たばこ市場が縮小するなか、JT=日本たばこ産業は、主力ブランドの「キャスター」と「キャビン」の名称を変更し、アメリカのたばこ会社から買収したブランドと統合して、今後、海外展開を強化することになりました。 JTにとって、キャスターとキャビンは国内では首位の「メビウス」や「セブンスター」に次ぐ主力のブランドです。 一方、「ウィンストン」は、たばこの販売量で世界2位のブランドです。 たばこ市場が縮小するなか、JTはことし8月上旬以降、国内で順次ブランドを統合し、今後、アジアなど海外展開を強化することで、売り上げの拡大を目指す方針です。 記者会見したJTの小泉光臣社長は「ブランドの統合によって、世界第1位のたばこメーカーに飛躍することを目指したい」と述べました。