兵庫県の荒木一聡副知事(66)が任期途中で退任することが18日、関係者への取材で分かった。斎藤元彦知事(44)は、後任に県県土整備部の服部洋平部長(59)を起用する方針で、30日の県議会定例会最終日に人事案件として追加提出する。同意が得られれば4月1日付で就任し、任期は4年間。 【写真】新教育長になる藤原俊平氏 服部氏は1986年に県職員に採用され、宝塚土木事務所長や土木局長、県土企画局長などを経て2020年6月から現職。県内では神戸・六甲アイランドと神戸市長田区をつなぐ大阪湾岸道路(阪神高速湾岸線)西伸部など重要な社会基盤整備が進んでおり、技術系の部署を長く経験した服部氏の手腕や調整力が必要と判断したとみられる。 斎藤知事はこれまでの県議会本会議などで、副知事も含め幹部に女性を積極登用する意欲を示していたが、21年9月に副知事に就任した県職員OBの片山安孝氏(61)に続き、男性を起用する
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