元刑務所の内部。米サンフランシスコにて(2007年6月14日撮影、資料写真)。(c)AFP/ROBYN BECK 【10月14日 AFP】無実の罪で人生の半分以上に当たる23年間を刑務所で過ごしてきた米カンザス(Kansas)州出身のラモンテ・マッキンタイア(Lamonte McIntyre)さん(41)が13日、再審で無罪となり釈放された。マッキンタイアさんは釈放直後、テレビカメラや支援者の輪の中で母親を抱き締めた。 マッキンタイアさんは17歳だった1994年、白昼に発生した発砲事件の裁判で複数の目撃者の証言により2人を殺害したとして有罪判決を受けた。しかし、この目撃者たちは後に証言を撤回。当時の検察当局も物的証拠やマッキンタイアさんの動機も提示していなかった。 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)によれば、事件当時は捜査令状も出されず、マッキンタイアさんと被害者らと