刑事事件に関するものは、、元々、被害者の私的復讐に端を発するものが、次第に国家刑罰権へと昇華され、国家刑罰権が実現される中で被害者の応報、処罰感情も考慮されるべきものとされてきた

    ネットで実名公開、非難 少年審判参加で被害者遺族 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • 取り調べの録音・録画慎重に 警察庁の有識者懇が緊急提言 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/88963.html 録音・録画では、黙秘や否認の増加、容疑者が意図的に真相をゆがめて話すことを懸念。関係者の保護や協力確保に支障がある事件は「試行対象から除外すべきと思われる」とし、基準づくりの必要性を指摘した。 「警察庁認定」の有識、ですから、この程度のレベルであるのはやむをえないと言えばやむをえないことですが、「黙秘権」というものが、憲法上も保障された権利である、ということを念頭に置いて物を言う程度の有識は持ち合わせておいてほしいですね。捜査機関が言うならばともかく、有識を標榜するものが、「黙秘」の増加を懸念する、すなわち、正当な権利行使が増加することを懸念する、ということを口にする愚かしさ程度には、気づいてほしいものです。 志布志事件や富山における冤罪事件等々、取調べの可視化の流れを加速させたのは、

    取り調べの録音・録画慎重に 警察庁の有識者懇が緊急提言 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
    t2-news
    t2-news 2008/04/29
    予想通りの提言。>有識を標榜するものが、「黙秘」の増加を懸念する、すなわち、正当な権利行使が増加することを懸念する、ということを口にする愚かしさ程度には、気づいてほしいものです。
  • 志布志事件「違法に接見交通権侵害」 国・県に賠償命令 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.asahi.com/national/update/0324/SEB200803240014.html 問題の接見は、03年の県議選曽於郡区で初当選した中山信一県議とが住民11人と計191万円を授受したとして公職選挙法違反の罪に問われた「志布志事件」の際、容疑者や被告とその弁護人の間で行われた。 訴状などによると、県警と鹿児島地検の捜査担当者は、容疑者や被告計7人から弁護士との接見内容を聞き取り、「否認をそそのかされた」「親族からの手紙をプラスチックの壁ごしに見せられた」といった趣旨の供述調書計76通を作成したとされる。 この判決で、上記のような行為の中のどの部分について、どのような理由で違法性が認定されたのかは、この記事を見る限りよくわからず、その点は改めてコメントしたいと考えています。 ただ、一般的に、取調べの中で、弁護人との接見状況を聞き出すような行為は、接見

    志布志事件「違法に接見交通権侵害」 国・県に賠償命令 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
    t2-news
    t2-news 2008/03/25
    誰一人として責任を取ろうとしない点に、日本という国の衰え、堕落を見る思いがします<日本ヲワタ
  • 2008-03-15 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 [裁判制度]裁判員制度にらみ方針転換 警察庁

    http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080314/trl0803142331018-n1.htm 警察庁は今回、可視化の試行を検討するにあたり、組織犯罪の捜査などは除外する方向だ。 「暴力団犯罪や麻薬などの組織的密売など、組織犯罪の取り調べでは、容疑者の供述がその後の捜査を大きく左右する。容疑者と取調官の特有の信頼関係が前提で、録音、録画にはなじまない」。ベテラン捜査官は指摘する。 警察庁は検察の試行状況をにらみ今後、制度の細部を検討する。ある幹部は「犯罪の解明に支障を来さず、任意性の立証に役立つ制度設計を作るのは、かなり難しい作業になる」としている。 この問題に関し、捜査機関がよく言う「信頼関係」なるものが、真の意味での信頼関係なのかどうか、ということが、現状では検証しようがない、ということが大きな問題でしょう。検事に頼んで求刑を軽くしてやる、こ

