ブックマーク / gendai.media (141)

  • 「浪花の全身作曲家」キダ・タローが明かす数奇な人生(田崎 健太) @gendai_biz

    芸に身をささげたレジェンドたちの生き様を描き続けるノンフィクションライターの田崎健太氏が、「いま、どうしても話が聞きたい」と会いに行ったのが、浪花のモーツアルトと呼ばれ、数多くの名曲を輩出してきたキダ・タロー氏だ。ほとんど記録に残されてこなかった氏の数奇な人生を振り返る――。 会いたくてたまらなくなった キダ・タローは不思議な存在である。 〝浪花のモーツアルト〟という人をったキャッチフレーズにより作曲家らしい、という認識はあるにしても、関西文化圏以外では、彼が何者であるのかを把握している人間は限られる。 それでも、ほとんどの人は彼が作曲した音楽を一度は耳にしたことがあるはずだ。 例えば――。 日清品の〈あらよ、出前一丁♪〉、大阪のランドマークである『かに道楽』の〈獲れ、獲れ、ぴち、ぴち、かに料理♪〉、あるいはよみうりテレビの〈2時のワイドショー〉、朝日放送の〈プロポーズ大作戦〉のテーマ

    「浪花の全身作曲家」キダ・タローが明かす数奇な人生(田崎 健太) @gendai_biz
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    t_f_m 2019/06/21
  • 「なぜ太陽周期は11年?」400年続く「謎」に千葉大学から王手!(サイエンスリポート)

    カオス的なエネルギーの塊、太陽は、約11年周期で黒点の数が増減している。だが、その理由はいまだ明らかにされていない。この太陽物理学最古にして最大の謎に、新たな計算手法で「王手」をかけた研究者がいる。「400年の謎」の正体とは──! (聞き手:池谷瑠絵 特記外の写真:河野俊之 「サイエンスリポート」より転載) 1610年、ガリレオが自ら作った望遠鏡で黒点の観察を始めて以来、少なくとも400余年にわたって人類は太陽を観察してきたが、これらのデータからわかるのは、「太陽の変動には明らかにパターンがある」ということだ。 ガリレオ自身も、自らが記した克明な黒点の記録から太陽の自転運動を推論したが、およそ27日で一回転する自転のほかに、太陽活動が活発と不活発を繰り返す、約11年の周期が知られている。 太陽緯度を縦軸に、時間を横軸にとって黒点の出現をグラフに表すと、約11年ごとに、ちょうど蝶のような形を

    「なぜ太陽周期は11年?」400年続く「謎」に千葉大学から王手!(サイエンスリポート)
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    t_f_m 2019/05/04
  • 36歳の編集者が、市川に「小さな出版社」を立ち上げたワケ(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

    永井荷風や井上ひさしらが居を構えた「文学の街」千葉県市川市。その閑静な住宅街の一角に「志学社」はある。星海社にて『江戸しぐさの正体』や『マージナル・オペレーション』シリーズなどのヒット作を手掛けたフリー編集者の平林緑萌(ひらばやし・もえぎ)氏が、昨年10月に新たに立ち上げた出版社だ。出版不況が叫ばれて久しいなか、平林氏が市川に「小さな出版社」を作ったのはなぜか。その理由を尋ねた。 名著の復刊を目指して 太田出版では『QuickJapan』、星海社では主に書籍、とこれまで10年近く出版物の編集に携わってきました。を作るノウハウは身に着けたし、ヒット作も手掛けてきた自負はありますが、30代も半ばに差し掛かったときに、この先10年、20年残るような書籍や、新たな出版の仕組みを作りたいと思うようになりました。出版不況の只中で、このままを作っているだけでは、いずれは出版社という船ごと沈没してしま

    36歳の編集者が、市川に「小さな出版社」を立ち上げたワケ(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
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    t_f_m 2019/02/26
  • 女子学生が抱いた“ある嫌悪感”から考える「女子のフェミ嫌い」問題(森山 至貴)

