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ブックマーク / rev.hatenablog.com (24)

  • こわれもの宅配便 - REV's blog

    ある国に、宅配便屋がありました。 まあ、世界でもトップクラスに安く、速いと評判でした。 この宅配便屋は、一律料金です。ただ、中では、衣類品など普通の荷物と、壊れ物生物など特殊な荷物で部署が違います。最近、この、壊れ物部門の人手不足が問題になっているのです。 昔は、宅配便で送るのだから、壊れたのは、梱包が悪かったから、と皆思っていました。最近ではクレームの嵐です。それどころか、最初から壊れていたようなものでも、配達者の責任になります。訴訟訴訟。訴訟に嫌気をさした人は、配置転換を申し出たり、退職しました。 また、衣類保存品など、通常荷物は配達指定が緩く、担当は、9時に出社、5時に帰ります。夕方5時を過ぎたらどうするか?「壊れ物」シールを貼って、壊れ物部門に送ります。結局、壊れ物部門が24時間働かなくてはいけません。普通荷物は、ベルトコンベアに放り投げ、流れ作業で片付くのですが、壊れ物は一点

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  • オタク世代論 - REV's blog

    たとえば、PCの世代を考えてみても、OS、CPUといった要因がいくつもある。 オタクの世代を決めるものは、経済・政治技術環境・コンテンツの蓄積、と、さまざまなものがあるので、これこそ、一概には言えないだろう。 といいつつ。 ■新人類世代(1960年代前後生まれ)の原オタク世代は、70年代後半以降の成熟社会化に伴うコミュニケーション文化の高まりの中で劣等感や屈を感じた。それが表現行為に繋がる過剰さを生んだ ■ だが先行世代のオタク遺産に只乗りした団塊Jr.世代(70年代前半生まれ)以降、なだからに抑的側面が消える。ちなみにエネルギー水準の低下を意味する(メランコリー)と違い、抑(ディプレッション)はエネルギーを向ける先が分からずに、滞留した状態を意味する。 http://www.miyadai.com/texts/013.php オタク第一世代の私の一回り(12年)年少の、オタク

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  • 評論について - REV's blog

    http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/kazenotori/20080104/1199511494 ある人間が読んだ作品には、なんらかの序列を付けられるはず。「引越しのときに捨てる順」「思い出した順」「読み返した順」などなど。その、まんなからへん、上5%、下5%、を、どういう言葉で形容するかっていうのは、結構問題な気はする。 ! あと、 子供は砂糖を、青年はたんぱく質(肉)を、若者は脂肪を、壮年は旨み(アミノ酸)を、中年は核酸(魚卵なんかね)を好む という言葉がある。根拠は無い。 作者が、子供向きに、甘く作ったべ物を、大人がべて「甘い」というのはフェアなのだろうか。 参考: http://anond.hatelabo.jp/20080105210150

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  • 思いやりレストラン - REV's blog

    ! 村には、堂がありました。 親子丼や煮魚定、うどんなど何でも作り、たまに、夜中にお腹がすいた村人が出たときには、余ったご飯を使い、雑炊を作ってくれたそうです。 月日が経ちました。村は町になりました。 堂はレストランになりました。親子丼や煮魚、うどんだけでは、お客が満足しません。マグロにステーキ、コロッケ、ハンバーグにパスタと好みは様々。てんてこ舞いです。しかも、店内は騒然としています。お腹のすいたお客は、お腹がすいているから先にだせ。早く来た客は、早く来たんだから先にだせ。後に予定が入っている客は、予定が詰まっているから先に出せ。簡単なべ物をオーダーした客は、簡単なべ物だから先にだせ。なんとか、みんなに一番都合のいい出し方を考えて、まとめて調理すると、お前は神様にでもなったつもりか、と非難轟々です。 夜も大変です。昔、村の夜は早く、夜中にやってくるひとは少なかったものです。あま

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