    2008-03-15 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 [裁判制度]裁判員制度にらみ方針転換 警察庁
  • 「おとり捜査」に協力し逮捕 男性が佐賀県相手に提訴 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

    http://www.asahi.com/national/update/0307/SEB200803070009.html 最近、ある事件の関係で被害者側の代理人になり、この罪名で摘発できないか、と佐賀地検や佐賀県警に働きかけていたのが、結局、それではやらない、ということになったのですが、上記の記事のような出来事を見ていると、頭を使ったり常識に則って事件処理をする、ということが不得手な警察なのかもしれません。 この事件の真相はよくわからないものの、記事で紹介されている経緯を見ると、様々な問題点を含んでいて、司法試験の問題に出してもよいのではないか、と思うくらいです。 訴状などによると、原さんは7月21日、中学時代の同級生で暴力団組員だった主犯格の男から呼び出され、他の男らと一緒に民家を下見。その後、男が強盗計画をほのめかしたという。23日には男に電話で目出し帽を買うように言われ、三つ購入

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  • 2008-02-28 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 [事故][刑事事件]航海長聴取は問題なのか イージス艦事故

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080227-00000971-san-pol 航海長への聴取が問題となることは、日が「普通の国」でないことに起因する。実はこちらの方が格段に深刻だ。海上事故に関して、自衛隊には裁判権が与えられておらず、とりわけ民間との事故では事実上、海保に捜査権を委ねることが慣例化しているからだ。 だが、軍事法廷を廃止したベルギー軍や、制度は法律上で担保されているものの、現実には軍事法廷が設置されていないドイツ軍など一部の国軍を除き、軍隊における捜査・裁判権の独立は国際的な常識だ。 司法警察が事実上の国軍を取り調べる、国際的にはほぼ考えられない構図を、国民も政治家も奇異に思っていない証左である。 自衛隊が「事実上の国軍」かどうかはともかく、小さな漁船との衝突も避けられず、国民の生命、身体を害するような間抜けな「国軍」が、司法警察の

    2008-02-28 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 [事故][刑事事件]航海長聴取は問題なのか イージス艦事故
  • 鳩山発言 これで法相が務まるか - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/76389.html 鳩山邦夫法相の口からまた問題発言が飛び出した。被告全員の無罪が確定している鹿児島県の公選法違反事件について「冤罪(えんざい)と呼ぶべきではない」と語ったのだ。 法相がなすべきは言葉の定義をもてあそぶことでなく、捜査側の責任を明確にし、事件の再発防止策を確立することではないか。検察幹部の前で冤罪を否定するなど理解に苦しむ。 この事件で、そもそもおかしいと思うのは、これだけでたらめな捜査、でたらめな訴訟追行が行われたにもかかわらず、検察、警察の枢要な地位にいた者で、きちんと責任をとった者がいないことです。 私が、無罪事件の後に聞いた話では、捜査当時の鹿児島地検検事正は、既に退官し、どこかで、おもしろおかしく公証人をやっているようですが、これだけの大失態を引き起こした張人、最高責任者で

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  • 鳩山法相「冤罪と呼ぶべきでない」発言を謝罪 衆院委 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.asahi.com/politics/update/0214/TKY200802140302.html 冤罪の定義について、鳩山法相は「人違いで有罪判決を受け、服役までした場合」などに限定して解釈していたと釈明。「今後、このまったく不確定な『冤罪』という言葉は公式の場で一切使うまい、と考えるようになった」と述べた。 一方、福田首相は同日、法相の謝罪について、首相官邸で記者団に「被害を受けた方の立場になって考える必要があると私は思います」と述べた。 民事訴訟でも同様ですが、刑事訴訟の世界で、「絶対的真実」と言うものはあり得ず、証拠により証明される事実というのは、相対的な真実です。絶対的真実は、神のみぞ知るものでしかありません。その意味では、真犯人が現れたような無罪事件と、そうではない無罪事件で、検察官が起訴事実を証明できなかった、証明できるだけの証拠を提出できなかった、

