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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (6)

  • ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ドキュメント高校中退―いま、貧困がうまれる場所 (ちくま新書) 作者: 青砥恭出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/10メディア: 新書購入: 14人 クリック: 191回この商品を含むブログ (62件) を見る 家族みんな中退、二世代にわたる母子家庭、先行きのない若年出産。貧困スパイラル!…高校を中退していく生徒の家庭には、ひとり親の家庭も少なくない。離婚した母親たちが働く場所もパート等の不安定雇用しかない。少しでも高い収入を求めて、夜は水商売へ働きにでる母親も多い。毎日、昼働いた後、夜遅くまで店で客と飲み、体をこわして水商売すらできなくなり、いっそうの貧困へ落ちていく。 公立中学から、それなりの進学校経由で大学に行き、資格を取って就職した僕は、いわゆる「底辺高校」を、「勉強しないで遊んだり暴力ふるってばっかりのバカとヤンキーの集まり」だと内心嘲っていたのです。将来困っても、自

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  • 「X68000の落日」から、僕が学んだこと - 琥珀色の戯言

    まず最初に謝っておかなければなるまい。 昨日のエントリで、「X68000のゲームが衰退したのは、市販のゲームのコピーが氾濫し、ゲームが売れなくなったからだ」と書いたのだけれども、僕はそのことを証明できるソースを手元に持っておらず、当時のマイコン雑誌(『Oh!X』だったか、『LOGIN』だったか、これもよく覚えてません)に書かれていた記事を鵜呑みにして、それを信じ続けていたからなのだ。ちなみに、当時はアートディンクの『地球防衛軍』にウイルスが混入されたまま発売されたのが「引き金」になったというような風説も耳にしたことがあった。 大学受験を「X68000ソフトカタログ」を眺めながら乗り切り、大学時代にようやく憧れの「マンハッタン・シェイプ」を我が物とした僕にとっては、X68000はまさに「宝物」だったのだ。しかしながら、当時は九州の片田舎で68のソフトを手に入れるには通販(それも「Amazon

    「X68000の落日」から、僕が学んだこと - 琥珀色の戯言
  • 新聞社―破綻したビジネスモデル ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    新聞社―破綻したビジネスモデル (新潮新書) 作者: 河内孝出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/03メディア: 新書購入: 4人 クリック: 93回この商品を含むブログ (105件) を見る 出版社/著者からの内容紹介 新聞という産業は今、様々な危機に直面している。止まらない読者の減少、低下し続ける広告収入、ITの包囲網、消費税アップ、特殊指定の 見直し----そして何より、金科玉条としてきた「部数至上主義」すなわち泥沼の販売競争は、すでに限界を超えている。いったい新聞は大丈夫なのか。生き残る方策はあるのか。元大手紙幹部が徹底的に解き明かす、新聞が書かない新聞ビジネスの病理と、再生への処方箋。 毎日新聞社の常務取締役(営業・総合メディア担当)を2006年に退任したばかりだという「新聞社の中枢部にいた人」のとしては、かなり生々しい数字にまで踏み込んで「新聞というビジネスモデルの破

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  • 回転寿司「激安ネタ」のカラクリ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    回転寿司「激安ネタ」のカラクリ−ファン必読! 偽装魚&インチキ代用魚総覧85種 (別冊宝島) 作者: 吾博勝出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2007/01/12メディア: ムック クリック: 59回この商品を含むブログ (15件) を見る 出版社 / 著者からの内容紹介 日人の文化にすっかり溶け込んだ回転ずし。大人から子供まで、多くの日人に愛されています。しかし、安い物にはワケがあります。安さのヒミツは、決して企業努力によって成り立っているのではありません。このでは、激安店の厨房の舞台裏から、市場が見向きもしない“キズモノ”(死にマグロや養殖物の底物、浮き物、奇形魚)流通の暗部、煮アナゴなど外国産加工品の薬品漬けの問題、そしてブラックバスやナイルパーチなどの外来種を用いた偽装魚、インチキ代用魚の実態まで、、激安魚介類のヒミツに真正面から迫る邦初のホンカクです。 読んで吃驚

    回転寿司「激安ネタ」のカラクリ ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • ブログはラジオよりも怖い - 琥珀色の戯言

    先日、「現在のブログというのは深夜放送的だ」というふうに書いたのだが、考えてみれば、ラジオの深夜放送というのは、どんなにいいかげんで滅茶苦茶な構成のように見えても、ちゃんとある程度は構成作家の手が入っているものだし、読まれるハガキやメールだって、あらかじめ「選別」されたものなのだ。明らかに電波な内容のものは、放送される時点では、ほとんど排除されている。もちろん、生放送中の「放送事故」みたいなことは起こりうるわけだけれども。たとえば「あいのり」や「エンタの神様」で起こっている「とんでもない事件」だって、ある種の「検閲」を受けてから放送されているのだから、あくまでも「予定調和」の範疇ではあるのだ。 しかし、ブログやブログへのコメントには、誰も「検閲」などしない(あまり酷いものについては、後日強制削除される場合もあるのだが)。それは、エントリを書く側、コメントする側にとっては、「自由な世界」では

    ブログはラジオよりも怖い - 琥珀色の戯言
  • 琥珀色の戯言 - 昭和天皇とA級戦犯

    http://www.asahi.com/national/update/0720/TKY200607200188.html この記事が、なぜ今になって出てきたのだろう?という疑問はあるのですが、この内容が事実であるとすれば、僕の率直な感想としては、「あなたがそれを言うんですか?」なんですよね。 それは、仮に名目上だけでも「元首」であり「責任者」だった人間の言葉としては、自分の部下だった人間たちに対して、あまりに酷な仕打ちなのではないか、と。亡くなった一兵卒たちやその遺族、あるいは、直接戦争に参加していない後世の人間たちが第三者として「合祀はおかしい」と言うのなら、それは仕方がないことだと思いますが…… しかし、「1988年、薨去前年の昭和天皇の言葉」に、どの程度の意味があるのか、僕には正直わかりません。 年齢的な判断力の低下だってあったかもしれないし、昭和天皇自身も「戦後平和教育」に影響

    琥珀色の戯言 - 昭和天皇とA級戦犯
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