昨日、東京・明治公園で開かれた「さようなら原発 5万人集会」で大江健三郎さんら呼びかけ人の発言に続き、武藤類子さん(ハイロアクション福島原発40年実行委員会)が、福島県民を代表して、あいさつをしました。県民の苦境と、ともに生き抜こう、という、ふくしまからのメッセージ。武藤類子さんの言葉に多くの人が共感し涙しました。 以下はその全文です。 _________________________________ みなさん、こんにちは。 福島から参りました。 今日は福島県内から、それから避難先から 何台もバスを連ねてたくさんの仲間と一緒にやって参りました。 初めて集会やデモに参加する人もたくさんいます。 それでも 「福島原発で起きた悲しみを伝えよう」 「わたしたちこそが原発いらないの声をあげよう」と 声を掛け合い、誘い合ってやって来ました。 はじめに申し上げたいことがあります。 3.11からの大変な
原発事故処理問題の課題は「拡散防止」。いかにして、放射性物質を“通行止”させるかが第二次被曝期の拡大防止のカギになっている 福島第一原発では現在、原子炉の温度を下げる作業と並行しながら、原子炉建屋をすっぽり覆ってしまうカバーの設置作業が進められている。微量ながら現在も大気中に噴出している放射性物質が、これ以上拡散しないようにするための処置だ。 この放射性物質の拡散防止が、原発事故処理における今後の課題ではあるが、実は大気中の風に乗って拡散する以外にも、意外なルートが発覚し問題となっている。 そのうちのひとつが「車」だ。8月30日、文部科学省は宮城・栃木・茨木の各県の放射線を空から観測した「航空機モニタリング」の結果を公表した。すると、福島県中通りから国道4号線や東北自動車道に沿って南西方向、つまり首都圏方向へ向かう一帯だけ、明らかに他の地域よりも高い線量が計測されたのだ。 3月の事故以来、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く