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  • 夫バラバラ殺人、検察側が自白調書撤回 東京地裁 歌織被告は任意性否定 - 弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」

    http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008021302087023.html 検察側は「犯罪事実は被告人質問で十分立証できた」として、証拠請求していた捜査段階の被告の自白調書などを撤回した。検察側が被告の供述調書の請求を取り下げるのは極めて異例。裁判員制度を意識し、裁判の迅速化を図る目的とみられ、今後、同様のケースが続くとみられる。 一方、歌織被告は被告人質問で「警察官や検察官の取り調べで、怒鳴られたり脅されたりして、不意な調書を作られた」と述べ、供述が任意ではなかったと主張。取り調べの際に検察官から「風俗で働いていた。犬畜生と同じだ。おまえの事件なんて、どうせ男とカネなんだろ」などとののしられたと述べた。検察官の作成した調書の内容を否定し続けると、以前中絶した時の胎児のエコー写真を机の上に並べられて「法廷でこの写真を出し

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  • 岩手の蘇民祭:「全裸は公然わいせつ」今度は県警が警告 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080209k0000m040141000c.html 1月、水沢署から全裸への事前警告が口頭で数回初めてあった。荒川文則副署長は「『神事だから黙認』と思われていたかもしれないが、法律に抵触する行為があればしかるべく措置するスタンスは不変。昨年までも現場で警告制止してきた」と話す。境内での宗教行為だから罪にならないとの声もあるが、荒川副署長は「観光客がおり、公然性がある」と言う。 公然わいせつ罪の構成要件中、上記のような行為が「わいせつな行為」にそもそも該当しない、という考え方もあり得、また、構成要件には該当するとしても、正当業務行為として違法性が阻却されるのではないか、という考え方も十分成り立ち得ると思います。 有名な憲法判例で、警察が行方を追っている被疑者を、教会の牧師が事情を知りつつ教会内に宿泊させ、説得を

    岩手の蘇民祭:「全裸は公然わいせつ」今度は県警が警告 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
    t2-news
    t2-news 2008/02/10
    この祭りの見物客は、日本の憲法訴訟史上に残る歴史的な事件の現場に立ち会うという、稀有の経験ができることになるかもしれません
  • 元特捜検事の田中森一さんが語る〜「調書はいかにして作成されるか」 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.news.janjan.jp/living/0801/0801289764/1.php 今や、時代の寵児化している田中氏ですが、元検事らしい、リアルな体験談が語られていて、一般の人々にとっては参考になるのではないかと思います。 調書をつくったら被疑者に読んできかせ、署名をさせるそうですが、裁判所で違うことを言う場合があるので、裁判所で言っていることは嘘でこっちが信用できるようにつくっていくためにわざと訂正の申立をさせる場合があるそうです。 たとえば、名前の漢字をわざと間違えて書き、そこを訂正させてそれ以外のことは間違いがないと署名させれば、肝心のところが違うと裁判で言っても、検事が「でもあなた、読んで聞かせてもらったでしょ。名前の違いを訂正したでしょ。そんな重要なことなんで申立しないのか、あなた、嘘ついたらいかんよ」と理詰めでくると反論できず、裁判官は検事の言うことを

    元特捜検事の田中森一さんが語る〜「調書はいかにして作成されるか」 - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日
  • ウイルス犯摘発 作成者を罰する法律が必要だ(1月27日付・読売社説) - 弁護士落合洋司(東京弁護士会)の日々是好日

    http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080127-OYT1T00029.htm 刑法には、ウイルスを取り締まる「電子計算機損壊等業務妨害罪」がある。ウイルスを作成し、他人のコンピューターに感染させてデータを壊して業務妨害した際に適用される。 だが、作成と配布だけでは、この罪に問うことができない。京都府警の捜査でも、業務妨害などの事実をつかむことはできず、適用を断念した。 京都府警が摘発した http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080124#1201178346 の事件ですが、電子計算機損壊等業務妨害罪(刑法第234条の2)の構成要件は、 人の業務に使用する電子計算機若しくはその用に供する電磁的記録を損壊し、若しくは人の業務に使用する電子計算機に虚偽の情報若しくは不正な指令を与え、又はその他の方法により、電子計算機に使

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