    「私、この論文嫌い」 4時限目のゼミを終え、慌ただしく移動して5時限目の教室にたどりつく。今日は授業開始まで数分の余裕があるから、そのあいだに頭の中を整理して冷静に授業をはじめられそうだ。 内心で安堵しつつ次々と教室にやってくる学生たちの様子をなんとはなしに観察していたら、不意打ちのようにその声が聞こえた。 「私、この論文嫌い」 もちろん無関心ではいられない。5時限目は恋愛結婚、性的欲望などに関する論文を読んでグループでディスカッションする授業なので、「この論文」とはその日の課題文献のことを指しているはずである。 もちろん学生が読むべきだと思って私が選んだものなので、「嫌い」な理由いかんによっては私の選択が間違っていたということになるかもしれない。 ちなみにその日の課題文献は女性の美容整形を題材にしたフェミニズムの文章で、主張は次のようなものだ。 「美容整形というのは人の自由意志でやっ

    女子学生が抱いた“ある嫌悪感”から考える「女子のフェミ嫌い」問題(森山 至貴)
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    t_f_m 2019/01/11
    "二人の学生の抱いた「嫌悪感」もまた、女性の主観的な感情の経験だ。私の説明のしかたによっては、「あなたのその主観的な感情の経験は間違いだ」と学生を否定することになってしまう"
  • ゲノム解析でわかった我々と絶滅人類との深い関係(更科 功) | ブルーバックス | 講談社(4/4)

    アフリカ説は修正される? ゴースト人類とデニソワ人が交配したのは、アフリカの外のはずだ。したがって、ゴースト人類も出アフリカをしなければならない。時代的には、第1回目と第2回目の出アフリカのあいだになる。つまり出アフリカは、少なくとも4回起こったことになる。ゴースト集団を仮定すると、出アフリカが1回増えてしまうのだ。 科学においては、仮説はシンプルなものが好まれる。もちろん、シンプルな仮説が必ず正しいというわけではない。でも、シンプルな仮説が正しい場合が多いので、よりシンプルな仮説があるなら検討しなければならない。 今の場合、ゴースト集団を仮定しても、アフリカからの出入りを3回に抑えられる仮説がある。それは、ゴースト集団も4種の共通祖先も、最初に出アフリカをしたホモ・エレクトゥスの子孫だとする仮説である。 ただし、現生人類(ヒト)がアフリカで進化したことは、遺伝学と化石の証拠から、ほぼ確

    ゲノム解析でわかった我々と絶滅人類との深い関係(更科 功) | ブルーバックス | 講談社(4/4)
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    t_f_m 2018/12/20
    "つまり出アフリカは、少なくとも4回起こったことになる。ゴースト集団を仮定すると、出アフリカが1回増えてしまう"
  • ゲノム解析でわかった我々と絶滅人類との深い関係(更科 功)

    DNAの解析速度は1000倍以上になった いくらがんばっても敵わないものがある。 たとえば、東京から大阪まで行くのに、交通機関を使わなければ、何日もかかる。江戸時代の飛脚は、江戸から京都まで3~4日で走ったらしいが、これは何人かで交替した場合の話だ。1人なら、いくらがんばって走っても、1週間ぐらいはかかるだろう。ところが飛行機に乗れば、1時間ぐらいで着いてしまう。スピードにすれば、100倍以上だ。まるで勝負にならないのである。 飛脚の時代から飛行機の時代に変わるのには、だいたい100年ぐらいかかっている。100年で100倍になったのだ。これだってすごいことだが、最近もっとすごいことが起きた。21世紀初頭のたった数年で、1000倍以上になったものがある。それはDNAの塩基配列を読む速さだ。しかも、DNAの塩基配列を読む費用も、1万分の1以下になった。いわゆるゲノム革命が起きたのである。 今ま

    ゲノム解析でわかった我々と絶滅人類との深い関係(更科 功)
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    t_f_m 2018/12/20
  • 眠っていた「ゴジラ・ビジネス」がいまブレイクした理由(佐々木 俊尚) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

    2014年にはハリウッド版『GODZILLA』、2016年には『シン・ゴジラ』が大ヒット。新宿のホテルに作られた「ゴジラヘッド」なる等身大ゴジラの頭は新宿のシンボルになり、渋谷PARCO取り壊しのときにもゴジラが襲来。キャラクターショップでは月商1000万円を超え、しかも新たに「ちびゴジラ」なるキャラクターまで登場している。 ハリウッド版は2019年、2020年と公開が予定されており、2019年5月公開予定の『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の期待値は高まる一方。2020年の『ゴジラVSコング(仮題)』には小栗旬が出演することも報じられて話題を呼んでいる。 さすが、国民的怪獣「ゴジラ」――と言いたくなるが、実は1954年に誕生したゴジラが「キャラクタービジネス」としてここまで活発になったのは、ここ数年のことなのだという。ジャーナリストの佐々木俊尚さんがその背景に迫った。 1954年11

