ジョヴァンニさん、見てますか。カッシーニが捉えた、土星の衛星が並ぶ美しい写真2016.03.15 23:00 渡邊徹則 300年越しの邂逅。 1997年に打ち上げられ、現在もなおミッション継続中の土星探査機、カッシーニ。今後は第9惑星の探索をするのではないか、という噂もある、現役バリバリの探査機です。 そのカッシーニが昨年10月頃に捉えた写真がこちら。土星の衛星である、レアとテティスが並ぶ美しい姿です。 この写真は、テティスから約36万km(地球月間が約38万km)の地点で撮影されました。左がテティスで右がレアですが、実際にはレアのほうが大きな衛星です。 その大きさから計算して、レアは、1ピクセルにつき7km。テテュスは、1ピクセルにつき9kmに換算されます。 ちなみにこの2つの衛星は、共に17世紀の天文学者、ジョヴァンニ・カッシーニによって発見されたもので、300年以上を経た現在、彼の名