治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ 作者: 高山知朗出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2016/09/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 表題の本を読了。今回はそのレビューを兼ねて、約一年ぶりの投稿です。 がんを告知された患者がまず最初にとる行動といえば、病気や健康に関連する一般向けの本を読んだり、いわゆる「闘病記」カテゴリーのブログを読んだりといったことでしょう。 とくにそれまで健康だった人間は、いきなり医学用語を多用した「ムズカシイ」文献を読みこなせるわけもなく、もっとやさしい入り口を探すことになります。 多くの場合、病気のことを打ち明けて詳しく相談できるような医学の心得のある人は身近にはおらず、テレビや週刊誌で聞きかじった玉石混交の情報をあれこれインプットしてくる親族に耳を傾けたり、同じような境遇の人が書いた「闘病記」を読みふけったり、重すぎ
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