LINKは、HTC U11をケーブルで接続するタイプのヘッドマウントディスプレイ。モバイルVRというと、サムスン電子のGear VRのように、スマートフォン本体をHMDに装着するものが一般的だが、LINKはHMD側にディスプレイを持つ。スマートフォンは、映像を処理するための機器という位置付けだ。PC用のVRに使われるPCを、スマートフォンに置き換えたものと考えれば理解しやすいだろう。 従来の簡易型モバイルVRとの違いは? スペックも、シンプルなモバイルVR以上にリッチな体験ができるように仕上げられている。ヘッドトラッキングセンサーは、Gear VRなどで一般的な3DoF(Degrees of Freedom)ではなく、6DoFに対応。これは、HTCが開発した「VIVE」と同じスペックとなる。本体に加えて2つのコントローラーを備え、カーソルを合わせたり、モノをつかんだりといった操作も行える。
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