    眠っていた「ゴジラ・ビジネス」がいまブレイクした理由(佐々木 俊尚) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
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    t_f_m 2018/11/29
    "「知財を守る」だけでは市場は育たない 知財を大切にすることは重要だが、「守る」だけでは決して市場は育たない。その当たり前のことが、ゴジラにも当てはまっている"
  • サーファーに納豆アレルギーが多い、その意外な理由(木原 洋美) @gendai_biz

    アレルギー患者が、気をつけなければいけないアナフィラキシーショック。実は特定のアレルゲンだけでなく、異なる抗原でも起こりうるという。これは「交差反応」と呼ばれる症状。そのリスクは意外なところに潜んでいる。 ハチは2回目が危ない、とは限らない 「殺人アリ上陸!」――。 2017年、神戸港で荷揚げされたコンテナからヒアリが発見され、日中が大騒ぎとなった。 ヒアリ(火蟻)は、その名の通り、刺されると火傷したような熱感を伴った痛みを感じる恐ろしい生物。毒性はスズメバチと同程度に強く、北米では毎年100人以上が死亡している。 連日、マスコミの報道では、毒性の恐ろしさが強調されていたが、対応にあたった神戸市立医療センター中央市民病院・救命救急センターの有吉孝一医師は、「怖いのはむしろ、毒性の強さよりも、アレルギーの交差反応によるアナフィラキシーショック(急性アレルギー中毒)でした」と語る。 「交差反

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    t_f_m 2018/07/30
  • ある日突然「日本人ではなくなった」31歳男性の告白(井戸 まさえ) @gendai_biz

    ある日突然、日人ではなくなった男性。日人であることを証明するにはどうすればよいのか。指紋を取られ、裸にさせられ、屈辱的な経験をした結果……日人にはなれなかった。無国籍・無戸籍の現実がここに――。 日の無国籍者 近藤雅樹。関東近郊に住む、今年で31歳になる男性だ。 ただ、31歳と思っているのは自分だけで、もしかしたら、自分が「誕生日」と思っている日は自分と全く関係ない日かも知れない。 雅樹には戸籍がない。役所に何度も相談に行き、裁判所に申立てを行なったが、「日人であるか否か」すら確定されない。 無国籍・無戸籍状態。 それでもこの日で生きている。 「うちはあんたの当のオカンやない。あんたのオカンはあんたを産んで間もなく死んだんや」 雅樹がそれまで「母」だと思っていたオカンからそう聞かされたのは14歳のときだ。 当のオカンには戸籍がなく、託された義母は雅樹を登録することができなか

    ある日突然「日本人ではなくなった」31歳男性の告白(井戸 まさえ) @gendai_biz
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    t_f_m 2018/07/23
  • 「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由(阿部 幸大) @gendai_biz

    名門校出身者たちを目の当たりにして 教育と格差の問題といえば、しばしば話題にのぼるのが東大生の親の年収である。2014年の調査によれば、東大生の育った家庭の半数強が、年収950万円以上の比較的裕福な家庭だという。 ここで問題視されているのは、階級の固定化である。つまり、裕福な家庭は多額の教育費を支払うことができるので、子供は高学歴化する傾向にある。学歴と収入は比例することが多い。結果的に、金持ちの家系はいつまでも金持ちだし、逆に貧乏人はいつまでも貧乏から抜け出せない――という問題だ。 だが、こうした問題提起に出くわすたび、いつも「ある視点」が欠けていると私は感じる。それは都市と地方の格差、地域格差である。 田舎者は、田舎に住んでいるというだけで、想像以上のハンディを背負わされている。 あらかじめ、どんな地域で育ったどんな人物がこの記事を書いているのか、簡単に紹介しておこう。 私は高校時代ま

