3月21日、TOHOシネマズ日本橋にて「東京アニメアワードフェスティバル2014」が開催され、新作アニメ『Gのレコンギスタ』発表をしたばかりの富野由悠季監督がトークセッションを行った。 ゲストにフランスのアニメビジネスのパイオニア、セドリック・リタルディ氏と人型二足歩行ロボットの開発に携わったシャフト社を立ち上げ、経営に関わった実業家・246キャピタル株式会社の加藤崇氏を招いて、『アニメの未来』について語る……のだが、富野監督は開口一番、「アニメーションの未来についてですが、未来なんてねえよ!」といきなりデッドボール級の一言を投げてきた。ただし条件が付きますが、となけなしのフォローを入れるも…… 富野監督:今『源氏物語』(超現代語訳)を読んでるけど、1000年前から末世、この世は終わりだってずっと言ってるんだから! 未来なんてないんですよ! これが理解できれば後の話は一切聞く必要はない!