    「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由(阿部 幸大) @gendai_biz
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    t_f_m 2018/04/25
  • なぜ林家正蔵は、三遊亭好の助の林家九蔵襲名に待ったをかけたのか(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    林家九蔵襲名差し止め事件 落語家の名前について少々、話題になっている。 三遊亭好楽が、弟子の好の助に自分の前名の「林家九蔵」を継がさせようとして、待ったがかかり、諦めた、という話である。 少しだけテレビでも扱われていた。 みんな芯の部分がわからない、という雰囲気のなか、それぞれの感想を述べるばかりである。落語家もコメントしていたが、まあ、忖度の忖度の、その上の忖度をしないと生き残れない世界だから、そんなに歯切れのいい話が出てくるわけでもない(忖度の忖度の忖度をしていれば、何とか生き残れるという世界でもある)。 テレビで扱われたのは、断ったのが林家正蔵で、水を差されたのが三遊亭好楽という、テレビでよく見る顔だったからだろう。 林家九蔵の名前で襲名できなかった当の人「三遊亭好の助」については、たぶん、ほとんどの人が知らないのではないか。 そこそこ落語が好き、というレベルでもなかなか見かけない

    なぜ林家正蔵は、三遊亭好の助の林家九蔵襲名に待ったをかけたのか(堀井 憲一郎) @gendai_biz
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    t_f_m 2018/03/14
  • 山中伸弥さんが羽生善治永世七冠に聞いた「AIと将棋の未来」(山中 伸弥,羽生 善治) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    ノーベル賞科学者・山中伸弥氏と史上最強棋士・羽生善治氏が「10年後、100年後の世界」について語る「予言の書」が『人間の未来 AIの未来』だ。書の中から「AI将棋の未来」について書かれたパートを特別公開する。 なぜ将棋のソフトが急激に強くなっているのか 山中 人工知能AI)の「AlphaGo」(アルファ碁)が世界トップクラスの囲碁棋士イ・セドルさん(韓国)に四勝一敗で圧勝したことが話題になりましたね。 羽生 はい、2016年3月のことでした。その年の2月、私がNHKの番組[NHKスペシャル「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」2016年5月放送]で人工知能を取材したとき、グーグルの傘下にあるイギリスのディープマインド社で、アルファ碁を開発したデミス・ハサビスさんにお会いしてお話を伺いました。囲碁は少なくとも十年は人間に追いつけないと言われていたので、大きな挑戦と思えました。おそら

    山中伸弥さんが羽生善治永世七冠に聞いた「AIと将棋の未来」(山中 伸弥,羽生 善治) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
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    t_f_m 2018/02/13
  • 回転寿司業界に眠る意外な超優良企業~勝者は「スシロー」でも「かっぱ寿司」でもなかった!(大熊 将八) @gendai_biz

    格安で提供される回転寿司、その業界の「秘密」とはなにか? 実在する「Tゼミ」(瀧哲史京都大学客員准教授が顧問)をモデルにした東大ブラック企業探偵団が「回転寿司業界の勝者」を明らかにする。このゼミでは、公開情報に基づく企業分析と政策分析を通じ、過酷な現代社会を生き抜くための意思決定方法を学び実践している。 東大・京大で売り上げ第一位!日最強の企業分析小説が、回転寿司業界の「いい会社」「悪い会社」を徹底分析する。 ←「その一」はこちらから その三、回転寿司業界に眠る超優良企業 回転寿司業界の勝者は「スシロー」?「かっぱ寿司」? 「ふーん、でもやっぱり私がよくわからないのはね……」 マオがハルキに向かって言う。 「外オペレーションの自動化の流れ自体は、目新しくもなんともないでしょう。創業以来手作りの味にこだわっていた吉野家でさえ最近ご飯盛りロボットの導入を始めたぐらいよ」 マオは先ほどの話

    回転寿司業界に眠る意外な超優良企業~勝者は「スシロー」でも「かっぱ寿司」でもなかった!(大熊 将八) @gendai_biz
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    t_f_m 2017/10/13
  • いま日本中で急増している「マンション管理人失踪」という異常事態(週刊現代) @moneygendai

    管理人はいるのが当たり前――そう思い込んでいる人ほど、彼らが普段、どれほど面倒事を引き受けてくれているかを知らない。いざいなくなったとき、待ち受けているのは絶望的な現実だった。 ヒビが入った窓ガラスも放置 埼玉県川越市。JR川越駅から徒歩20分ほどのところに、築約40年のAマンションがある。 「正直、身体がしんどいので、ここらで辞めさせてもらいます」 20年以上にわたりこのマンションの管理人を務めていた70代の女性が突然いなくなったのは、この4月のことだった。 Aマンションの管理組合理事長を務める60代の男性住民が言う。 「その管理人さんはもともと管理会社から派遣されていたのですが、長年修理や管理を一手に引き受け、住民からの信頼も篤かった。会社を定年退職されたのを機に、管理組合と直接契約し、引き続き務めてもらっていました。 それが、昨年あたりから『私も歳だし、この仕事はキツい』と何度か相談

    いま日本中で急増している「マンション管理人失踪」という異常事態(週刊現代) @moneygendai
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    t_f_m 2017/07/11
    カネの話
  • 東野圭吾作品の翻訳者から見た「日本語英訳」の難しさと魅力(アレクサンダー・O・スミス) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

    ハーバードで日古典文学を学んでいた ――『容疑者χの献身』『聖女の救済』『悪意』『白夜行』『真夏の方程式』といった東野作品の翻訳を手がけたアレクサンダー・O・スミスさんにお話をうかがいたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 アレクサンダー・O・スミス(以下アレックス)こちらこそよろしくお願いします。私のことはアレックスと呼んでください。 ――それではアレックスさん、はじめに日語英訳者になった経緯を教えてください。 アレックス 私はもともと説話文学に関心があって、とくに日の神話や民話に心惹かれました。昔の日人が物語をどんなふうに創って、語り伝えたのか。それを知りたいと思いました。民俗学的な興味もあったと思います。 それでハーバード大学の大学院では日古典文学を専攻したんです。当初はこの分野で博士号を取得しようとも思っていたのですが、ちょっと気が変わって(笑)、1998年にゲーム

    東野圭吾作品の翻訳者から見た「日本語英訳」の難しさと魅力(アレクサンダー・O・スミス) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
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    t_f_m 2016/10/04
  • 陛下の前で涙を流した彼らは何者か~放置され続けたフィリピン「無国籍邦人」という問題(北島 純) @gendai_biz

    に見放されてきた慟哭の歴史 1月28日、国交正常化60周年を記念してフィリピンを御訪問中の天皇、皇后両陛下が、フィリピンに在留している邦人と御接見された。その中に、両陛下を前に万感胸に迫る人々がいた。「フィリピン残留日人」と称されている日系人連合会の関係者である。ある者は思わず、両陛下の姿を見て号泣したという。 その涙の背景に、戦後70年間も日に見放されて来た慟哭の歴史があることをご存知だろうか。「フィリピン残留日人」とは、戦前にフィリピンに移民として渡った日人や旧日軍の関係者がフィリピンで現地の女性と結婚してもうけた子供たち(2世)だ。 日人の移民は、アジアだけでなく、ブラジルやペルーといった南米も含めて世界中にいると言っても過言ではないし、旧日軍関係者の残した子供たちは、フィリピンに限らず中国やインドネシア等、アジア各地に存在する。しかし、フィリピンが他の地域と異なる

    陛下の前で涙を流した彼らは何者か~放置され続けたフィリピン「無国籍邦人」という問題(北島 純) @gendai_biz
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    t_f_m 2016/02/04
  • 羽生善治が将棋を突き詰めた結果たどりついた境地(高川武将,G2) @gendai_biz

    発売中のノンフィクション雑誌『G2(ジーツー)』第19号に掲載後、大きな反響を呼んだ記事「騎士道 羽生善治」。ルポライター・高川武将が6度のロング・インタビューを通じて「羽生善治心に迫ろう」とした、文字どおりの「言葉の対局」です。原稿が予定の80枚を大幅に超える160枚に達したこともあり、誌面に載せきれなかった「後半」をおよそ2週間にわたって随時掲載していきます。棋士とルポライターの真剣勝負をご堪能ください(G2編集部) ▼羽生善治将棋の神」に極意を質す(その1)~(その4)はこちらからご覧ください (その1) => http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43587 (その2) => http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43595 (その3) => http://gendai.ismedia.jp/articles

    羽生善治が将棋を突き詰めた結果たどりついた境地(高川武将,G2) @gendai_biz
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    t_f_m 2015/06/16
    あとで
  • アフリカで50社経営し300億円稼ぐ金城拓真さんは、謙虚を超えて自分に自信がないレベルのひきこもりだった(イケダ ハヤト) @gendai_biz

    アフリカで50社経営し300億円稼ぐ金城拓真さんは、謙虚を超えて自分に自信がないレベルのひきこもりだった (5月某日、都内の『塚田農場』にて。現代ビジネス編集部の徳さん、佐藤さん、イケダハヤトで金城拓真さんを囲みました。) 金城:イケダさん、意外といい声なんですね。 イケダ:いやむしろ、金城さん意外と声高いっていうか可愛いですね(笑) 金城:この声で何度苦労したことか…(笑) 徳:もうすぐ東京を発つんですよね。ギリギリでお会いできてよかったです。 イケダ:どんな感じで帰るんですか?アフリカで幅広くビジネスしているわけですが。 金城:明日、東京を発ちますね。一回ケニアに入って、ザンビアに入って、タンザニアに行って、という感じです。仕事があるんですよ。 徳:今、塚田農場ですが、明日はケニア(笑)今、何社くらいあるんですか? 金城:そんなに増えてないですよ、この半年で2〜3社増えていて、50社く

    アフリカで50社経営し300億円稼ぐ金城拓真さんは、謙虚を超えて自分に自信がないレベルのひきこもりだった(イケダ ハヤト) @gendai_biz
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    t_f_m 2015/01/16
  • 一手も悪手を指さなかった三浦八段は、なぜ敗れたのか(山岸 浩史)

    チャンスを得た三浦、リードを狙う 先制攻撃をかけることを、将棋用語で「仕掛ける」という。電王戦第5局は序盤戦を得意の展開に持ち込んだ三浦弘行八段が、いつ、どう仕掛けるかに注目が集まっていた。 だが、先に仕掛けたのはGPS将棋のほうだった。 「変な手、来たね……」 控え室で戦況を見守る棋士たちから、戸惑いの声が上がる。それは、見るからに違和感がある仕掛けだった。プロでなくても将棋を熱心に学んだことがある者なら、このような仕掛けはうまく行かないと直観的に捨ててしまう類の手順だ。 終盤戦での、玉が詰むかどうかという読みでは、人間はすでにコンピュータの敵ではない。目的が明確なときの演算能力こそコンピュータの最大の強みだ。 しかし、まだ目的が漠然としていて読みを絞れない序盤から中盤にかけては、人間にアドバンテージがあるとされている。経験によって培われた直観、すなわち大局観が、考え方の方向を教えてくれ

    一手も悪手を指さなかった三浦八段は、なぜ敗れたのか(山岸 浩史)
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    t_f_m 2013/05/15
    阿部四段 "「それに、バグを見つけてあげれば、その分、コンピュータも進歩できるじゃないですか。僕は" (略) "ゲームプログラマーになりたいと思ったこともあって、" (略) "だからバグを探すのも好きなんです」"
  • ソフトとの対局3日前、「棋界の武蔵」三浦八段が漏らした本音(山岸 浩史)

    ソフトとの対局3日前、「棋界の武蔵」三浦八段が漏らした音 「人間対コンピュータ将棋」頂上決戦の真実【前編】 【訂正】GPS将棋開発者の金子知適氏より、文中の金子氏の発言に関する記述に2ヵ所、事実と違う点があるとのご指摘をいただき、検討しましたところ、筆者の誤認であることがわかりましたので、訂正いたします(該当箇所に注釈があります)。金子氏に多大なご迷惑をおかけしましたことを、謹んでお詫びいたします。 人間が機械と引き分けて泣く日が来ようとは・・・ 「人間がコンピュータに負けちゃ、だめだよね?」 高校生になったばかりの息子がニュースを見ていてそう問いかけてきたのだけど、どう答えたものだろうか──ある友人からそんなメールが届いたのは、4月19日の夜だった。 親子ともに、将棋についての知識はほとんどない。そして、その息子さんは「人間」を応援するニュアンスでそう言ったのだという。 将棋のプロ棋

    ソフトとの対局3日前、「棋界の武蔵」三浦八段が漏らした本音(山岸 浩史)
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    t_f_m 2013/05/15
    "いま将棋界を襲っているエイリアンたちは、片っ端から手を読む。それに耐えうる「脳」の馬力がある。そして将棋とは、人間が捨ててしまう手のなかに、例外的に「正解」がまぎれこんでいることもあるゲームなのだ。 "